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2017.10.22

いつも信じてくれる人がいると、人は変われる

おはようございます。佐藤友子です。

 

私が新人看護師時代、ほんっとうーーーー!!!に!!ダメナースだったんです。そんな時、K主任っていう、いつもお話を聞いてくれる大先輩がいました。そして私の指導役のMさんっていう、クールだけどいつも私を元気付けてくれる先輩と、いつも心配して声をかけてくれるOさんっていう先輩がいました。3人のおかげで今があると言っても過言ではないくらい、めちゃくちゃ感謝してるんです。それぞれタイプは違うけど、ダメな私をいつも見捨てず諦めず、関わってくれたのです。

 

期待してくれてる安心感

 

ダメナースすぎて、でも人にも相談できなくて、思えばすごく辛かったんです。もともとめっちゃ社交的!っていうほどでもなかったので、友達も少なくて。同期とも距離ができて、先輩たちにはどーせ佐藤さんは、、って言われる。

 

これ、経験がある人はわかると思いますが、落ち込んでる時って人は敏感になるので、相手がどう思ってるのか、わかっちゃうんですよね。うまく言葉では説明できないのですが、「期待されてない」ことが伝わる。そうすると途端に、人はもっともっと臆病になります。考えを言っても聞いてもらえない、受け入れてもらえない、否定される。そう思うと喋ることすらできなくなってしまう。

 

ちゃんとやんなきゃ!!って思っていたけど空回りしてできない私にとって、好きとか嫌いとか、正しいとか間違ってるとかそういうことじゃなくて、「育てたい」「期待してる」という印象はとても嬉しかった。教育上の情報って自分が知らないうちにシェアされちゃうので、主任やMさんやOさんになら、なんでも隠さず話せたってわけじゃないですが、今思えば、なんでも話しておけば良かったなって思います。(変なプライドが邪魔をして話せなかった。あんなに親身になってくれてたのに。。申し訳ない。。)

 

100点取らなくていい。今の自分から、一歩一歩成長していければいい。そう実感できたんです。(でも100点目指す人も素晴らしいなと思います)

 

 

期待されると能力以上のものが発揮できる

 

K主任はいつも「愛を込めてアホンダラともちゃんって呼ぶよっ!」って言って(いじって?)いつも話を聞いてくれて、M先輩はツンデレで「友子さん、できることを頑張ろう、今月も頑張ったね。」って私の亀の歩みを見てくれて、おかしなことをするとクールに、「それ違うから」って言ってくれて、O先輩は「お友ちゃん、最近どお?疲れてない〜?」って誰にも変わらない態度で明るく接してくれた。

 

3名の大先輩に共通してるのは、私だけにってことじゃなくて、誰にでも同じように期待する態度を取っていたこと。これってなかなか計算じゃできなくて、行動って伝わっちゃうもんなんだなと思いました。しかもナイーブになってる人にはなおさら。笑

 

私は今はコンサルタントをしていますが、人にアドバイスをさせていただく本質は一緒で、相手がどんな状況だろうと、「あなたはもっとできるんだ」という目線で見ることかなと思います。

 

「この人はどーせダメだ」って思って関わられるのと、「やればできる」って関わられるのでは、相手のポテンシャルの発揮のされ方が違うのです。(厳しいことをいうことはあっても、できる前提だと響き方が違う)

 

もしあなたが、指導なさるお仕事であれば、相手を「ダメなやつだ。。」って判断せずに、「どうやったらできるだろう?」という目線で見てあげてください。

 

もしそうしているつもりでも、相手との関係がよくならないようであれば、まだ時間がかかるか、あるいは口だけで「できるよ」って言ってしまっている可能性が高いかもしれません。

 

もし指導者を選ばれるのであれば、「口だけじゃなくて、態度で期待を示してくれるか?」を見てから決めると、あなたのポテンシャルは大きく引き出されると思います。

 

私も、どうすれば期待していることが相手にちゃんと伝わるか?をいつも心がけていきたいものです。

この記事を読むとあなたの経営力がさらに上がります