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2019.09.25

わざわざ「満たされた1日」を演出しなくても問題

こんにちは。佐藤友子です。人生には「充実感」が不可欠であり、それがビジネスにも反映しますが、深く考えたことってありますか?

 

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(ブログランキングの応援ありがとうございます。今日は「ポジティブ中毒になる人」についてです)

リア充の変遷

私は職業柄、看護師の頃から、たくさんの人の話を聴いてきました。人それぞれ、いろんな悩みがあるんですよね。それはよくわかります。ですが、病気の方も健康な方も、もっというと、病院もビジネスシーンも、変わらないなと思う点がひとつあります。

 

「リア充」という言葉をきいたことがありますか?多分あると思いますが、元をたどると、2ちゃんねる(現5ちゃんねる)という掲示板サイトで「リアルの生活が充実している人」をさして、2007年頃から使われ始めたそうです。

 

インターネットのコミュニティにいりびたる人々が、現実生活が充実していないことを自虐的にさす言葉として使われており、おもに「現実の生活で交友関係が充実しているか?」がポイントだったようです。この流れを汲み、SNSが普及していくにつれて、みんなの「いいね!」をもらうために、SNSで「リア充アピール」をすることが流行りだしました。

 

yeahhhh!!!感がハンパない画像。

 

理想の自分ってなに?

黎明期(新しい文化・時代などが始まろうとしている時期)が落ち着くと、最適化されていくもので、「より自分らしく」「つながりを大切に」という方向に、今は流れています。

 

そこで「自分らしさ」を追求する人が増え出すのですが、ちょっと違うんじゃない?と思うことがあります。それは、「誰が見ても充実」を目指そうとする人が一定数いるということです。

 

例えば、「朝早く起きて、ゆったりした時間から1日を始めること」「お気に入りのカフェで自分だけの「内観タイム」をもつこと」「気持ちが上がるノートで目標管理をしてどんどん夢を叶えること」とかです。

 

決して悪いことではないし、むしろ良いことです。素敵なことだなと思います。ただし、これは万人に当てはまるのでしょうか?違いますよね?

 

こういうことが琴線に触れて、「私もそうなろう!ならなきゃ!」と真面目な人はやりだして、手段が目的化してしまい、最初は良かったけど、今はなんかつらいなーなんでだろう?って感じになります。

 

だから、あまたある情報発信の中で、私たちは「自分にとって良いこと」を選んでいく必要がありますし、鵜呑みにしてはいけないのです。それは、このブログにしても一緒です。「その通りだ!」「共感した!」という肯定的な思いも、「ちょっと違うんじゃない?」「私はこう思うな」という否定的な思いも、両方あって良いし、自分の意見を持って欲しい!そう思うわけです。

 

「リア充かどうか」ではなくて「自分リア充」で選んでいくと、おのずとビジネスの方向性もわかってきますよ。成功を決めるのは、なにもひとつのアイデアや方法だけではありません。「みんな絶対できるよー!」と、適性を無視した発信、セールスをする人や会社が、私自身はとても腹立たしいですね。人を十把一絡げにすな!と思います。きっと、他人と自分の違いが考えられていないので、そういう人(や会社)のことをまるっと信じると危険ですね。

 

ちなみに、私にとっての「自分リア充」は、神宮球場でビールを飲んだり、フクロウカフェでフクロウを愛でたり、自宅で本を読んだりしている時です。早起きなんてしたくなくて(夜型なので)、出来るだけたくさん寝ていたいです。

 

そういう「自分リア充」のポイントがわかっているので、あまり他人や他社の情報にふりまわされることはないですね。ちなみに、ビジネスやマーケティングで活用したいなら「自分リア充」で終わらず、チューニングをしないとダメです。その方法は、講座などで詳しく伝えています。

 

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