N国立花さんに学ぶ、個人・中小の売り上げUP法
こんにちは。佐藤友子です。個人で仕事をすることもだいぶ浸透してきましたが「やっぱり大手には勝てないな」「こんな私がやってもムダだろうな」なんて思う方も多いようです。けれどこれからの時代、それは大きな間違いになります。
(ブログランキングの応援ありがとうございます。今日は個人、中小の勝ち方についてです)
目次
自分がやっても無駄だろう?と思っていませんか?
私がとてももったいないなと思うのは、「私がやってもムダ」という風に考えている方がとても多いことです。特に女性の方に多いのですが、「そんなことできない」「私はこれで十分なんです」といって、小さくまとまろうとします。
あるいは、「どうせ〇〇(大きな企業)には勝てないし、やってもムダ」とか。戦略をしっかり立てれば良いだけなので、とてももったいないなと思います。
私が個人事業や中小企業に対してコンサルティングを提供しているのは、彼らの商品や気持ちに、とても感動したからなんです。ハッキリ言うと、その辺の大企業にも引けを取らない、いや、むしろ上回るサービスを提供している方々もゴロゴロいます。でも、伝えないといつまでたっても伝わらず、売り上げなんか黙ってても上がりません。では、どうしていけば良いでしょうか?
N国立花さんに学ぶ、個人・中小の売り上げUP法
NHKから国民を守る党の立花孝志さんをご存知でしょうか?私には特定の支持政党はないのですが、彼の戦略や立ち回りから、私たち個人・中小企業が学べることがたくさんあるので、ほんのちょっとだけ紐解いてみようと思います。
「NHKをぶっ壊す!」で有名な立花さんですが、(まぁ、私たちは何かをぶっ壊さなくても良いわけなのですが(笑))NHKというとても大きな組織に対して、世の中は一個人の意見なんて聞いてくれそうもないな。自分ひとりが声をあげても無駄だろうなって思いますよね。
しかし今や、参議院選挙や地方選挙で着実に議席を伸ばしています。政党要件をみたし、交付金が得れる規模にもなりました。この調子でいけば、次の衆議院選ではさらに議席をのばし、国会内でも発言権が強くなりそうですよね。まさに破竹の勢いです。今後も選挙を何度か経なければいけないので、短くてもあと数年はかかりますが。
細かい選挙の話は置いといて、「どうやったら無名の人が、そこまで知名度や影響力を持つか」という視点では、とても参考になります。もう私は、最近立花さんから目を離せません。笑 ちなみに彼の学歴は高卒で、パチプロとして生計を立てていた時もあるそうですよ。
「消費者の味方」という徹底した視点
立花さんが行ってきた戦略はいくつもあって、どれもが興味深いのですが、私たちもすぐに応用できそうなものに「消費者の味方」という視点があります。
どういうことかというと、「弱い立場の消費者の声を代弁して、消費者のために私たちは戦います!」という姿勢を徹底しているということです。なんどもいうようですが、私たちは何かをぶっ壊すことも、戦うことも必要ではありません(笑)。けれど「お客さんのために」ということを、もっと伝えることはできないですか?ということです。
私が個人・中小企業の商品や姿勢に感動したのは、彼らが本当にお客さんに寄りそったことをしようとしているからです。これは、大企業にまさる視点であり、お客さんが求めていることだからです。しかし同時に残念なのは「全然それが伝わってない!」ということです。これでは、上がるはずの売り上げも上がりませんよね。
勧誘しかしない大手エステ
私はマーケティング調査のために、いろんな商品を購入したりします。体験してみるのが一番ですからね。エステにもいくつか調査に行きましたね。その中で気になったのは、勧誘しかしない大手エステのことです。
知名度もあり、大手のエステサロンです。人によってずいぶんクオリティに差がありましたが、まぁ平均的には、はっきりいうと「やる気がない」です。判で押したようなトーク、悩みを聞き出したあとすかさず入れてくるセールス。一度、ホームケア商品のセールスを断ったら、「佐藤さんはホームケアではなくて、エステのケアの方に力を入れたいんですよね!」と言われました。
いやいや、そのホームケア商品の費用対効果があってなくて、いらねーって思っただけなんだけど。。。売り手目線で全然わかってないなーこの人大丈夫かなーとまで思った記憶があります。
そうでなくて個人のサロンさんとかは美容やお肌のことが本当に好きでやっている人ばかりだし、契約さえ取れればいいや!ではなくて、美容面だけではなくてお客さんの経済状況のことなど、その人のライフスタイルを考えて提案してくれたりします。
ファストフード会社の社長や店員は、自社商品を食べないとかいう話もありますが、「別に好きじゃないけどビジネスチャンスだからやってる」ならまだしも「自分では到底食べたくないけど、儲かるから売る」のであれば、お客さんに寄り添っているとは言えませんよね。
そういうことが、大企業で「なんとなく」働いている人は「なんとなく」やっちゃっています。自分の目線でしか物事を見れておらず、お客さんのメリットがないので、心が動かないのです。
N国からエステに話が飛びましたが(笑)、多くの人は「N国みたいな派手なパフォーマンスはちょっとね」とか言ってしまいますが、視点を変えて、視野を広げてみたら、応用できることはありませんか?だから、何もぶっ壊さなくても良いんですって。笑
状況が全く同じでないと自分にはできないとすぐに切り捨ててしまうから、日常の中で何も学びがないのです。そういう人は、ちょっと視点を変えてみると、見えてくるものが変わります。
「お客さんに寄り添えているけれど、伝えれていないもの」あなたにはありませんか?ちゃんと適切な方法で、伝えていかないと伝わらないですよ。