「お金のブロック」のカン違い
こんにちは。佐藤友子です。「お金のブロック」とかいう言葉を聞いたことがありますか?実は、間違って解釈すると、さらに貧乏になります。
(ブログランキングの応援ありがとうございます。今日はお金のカン違いについてです)
お金を受け取るのが苦手な人
たしかに、お金を受け取るのが苦手な人というのは存在します。原因はさまざまで、親がお金持ちに対して悪口を言っていたとか、お金持ちは何か悪いことをしているに違いないとか、自分にはお金を受け取る価値がないとか思っている人たちですね。一例ですが。
やり方しだいで、お金に関する認識を変えていくことはできます。ですが間違うと一生貧乏のままです。
これは身代金的なやつ?
自分の手取り月給よりも多いとソワつく問題
「安心な金額」っていうのが人にはあります。例えば一例として、自分の手取りの月給以内であればなんとか買えるし受け取れるけど、それを超えると怖いと思うということです。
これは「お金のコンフォートゾーン」みたいなもので、お給料であれば毎月入ってくるし、このくらいの金額ならやりくりできそうだ。というような感覚を持つんですね。だから収入を増やすことは、悪い対策ではないことがわかります。
でもこれは形式的な改善方法であって、あるひとつの価値観によって、お金を持っても不幸(幸せを感じない)になったり、さらに散財して貧乏になることや、ましてやお金が寄り付かないみたいな人になることがあります。怖いですよね。
貧乏体質の人の特徴
私はお金が良いとか悪いとかいうつもりはありません。資本主義経済の世の中で生きていく上でお金は必要ですし、同時にお金そのものには善も悪もなく、なんの意味もないという持論だからです。
とある学術研究で、人生の満足度とお金の関連性を調べたものがありました。それによると、「実は人生の満足度に影響を与えるものは、お金ではなくて主観的な動機だ」とありました。
どういうことかというと、例えばお金儲けの理由が「自分の地位を高めたい」「他人より優位に立ちたい」のような価値観を持つ人は「家族を支えたい」「安全のために使いたい」などの自分や周りの人を守りたいという同期の人に比べ、生活の満足度や幸福度が低く、不安が強かったというような例が論文にのっていました。
何かしろ「見返してやりたい!」という思いがあったり、自分の欲を押さえつけてきたり、そしてそれを他人のせいにしてきたりした人は、ちょっとお金を手にすると、一気に爆発して極端に走ることがあります。
そもそもお金というのは、提供したものの対価なのに、自分にばかりベクトルが向いてしまう。愚かなことですよね。そういう人は、「人のせいにするのをやめ、かつ自分をいじめるのもやめる。その方法を具体的にとる」という対策をしないと、ずっと心が貧乏のままです。ずっと何かに対して、攻撃的な気持ちを持ったままなのです。
お金と関係ないようで、すごく関係あるんですよ。あ、「感謝してお金を使う」とか、そういう単純なことじゃないです。笑 そういうことしか言えない人は雑だなと思います(事実ではあるけれど大雑把すぎてわからない人には本当にわからないので)。
そういうことも、事業やビジネスの拡大には必要なことなので、講座などで伝えるようにしています。