【起業家専用】成功する人が隠したい自分を出す理由
こんばんは。佐藤友子です。あなたは小さい頃「なりたかったもの」ってありますか?私は病院がなんでかわかんないけどめっちゃ好きで、病院のスタッフになりたかった。笑 で、看護師になったわけですが。。実はナースって最初大嫌いでした。笑
私の経験が何かのお役に立てば。そう思うので、ちょっと恥ずかしいし誤解を生むかも?と思ったエピソードですが、勇気を持って公開です。
(ブログランキングの応援ありがとうございます。今日は「自己開示」はどうして必須なのか?についてです)
目次
最初はナースは嫌いだった
私が物心ついた頃、よく通っている小児科がありました。ちょっと変わったおじさま先生で、眠そうなドスの効いた声で「オフロン20」(うろ覚えw)とノムさんばりにぼやいてて。。内心私は(またこの注射かよw)って思いつつ、でもいつも病院に行くと元気になるので「先生は私を助けてくれてるんだな〜」って感じてたんです。
小さな病院なので医師は彼一人、あとは看護師さんが何名かいらっしゃいました。でも、私はそこで働いている看護師があまり好きではなかったのです。
なぜかというと、子供心にわかるのですが、妙に「女」を意識していて(そもそもぼーっとしたおじさまドクターと比べるのがよくないのですがw)ムチムチの白衣を来ていたり、派手だったり下着が透けていたり、泣いてる子どもに対して優しくしてなかったり、、「看護師さんってなんか好きになれないなぁ」って思ってたんですね。
だから私は「おじさま先生のようになりたかった」っていうのが最初に職業を考え始めたキッカケになっていたんです。
医師になれるほど頭は良くない私
とは言え、医師になるには私立大学なら数千万円という学費、国立大学だとしても非常に狭き門です。しかも私立だからといって勉強しなくても入れるってわけじゃない。
佐藤家の経済状況は父は公務員、母は専業主婦という一般家庭で、私立の医学部はとてもじゃないけど。。!って感じでした。とは言え国立に行けるほどの学力もない。笑 今考えると「本気でやりたい」と思うのであればつべこべ言わずに勉強して特待生でもなんでも入学してって方法もあったはず。実際に友人でそのようにして夢を叶えた人はいます。言ってしまえば、私は本気ではなかったってことです。
でもなんだか病院は好きだった私。。。他の職業は?と考え出します。「じゃー病院で何がしたいの?」って考えたら、やっぱり患者さんの未来のために、辛いことから助けてあげたかった。「小さい頃の私を助けてあげたい」そんな気持ちだったんですね。それをするには関わり合って行くことが必要で、患者さんと一番近い位置にいるのは?って考えるとナースだった。
そこで私は、小さい頃からなんとなく嫌いだったナースに対して考え始めます。
幼少期のトラウマ「性的幼女コンプレックス」
なんで私が「女」を出してる人を子どもながらに直感的に嫌ったかというと、実は私、小さい頃(就学以前かな?)は変なおじさんにいたずらされかけるということがなんどもありまして、、「性的な興味」っていうのがすごく怖かったんです(実はこれ、大人になってもかなり引きずります)。
世の中には心に一生癒えない傷を負うほどの、いたずらじゃ済まされないようなことをされた方もいらっしゃると思うので、書くのが心苦しいですが、私が受けたいたずらは、おじさんにホールドされてスカートをめくられるとか、人混みでずっと下半身を擦り付けられるとか、、、(いやほんと、当時は怖くて怖くて誰にも親にも言えなかったんですけど)そこまで致命的なものではなかったと思います。
ですがその経験がしらずしらずのうちにずっと尾を引いていて「性的アピール=怖い」と認識していたんですね。だから子どもながらに直感的に「女」を職場で出しているナースたちに嫌悪感を抱いていたんじゃないかなと。ってこれ初めて話しますが。
それが私のトラウマの一つだったので、本当はナースがやりたいけど嫌い。なんてめっちゃねじれてたことに気づきました。笑 ってまぁ、今こうやって書けてるってことは自分の中で消化できたってことなんですけど。
ナースになってもある、医師との身分の格差
ナースとして働き始めて、看護師の役割の大きさを知りました。母が亡くなった時はどれだけ師長はじめ職場の方々・地元の病院の訪問看護の看護師さんに救われたか。。感謝してもしきれません。
ナースなくては、というか他のコメディカルの方もいなくては医療って成り立たないな。そう感じたんです。と同時に、、、ナースのお仕事は煩雑であり、「いい人」が多いので色々と抱えてしまいがちで、看護業務に専念できない問題にも直面します。
本当は他の職種の方がやらないといけないことをなぜか私たちがやる。しかも医師の指示は絶対(もちろんドクターのことは尊敬してます。誤解なきように)。上長も黙認していて「先生忙しいからね〜」ってなる。でも本当はいけないこと。。それが常習化して医療事故を起こす病院だってあるのに。
そして患者さんからすると、なぜか医師は偉い、看護師はどんな暴言を吐いてもいい。「なんでも言いやすい」という反面「何をしてもいいだろう」と思われているのも事実でした。私が勤めていたのは大学病院で、本当に白い巨塔だったから、院内のヒエラルキーは確実に存在してました。
本来であれば職業的な役割・業務の範囲はあるにしても、対等であるはずなのに全然対等じゃない。理想と現実って違うのね。教科書と現場って違うのね。とやりきれない思いでした。この辺は漫画ですが「医龍」がわかりやすいので気になる方はぜひ。
周囲を変えるには時間がかかる。でも自分ならばすぐに変われる。
そんなわけで「看護師」として一生を終えるのか?というのは30歳が見え始めた頃に疑問を感じ始めました。制度や体制に思うところはあっても、すぐには変えられないからです。同時に「医療」というものに関しても限界を感じていたので、何か他のことで、「佐藤友子」というものを最大限に生かしきった仕事がしたかったのです。
もう、エゴ大爆発!笑 でも自分の人生でしょ?人生一回だけでしょ?そこでいろんな仕事を休みの日や仕事終わりに探しまくって、「自分で起業をする」というところに興味を持ち始めます。
色々とやってみながら、「問題解決思考」「ロジカルシンキング」「分析性」「貢献心」「不器用なまでの相手に対しての真剣さ」「責任感の強さ」これらの特性を活かせるコンサルタントにたどり着きました。
でもこれらは
・性的幼女コンプレックスがあった私
・医師になりたかったけど学力が足りなかった私
・乗り越えてナースになったけどリアルな格差でショックを受けた私
これらの私がいなければ、そして「そんな私がいたからこそ」と自分を認められなければ、コンサルティングの仕事はしていないと思います。そしてクライアントさんたちにも真剣に向かい合ったり、今の仕事もうまくいっていないはずなんです。自分自身の傷を癒せて初めて、他人を助けてあげれるのです。
さらけ出す本当の意味とは?
よく「自己開示」が必要だと言いますが、なんのためだと思いますか?それは「ダメな自分を出して親近感を演出する」という意味合いだと表面的で、本当の意味とは「自分の中の湧き上がる情熱を見つけ出す」「それをお客様に伝えることで本当の信頼関係が築ける」からです。
伝わっていますでしょうか??
だからもしあなたが「起業して成功したい!」「でも今の仕事あってるかな?」って不安になることがあるとしたら。できれば隠してしまいたい。ほんとうは言いたくない。こんな自分は嫌いだ。。。ということに、大成功の大きな鍵が隠れている場合があります。
ぜひ好きな自分も嫌いな自分も、丸ごと受け入れて、他の誰かになんかなろうとしないでくださいね。
今日はめっちゃ長かったけど。。最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(_ _)m何か少しでも参考になっていれば嬉しいです。
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