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2017.08.20

お金持ちの『お金の習慣』が実は役に立たない理由

こんばんは。マーケティングコンサルタントの佐藤友子です。昨日は小学校からのお友達の結婚式で、久々に会う人もたくさんいたので、終電までずーっと喋ってました。幼馴染っていうのは思い出の時のままある意味止まって流ので、必然的に『昔話』が主になります。良くも悪くも。。

 

 

風船を飛ばすセレモニーが!お天気が良くて風船も青空に映えて、幸せいっぱいの素晴らしいお式でした。

 

頑張るサラリーマンの実情

 

私たちは小学校のときからのお友達なので、毎日の自分の日々を生きれば良かった時代を共有しています。ですが今は30代も半ばとなり、そうはいかなくなってきているという現実が大きなギャップとなり、10年前の同窓会とは話題が違うなと実感します。例えば、こんな2人の同級生のお話を聞きました。

 

*最大限まで出世しちゃったけど、忙しさの割には待遇が悪い保育士

*早朝から夜遅くまで働いても、管理職なのでお給料が低いパティシエ

 

彼らの仕事ぶりは真面目であり、職場環境の改善にも真摯に取り組んでいます。ですが、働き者であるがゆえに、労働力がすべて職場・あるいは消費者(顧客)に吸収されてしまい、結果フラストレーションとなっています。例えば、保育士の彼女がこんなことを言ってました。

 

「私は残業代がでない立場なんだけど、例えば医療職の方とかはお迎えがどーしても遅くなることが多くて、こないだは19時に来る(それも延長)って言ってたのに、19:45にきて、気持ちはわかるししょうがないのもわかるんだけど、心の中では「おせーよっ!!!」って思っちゃったよね。」

 

も、申し訳ない、、医療職あるあるですよね。。うっ、、って思ったのですが、医療職の立場からすると、なかなかサクッと帰れない雰囲気、早く帰らないととわかっているのに要領よく仕事ができない配分の悪さ、仕事を負担するのは各々の善意に任されるというカオスなどなど、様々な原因があります。どこの職場でも起こっていることは同じで、時短だなんだと言っても、誰かに負担のしわ寄せが言っているのです。特に「少人数で一つの仕事をする」という形態の仕事にはありがちです。これは労働環境を改善することも急務なんだなと。

 

また、パティシエの彼がこんなことを言っていました。

 

「働いても出世しても、給料が見えてる。今後家も欲しいし、いろいろお金も必要だと思うと、今のままじゃ不安なんだよね、正直。独立して店を持ちたいって思うんだけど、嫁が反対するんだよね。。サラリーマンの方が安定してるからって。。。」

 

彼の実家はお菓子やさんで、地元ではすごく愛されていました。お兄さんもパティシエで、独立してお店を持っていらっしゃいます。なので独立したいっていうのは自然の流れなのかと思いますが、奥様に反対されているそう。『サラリーマン=安定している』って言うのは、実は思い込みでしかなかったりします。

 

こんな場合の対処法は3つあります。

 

(1)給料の高い企業に転職する

(2)収入源を複数持つ

(3)独立して経営側にまわる

 

そもそも論なのですが『今の就職先でお給料をあげてもらい、労働時間を適正に』って言っても難しいのです。企業なので。。なんだかんだ言っても、企業というものは生産性の高い優秀な労働力をできるだけ安く使いたいもの。頑張っている社員にボーナスくらいは出してあげたいな!っては思っているでしょうけど、毎月高いお給料をはらいたい!とは考えていないのです。コスト管理の考えからするとそうなります。経費はできるだけ抑え、経常利益をいかにあげていくか?が正しい経営です。残酷に聞こえるかもしれませんが、『従業員は安く使うのが正義』っていうことです。内部留保が多い企業なんてそうそうないですから、急激にお給料UP!とかはありえないと考えていいでしょう。※経費の考え方は「フリーウェイ経理」様がわかりやすいです。経費ってこんなにかかってるなと。。「営業利益と経常利益の違いとは?」

 

そういう環境の中でも従業員が楽しく働ける環境づくりはありますが、また別の機会に。与えられた環境の中でいくら自分が「これは正論だ!」って言ったとしても、急には変えられないのです。「だったら辞めれば?」になっちゃいますよね。そもそも何が問題なのか?なぜ彼らはフラストレーションを感じているのか?を考えてみました。

 

お金、必要なんです!次元あげてる場合じゃないんです!

 

好きな仕事をしていて、やりがいを感じていて、じゃあ何が嫌なの?っていうと、『時給が低い!』という部分ではないでしょうか。そもそもお給料が低くても時間があれば、副業をしたりできるでしょうし、(副業禁止なら投資ならできると思いますし)他にお金を稼ぐ手段があると思います。医師は過酷なお仕事なのになぜ辞めないか?それは相応のお給料がもらえるからです。もちろんやりがいはあるでしょうけども。

 

人生お金じゃないよとか、お金にフォーカスしてるから貧乏なんだよとか、次元をあげればお金もついてくるからとか、いろいろ言う方もいらっしゃいますが、、、まだまだ資本主義経済で評価される世の中ですし、生活していくには貨幣が必要なので、『お金、必要なんです!』だからお金がなくて辛い!って思っている時点では、「どうやったらもっと稼げるんだろう?」って、どんどん考えればいいと思います。まず最初はお金のために〇〇する。って考えでも、私はいいと思うんです。お客様や相手に対してそれを出さなければ。

 

自分の人生を生きるために、必要なお金

 

例えば、子育てだったり、自分の趣味だったり。そういうことのためにお金って必要だと思うんです。よく成功者の話で、「僕が成功するためのお金の使い方は、感謝の気持ちで支払うことです。」とか「いい循環を連れてくるように旅立たせる感覚で使うんです。」みたいなことをおっしゃる方がいたり、そういう書籍がバカ売れしたりしてますが、成功者に今のお金の使い方を聞いたってあまり意味がないんです。そーじゃなくて、成功する前のくすぶってた時はどういうマインドでどういう行動をしてて、どういう気持ちだったのか?って誰も教えてくれない気がします。貧乏でどうしようもなく辛かった時のお金への考え方やその成長の過程を教えてくれよ。って思いませんか?

 

『次元高め』の方が気持ちがいいのは、想像が及ばなくて現実味がなく、現実逃避できるからです。ですから現状、お金のことで困ってる!っていう状況であれば、素直に困ってるからもっと稼ぎたい!って思ってOKだと私は考えています。昨日同級生たちのお話を聞いて実感しました。

 

私の場合の独立の動機は、『時間が欲しかった』ことなので、最初はもっと時間がなくなるような負荷がかかったけど、その分数年で自分の配分でコントロールできるワークスタイルを手に入れることができました。一時的にリスクを取る必要はありますが、そのリスクをとっておいて本当に良かったと心から思います。

 

一方、同級生たちの中でも、サラリーマンでもお給料をそれなりにやりくりしていて、労働環境もいいという人は、現状で満足しているようで、そのような仕事に対しての不満は口に出していませんでした。やはり、『金銭状況』が左右する幸福度というのはあると思います。(それだけって意味じゃないんですけど)

 

独立・複数収入源をスタンダードな世の中に!

 

大企業でも副業が認められる時代になってきました。1つの収入源に頼り切ると、どうしてもそこに依存してしまう形になりますが、収入源をいくつも持つ、あるいはサラリーをもらう形式だけでなく、独立起業するということがスタンダードにできればとてもいいと思うんです。とても真面目で仕事も大好き!だけど待遇やお給料が。。と嘆く同級生たちのためにも、さらに事業主の利益をあげていくためのコンサルの精度を高くしたい!と強く思った週末でした。2〜3年のうちに、彼らの支援ができるようになりたいなと。

 

『収入をあげたい!』というのはなにも悪いことではなく、そして現状切羽詰まっているのであれば、『お金に執着』するのも当たり前なんです。そこで『執着を手放しましょう』なんて言われても、手放せるワケないんです。だって生活がかかってるんですから。そんなの切羽詰まってない人の綺麗事に聞こえるんです。そんな時は、『お金に執着しても『今は』全然いいんだ!』って思っておくといいと思います。ゆくゆくは余裕のある気持ちで過ごしていきたいと誰しも考えていると思います。しんどい時は一時的に、『しんどい!』って思いっきり自覚してOKです。一時的だからね。って思っておくといいかと思います。

 

大怪我で気が狂いそうなくらい痛い時に、『私は健康』とか思えないでしょ?って話です。ちょっと極端ですが。。自分が怪我を克服できる!と思う気持ちと、痛い!もーいやだ!と思う気持ちは両方あっていいのです。そう考えるとしっくりくるかなと。あなたがもし現状、正直お金に苦しんでいることがあるのであれば、素直にその気持ちを出して、執着して切羽詰まっていいんです。他人に「お金ください!困ってるんで!」って言えとかそういうことではなく、『お金を稼ぐための行動』を前向きにしてみても全然恥ずかしくないし、正しいんですよ。ってことです。

 

『お金持ちのお金の習慣』に、くれぐれもダマされませんように。。。

 

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