お金を動かす「コンセプト」のつくり方
こんばんは。佐藤友子です。今日は久々に、、心電図の本を読んだら頭が痛くなりました。笑
(ブログランキングの応援ありがとうございます。今日は売れるコンセプト・売れないコンセプトについてです)
正直にやってても売れない
看護師時代は勉強が欠かせず(今もですが)、見るだけで眠くなりそうな医学書を、、実習やレポートのたびに徹夜で読んでいました。まぁ、半分も意味がわからないんだけど。。
プロ向けの専門書で良書といわれるものは「特徴をわかりやすく羅列」したものが多く、役に立つので売れていました。たとえば私の本棚にある本の一例として「関連図で理解する 循環機能学と循環器疾患のしくみ-病態生理・疾患・症状・検査のつながりが目で見てわかる-」というのがありますが。。
タイトルを眺めているだけで頭が痛くなりそうです。。笑 私としては「関連図」ときくと結構ワクワクするのですが、これは看護師特有と言えます(わかる方はいらっしゃると思う!)。でも、これで一般の方や看護師を志ざす学生さんは買うのか?というとそうではない。
つまり、プロ向けのものは商品名が「特徴の羅列」のほうがわかりやすいので売れます。しかし販売部数は限られてくる。「マニア向け」と言ったらわかりやすいでしょうか。となると、ビジネスの場合は商圏をできるだけ広めたほうがいいので、この商品名では売れないのです。
真面目な人ほど商品の特徴を特徴のまま、正直に表現しますが、それでは売れないということ。
「ワクワク」ありますか?
「人は感情の生き物」とはよく言ったものですが、一生涯のうちに人がする買い物の約70%以上が「衝動買い」であるというデータもあります。つまり、「感情が動くとき」にものを買いたくなるのです。
たとえば、私が読んでいた医療の文献なんかは、感情が動かされて読んでいるものではなく、必要に迫られて読んでいるわけなので、より機能的なものが求められます。だからあのタイトルでOKなのです。
しかし業態がBtoBであれBtoCであれ、商品提供をするときは自分よりもお客様は初心者です。ならばわかりやすいように、感情が動くように伝えてあげたほうが、親切だと思いませんか?
突然ですけど、この間抹茶ビールというものを飲みました。
まるでなつかしの青汁のよう。。「まずーい!もういっぱーい!」
あなたのコンセプトは、お金を動かす?
たまたま入ったカフェで、抹茶入りのビールがあったんです。お茶屋さんの抹茶だったので、本格的っぽくて好奇心に勝てず。。本当はお茶と和菓子をいただこうと思ってたんですが、文字通り食指が動いちゃって。ついつい飲んでしまいました。味は。。ビール&お抹茶を単独でいただいたほうが美味しかったです。
なんでま◯いってわかってて買ってしまうのか。笑 ここに「お金を動かすヒミツ」が隠されています。それは「ワクワクするコンセプト」があるかどうかです。人の感情が動くパターンって実はいくつかあって「ワクワク」はそのひとつです。私が抹茶ビールを飲んじゃった「好奇心」もそのひとつ。
ビジネスは「お金を動かす」こと。お客さまの立場に立って、どんなときなら「ワクワク」するか?ぜひ考えてみてくださいね。感情の振れ幅は、イコール金額の振れ幅と見てもいいくらいです。
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