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2018.03.13

情熱さえあればビジネスは軌道にのるのか??

こんにちは。佐藤友子です。「ビジネスで一番大事なのは、情熱ですか?売れるかどうかですか?」ってよく聞かれるので答えてみました。

 

「情熱」で検索したら出てきた。すごい。笑

 

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情熱だけがあってもビジネスは大成しない

結論から言うと、情熱も成功確率もどちらも大事です。

 

この質問が出る裏には、自分の「こう思う!」と言う意識は世間に受け入れられないのではないか?とか、実績がないから他の方にならった方がいいのかな?という経験がないからこその不安と、さらに『成功の定義が自分でもできていない』これが根本原因なのではないでしょうか?

 

「お金を稼ぎたい」が目標なのであれば、世間的にニーズがあることをやるべです。ニーズがあって差別化もできて、スケール(拡大)していけるビジネスモデルが描ける。そういったものを探すのがいいと言えます。現代であればAI系とか、IoTでニーズがありそうなものを開発することなんかは継続的にニーズが見込めることと思います。

 

ただ、お金だけ儲かれば幸せか?というとそうでもなく、儲かれば儲かるほど背負うものやクレームも多くなってくるので(一定確率であります)、それを受け止めれるだけの器や情熱も重要です。

 

また、やりたいことをやりたいようにやりたい!世間的にニーズが薄くてもこれを広めたい!という情熱がある方であれば、それをやるのは幸せだと思います。ですが商売は儲からないとどんどんしんどくなってきます。やりたいことをやっているけど、いつも資金繰りがギリギリで、休むことも怖い・病気もできない。。といった状態であれば、精神的にも追い込まれちゃうと思います。

 

例えばですが、日本の人口に占めるベジタリアンの割合は4.7%というデータがあります(2014年12月NPO法人アニマルライツセンター調べ)。ベジタリアン専門のカフェを日本でOPENしたい!と思った場合、比率的にベジタリアン以外の人口がその20倍いるわけなので、リーチ(アプローチ)できる顧客数も20分の1ってことになります。

 

見込み顧客を増やす方法

まぁ、その20分の1の人が20倍の値段で買ってくれればいいわけですが、、実際はそんなんこともなく。。現実的に「そもそも見込み顧客数が潤沢であるか?」という条件も非常に大切なわけです。お客様がいないところにいくら情熱を傾けても難しいですよね。

 

ただ、潜在的なニーズがある場合もあります。例えば、美容やダイエットは女性の永遠のテーマですが、美容やダイエットに絡めて菜食主義のPRやプロモーションをしていくと、純粋なベジタリアンじゃなくても、そのカフェに足を運んでくださる方は増えますし、売り上げも確保できると思われます。

 

何はともあれ、情熱と世間に合わせること、どちらが大切ですか?という問いではうまくいかないです。なぜなら両方大切だから。うまくバランスを取っていくことです。何よりお客様に受け入れられなくてはビジネスは存在できませんが、理論で割り切れないこともたくさんあるからこそ「自分の場合は何を目的にしてビジネスをするか??」をしっかりと自分の中で設定しておくのが一番です。

 

そして「情熱があれば成功しますか?」的な質問が多い背景には「情熱がない人」が多いからなのではないか?『ビジネス成功の定義』を、自分の中で常に考え続けていくと、発展していけるビジネスをりやすいと思います。

 

情熱といっても、松岡修造さんのようにメラメラしている方もいれば、羽生善治さんのように冷静でおとなしい方もいます。情熱の現れ方は人それぞれ。大事なのはあなたがどう感じていてどう思っているか??自分の中にあればそれでいいのです。あとはお客様に、あなたなりに伝えていければ 。そしてビジネスモデルとしても考えていければ、誰にもできない、あなたらしい素晴らしい未来をきっと描けるハズ。

 

 

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