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2020.01.10

性差をとりまく悩みとビジネス

こんばんは。佐藤友子です。以前、知り合いのドクターに頼まれて、とあるクリニックのヘルプに行ったことがあります。そこには、いわゆる「性同一性障害」の患者さんがたくさんきてました。

 

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性差と生きづらさ

そのクリニックには、女性の心を持つ男性(つまり、体は男だけど心は女)の方が、よくホルモン注射をしにきてました。中には、どっちでもない、つまりバイセクシャルの方もいましたね。いわゆる風俗のお仕事をしていて「アタシ、この仕事しかできないからさ…仕事もないのよ。肩身も狭いもんだわ。」って悲しく言っていた方もいましたよ。

 

今では、LGBTQ(厳密には、もっと多く定義されていることも多いです)などの「性的マイノリティ」の人たちの人権が、だいぶ出てきたように思います。あえて「人権が出てきた」といったのは、以前、少なくとも今30代の私が10代だった頃とかは、控えめに言っても、「性的マイノリティ=差別対象」みたいな文化が日本ではあったように、私は記憶しています。

 

男の子が2人で仲良くしてると「げ、あいつらホモじゃね?」とか言われてからかわれたりいじめられたりする。つまり「ホモ」が差別用語だったのです。

 

 

性差の問題というのは単純ではなくて、どうしても生物学的には、人間は子孫を残す方法として子どもを産むしかない。つまり、男性と女性によって成り立っているので、男か女か?という分け方になりがちでした。

 

また、そういう性別ごとの特徴もあってなのか、女性は世界的にも地位が低い時代が続きました。歴史的にみても、日本で女性の参政権が認められたのは、なんと戦後の1945年、昭和に入ってからなのです。日本でもそうですが、女性の権利に関しての主張が、だんだん世界中で起こるようになりました。

 

確かに、病院で働いていた時も、お年寄りの患者さんは「あの先生は女なのによく頑張るよ」「女のくせに!」「女なんだから、もっと大人しくしたら」などと言っている方がいましたね。彼らが良い悪いというよりは、時代なのでしょうね。

 

これからは女性の時代!はもう古い?

時々ビジネスの切り口で「女らしさ」「女性の時代!」みたいなことをみつけます。私は世界的に見ると、今となってはちょっと遅れがちなコンセプトだなと思います。

 

このようなコンセプトは先に述べたように、LGBTQのような「性的マイノリティ」の人々からすると、どうもピンとこないか、「入りたいのに入れない」のです。鋭い方はもうお気づきかもしれませんが、私がここで言いたいのは、性差のことでは、実はありません。

 

「マイノリティを排除する」という考え方が、時代遅れであり、差別的だ。ということを言いたいのです。

 

「らしさ」は自分で選べ!

歌手の氷川きよしさんが、インタビューで述べている言葉が印象的でした。

 

「今までの氷川きよしは氷川きよしでバックボーンとして毎日、一生懸命やってきたんですけど、20周年を迎えて、時代も変わって、自分らしく、ありのままの姿で音楽を、自分を表現したいって」。そう一気に話すと、「どうしても人間って、カテゴライズしたり、当てはめよう、当てはめようって、人と比べたりする傾向があると思うんですけど、そこの中でやっているのはすごく苦しいです」と正直に続けた。

 

「これからはきーちゃんらしく、きよし君にはちょっと、さよならして。きーちゃんとして、私らしく。より自分らしく、ありのままの姿で紅白(歌合戦)で輝きますから、それを見て皆さんも輝いて生きて下さい」と話すと、最後の最後に「私は自分に負けません」―。本当にきっぱりと言った。

 

ースポーツ報知より抜粋ー

 

「男らしくして!」と言われるのがとても辛かった時期もあったそうですよ。自分らしさは自分で選ぶ。そんな時代なんですよね。

 

マイノリティが未来をつくる?

性的マイノリティではなくても、人種、職種、身体・精神障がいなど、さまざまなジャンルで「メジャージャないもの」ってありますよね。人間はどうしても、自分が優位に立ちたい、もっというと自分の安全な居場所が欲しいので、自分より安全じゃない人を見ると安心してしまう傾向にあります。つまり、そういった心のモヤモヤが、実際に差別やマイノリティをつくりだすのです。

 

「出る杭は打たれる」とはよく言いますが、異質だったり突出しているものを押さえつけていては、進化していきません。そういうものの中にこそ、大きな可能性があるかもしれません。

 

ビジネスの切り口でいうと、「女らしさ」「男らしさ」という切り口でやるのも悪いわけではないのですが、その理由が「私はすぐれているのよ!!」という主張だったとしたら、いつか簡単に覆される日が来るでしょう。つまり、構図がヒエラルキー(階層)になっちゃってるので、逆転する時がきます。必ずです。

 

そうではなくて、キーワードは「多様性」なのです。「ヒエラルキー(階層)」ではなく「多様性」。「〇〇らしさ」をコンセプトにしたい場合は、そういう意味で時代にあっているかどうかを、よく考えた方が良いでしょう。

 

しかし一人で考えたり決めたるすると、どうしても「自分がしたい判断」をしてしまいます。こういう時こそ他人に助言を求めたりして、常に謙虚でありたいものですね。

 

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