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2020.11.18

【結論】不安の正体:実力不足

こんにちは。佐藤友子です。特に駆け出しの頃やまだ事業が安定していない時期にありがちなことがあります。それは「これで良いのか?」と不安になることです。

 

結論:不安の正体は実力不足

結論から伝えると、不安の正体は自分自身の実力不足から来ています。たとえば、Covid-19が流行し出した時、世界中がパニックになりましたよね。医療従事者としての知識が私にはあるので、だいたい感染症に関しての傾向と対策は、一般の方よりはわかっているため、そんなにパニックにならずに済んでいます(もちろん未知の感染症は怖いですが)。

 

アフター・コロナに備えていますか?という動画を2020年の4月に作成したのですが、大きく外れていることは言っていません。なぜかというと、感染症の基本となることであり、すでにわかっていることや、予測がつきそうなことしか伝えていないからです。

 

けれど、そもそも感染症に詳しくなかったりすると、コロナウイルスは菌ではないのに除菌グッズを買って予防しようとして除菌グッズが売り切れたり、感染者数で一喜一憂したりするのです。そして、ビジネスをしている人はこのような時にパニックになって思考停止していたら、とてもじゃないですが経営なんてできないという悪循環に陥ります。なぜなら、傾向がわからず、対策がたてられないからですね。

 

このように、医療のことでしたらだいたいは私はこれまでの知識や経験則、技術があるのでわかりますが、門外漢のことを聞かれたら困ってしまうと思います。ある程度の確証を持って答えられないからですね。「スポーツがうまくなるコツを教えてください!」とか言われたら、本当にムリすぎて挙動不審になると思います(笑)。

 

つまり、何かに取り組んでいる上での不安の正体とは、シンプルに自分の実力不足であることが多いのです。その証拠に、自分がすでに知っていることや専門のことであれば、そこまで不安なく対応できるのではないでしょうか?

 

自信の積み上げ方とは?

では、どうやったら自信を積み上げられるか?不安を解消できるか?というと、答えはひとつです。何の面白味もない回答ですが、「少しずつ実績を積むこと」一択です。そうして不安を感じている対象の全体像が見えてくると、次第に不安は消えていきます(ゼロにはなりませんよ)

 

多くの人は実力がない状態で自信をつけようとしたり、ひどい場合は「自分はできる!と思い込もう!」「できているところをありありと想像しよう!」というまったく根も葉もないB級自己啓発をしようとします。みていて辛くなります…。

 

私たちがやるべきことはシンプルで、「とにかく実績を積み続ける」ことでしょう。ただし、たったひとつ近道があるとしたら、「ちゃんとしたお手本を見つけること」です。鳥は生まれて初めてみたものを親だと思い込んでついていくという習性があるようですが、それと同じく私たちも、無意識にお手本をマネします。

 

そのお手本が間違っていたり、お手本どおりにやっているつもりでも自己流になっていたりすると、結局のところ、B級自己啓発の人たちと得られる結果が同じ、つまりずっと不安に蓋をして実力不足のまま、結果もパッとしないままということです。

 

今から実績を積みますか?それとも不安に耐えきれず、蓋をしますか?私は、すべての人にはできる素質があると信じているので、ぜひ実績を積んで欲しいなと思います。

 

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