toggle
2019.10.28

神様からのプレゼントと差別化戦略

こんばんは。佐藤友子です。突然ですが、「神様」って信じますか?

人気ブログランキング

(ブログランキングの応援ありがとうございます。今日は天賦の才と活かし方についてです)

強みとは天賦の才のこと?

「神様」とかいきなりどうしたんだ?と思われたかもしれません(笑)が、真面目な話です。私には特定の宗教はないのですが、もし「神様」というものがいるとしたら「遺伝子」と「環境」の2つだと考えています。

 

マーケティング上、「差別化」つまり「ポジショニング戦略」ってすごく大事です。そしてそのためには「自分(自社)の強み」がわかっていないとできません。

 

では強みとは何か?多くの人がその答えが欲しいけれど、見つけられなくて困っています。それもそのはず。強みは「診断」のようにして導き出せるほど単純ではないですし、磨いていかないと光らない。つまり発揮されないのです。

 

私は看護師をしてきた時から、様々な人に会ってきました。治験の施設にもいたことがあるのですが、その時に1卵生双生児の試験を行ったんです。不思議なことに、別々に生活していても、似たような性格をしている双子も多かったです。

 

一説によると、性格や特性は、遺伝で半分くらい決まるものもあるそうです。容姿なんていうのはまさにその例で、だいたいは親と似たような見た目になります。

 

容姿に恵まれている人は、モデルや俳優などの芸能人になれる確率が上がります。でもそれは時代性があるので、現代で美人だと言われている人が例えば300年前に生まれていても、美しいとは言われなかったかもしれないですよね。「美しさ」の基準が違いますからね。

 

あなたの遺伝子は恵まれている

同じように、内向的な人、外交的な人、論理的な人、感覚的な人とさまざまですが、もし今あなたがうまくいっていることがあるとしたら、「たまたま現代では遺伝的に恵まれていた」という可能性もあります。

 

例えば私は内向的な性格で、どう頑張ってもパリピにはなれません(笑)。ですから私みたいな人からすると、外交的な人はとても大きな才能に恵まれているように見えるのです。でも逆に言えば、外交的な人からすると私みたいに孤独に強い性格は才能に見えることでしょう。そういう意味では、ひとりひとりになんらかの強みが、複数あるはずなのです。

 

「生真面目」な人ほどなぜ損をするのか?

となると、「生真面目な人」ほど損をしがちです。どういうことかというと、自分の遺伝子、つまり才能を低く見積もってなんでも努力によって獲得しようとするので、才能に気づきにくいのです。ですがそれは、持っていない人からすると、当たり前ではないのです。逆にいうと傲慢ということにもなります。だって、たとえば、なりたい顔NO1に選ばれた女優が「私なんてブスで・・」とか言ってたら、不幸の手紙を送りつけたやりたくなりますよね?笑

 

あなたは「なんでこんなこともできないの?」と言われて傷ついたことはないですか?私はあります。小さい頃から運動がまるでダメだったので「佐藤さんはなんでそんなに足が遅いの?」と言われてすごく傷ついてました(笑)。運動会の「全員リレー」とかいうイベントは、私にとっては死亡フラグでしたよ。

 

逆に、授業で教科書を一度読んで理解できていない同級生などをみると「なんでこんな簡単なことがわからないの?早く走る方がよほど難しいんだけど」って思ってましたから、お互い様ですよね。

 

ですから私たちは、できないことをできるようにすることよりも、ポジショニングという考え方でいうと、「当たり前のように持っていること」を神様から与えられた才能だと理解することの方が重要です。そして、その才能を持って生まれなかった人たちのためにも、活かしていくと考えてみてはいかがでしょうか。

 

もうひとつ、「環境」についてはまた機会があったら書きます。まぁ何にせよ、「これは私の遺伝子だわ」「ゲノムマジ感謝」と思えて素直に受け入れることができると、余計なこだわりがなくなるので、サクッとポジショニングができたりします

 

ないものばかりに目がいってしまう人は、自分が与えられている遺伝子というギフトに、気づけていないのでしょうね。そういう人は、なかなか他人に「与える」、つまりビジネスでも価値を提供するということが難しいのです。あなたはいかがですか?

 

無料動画で学ぶ

友だち追加

この記事を読むとあなたの経営力がさらに上がります