toggle
2020.07.09

みる数字が間違っている【起業→経営の境目】

こんにちは。佐藤友子です。起業しても自転車操業になってしまったり、なんだかうまくいかない場合は「みる数字」が間違っている場合があります。

 

起業でみる数字は虫の目

よく、「鳥の目」「虫の目」「魚の目」「コウモリの目」とかいったりしますが、このような「視点の話」を知っていますか?かんたんに説明すると、

鳥の目=俯瞰して物事を見る

虫の目=細かい出来事を見る

魚の目=流れ(時間)を見る

コウモリの目=ひっくり返して(視点を反対にして)見る

というような、いわゆる「盲点をなくす」ためのもののみかた、考え方のことを指します。

 

私が起業して多少売り上げが立ったものの不安だったときは、「虫の目」の比重が多かったのが原因でした。

 

たとえば、売り上げを立てたい!ということであれば、客単価を上げたり、見込み顧客に営業にいくことで達成される見込みが立ちます。こういった「今すぐ何をするか?」ということはほとんどが「虫の目」的な対策です。ですから、すぐに効果が出るのですが、俯瞰ができないので「なんだか不安」という問題はついてまわります。

 

あ…これはまさに過去の私なので、反省も込めて書いているのですけどね。

 

「虫の数字」以外もみれるようになろう

うまく利益が上がってこない、安定しないという方は、「虫の数字」しか追えていない場合があります。もちろん、虫の数字も追わなくてはいけませんし、さいしょに改善していくのは、この数字です。たとえば、単価がいくらで粗利がいくら、いくつ売れているか、見込み顧客はどこにいるかなどなど。

 

ですが、全体を見ないと部分が見えてこないことがありますし、いつか全体をみないと行き詰まってしまう時がきます。私がそれで困ったので、今は「起業」だけではなく「経営を見すえた起業」をおすすめするようになりました。つまり、ざっと最初に必要な数字や比率を、ゴールとして伝えて「イマココ」がわかるようにしたのです。

 

数字は苦手…と思っている方もいるかもしれませんが、そう難しくはないですよ。もし苦手な方がいたら、ぜひいっしょにやっていきましょう!すごく困っている人が多いのに、提供している人や会社がないな…と思って弊社でやりはじめました。「起業」と「経営」の間をうめるものが、世の中には本当に少なのです。

 

あなたの事業がなんだかうまくいっていないのは、「起業」から抜け出せていないからなのかもしれないですね。

 

 

友だち追加

 

この記事を読むとあなたの経営力がさらに上がります