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2020.07.07

お粗末なブランディング

こんにちは。佐藤友子です。最近「ブランディング」についてのコンテンツを作成しているのですが、そもそもブランディングを正確に理解してるかどうかを、考えたことはありますか?

 

「ブランディング」ってなんだ?

そもそもなのですが、「ブランディング」とは?と聞かれたら、説明できますか?率直にいうと、ブランディングを単体で考えたとき、マーケティングの細かいテクニックよりもよっぽど難易度が高いです。

 

まさか、こういうことが「ブランディング」だとは思っていませんよね?(笑)

いやとても素敵な写真ですけれど。こういう「世界観」を表現することや、「憧れ」の要素をふくんだ発信をすること、また、それらが一貫性を保っていることなどを、ブランディングと勘違いしている人がいます。そのようにレクチャーする業者まであって、怒らせるのを覚悟で言いますと、非常にお粗末

 

ブランディングとは、昨今重要になりつつあります。「つつある」と書いたのは、まだマーケティングもじゅうぶんに効力を発揮するからです。しかし、マーケティングよりも曖昧度が高いため、難しいのがブランディングです。

 

なぜかというと、うまくいくブランディングに必要な要素は、120%と言って良いほど、見込み顧客の主観的なものだからです。意味、わかりますか?

 

お前のオリジナルロゴのボールペンなんて要らないんじゃ!

たとえばですが、エルメスのかばん、モンブランの万年筆など、見た目がブランドを象徴するものってありますよね。ブランドロゴだったり、フォルムだったり。

 

見る人が見れば「あれは珍しいバーキンだわ!」とわかって一目置かれる。そういったこともブランドのなせる技です。これは、ひとえに高級だからでしょうか?いいえ、その限りでもありません。

 

ファストファッションといわれるZARAなどもブランド化されているし、エルメスと同じような「ブランド化の条件」を満たしているように、私からは見えています。あの有名なAppleもブランド化されていますね。

 

ブランディングをよくわかってらず、「ブランディングをするためにはロゴやグッズを作らなきゃ!」といってオリジナルグッズを配布している業者や人もいますね。ロゴならまだしも、グッズとか地獄です。「ちょ…おま…そのダサいロゴが入ったボールペンよりも、一番やすいフリクションでいいからくれや!」って…思ったことはありませんか?私はあります(笑)。

 

「え、その”水漏れなら〇〇!!”と書いたマグネットを、冷蔵庫につけろと?」「これは罰ゲームですよね?」

 

とう思ったことがある人は私だけではないはず。きっと、彼氏彼女が初めて家に遊びに来るときは隠すでしょう?(笑)では、ブランドとは、おしゃれなことでしょうか?それも違います。

 

答えは言いません(笑)。自社講座のコンテンツでしっかり解説していますし(現在作成中)、1つの記事で説明できるほど簡単ではないからです。

 

今後は、ブランディングもマーケティングも必要になる

私が感じているのは、近い将来マーケティングの効力が薄くなり、ブランディングが売り上げに占める影響力の方が強くなってくるのではないか。という危惧です。

 

とはいえ、マーケティングの方がブランディングよりも簡単ですし、やっておく必要はあります。今後は個人もどんどん起業して市場に参入してくるでしょうし、優秀な会社員の方々が独立したりパラレルキャリアを築いていくことでしょう。

 

率直にいって、今マーケティングすらできていない人は、危機感を感じたほうが良いです。早めにマーケティングやブランディングのスキルを身につけておいたほうが良いでしょう。時間の流れは待ってはくれないからです。

 

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