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2019.11.13

これまでの人生史上、一番頑張った1年にしたいなら

こんにちは。佐藤友子です。これは、7年前の私自身の話です。

 

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(ブログランキングの応援ありがとうございます。今日は人生を変える方法についてです)

 

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流される「クラゲ人間」だったあの日

7〜8年くらい前でしょうか。ぼんやりと私は「独立」について考えます。社会人になってからというもの、ずっと病院で看護師として働いてきました。そんなに大きな不満はなかったです。

 

けれど、何か違和感があったんです。

 

これを書いたら、反感を買うかもしれないので、書くのをためらったのですが・・・それまでの私は、なんだかんだ要領がよい方で(人付き合いだけはあまり得意じゃなかったけれど)、特に大きな努力もせず、のらりくらりとやっていました。

 

看護師になるために国家試験をうけたけど、みんなが予備校や塾に行く中、特に勉強もしなかったです(過去問を何年分かやったくらい)。要点をつかむのだけはうまかったので、これまでの人生はアイドリングでこなしてきた感じ。何かに必死になったことってなかった。人付き合いもヘラヘラして、まさにゆらゆらと海にただよう、クラゲのような人間だったのです。

 

看護師として働くようになってからは、たくさんの方の療養生活や人生をサポートさせていただいて、教科書にはない事例がたくさんありました。「事実は小説よりも奇なり」といいますがまさに本当で、そういう「イレギュラーな感じ」がおもしろかったです。

 

けれど、真剣に生きている患者さんや、「看護師は天職!」というような同僚を見て私は思います。

 

「私の人生、これでよいのだろうか・・・」

 

そろそろ30歳を迎える頃、院内では中堅になり、重要な役割を任せられたりします。それなりにやりがいもありました。でも、上司をみて「私もあと2〜30年後にはこうなるんだろうな」と思った時、痛烈に「いやだ!!!」という気持ちが湧いてきたのです。

スタバにいりびたる毎日

別に、看護師が嫌だったわけではありません。上司にも同僚にも恵まれていて、楽しかったです。友達も(少ないですが。笑)できましたし、今でも連絡をとりあっています。

 

でも、組織の中でずっと働いてきて、私は独立したいんだ!ということに気づきます。そこで休日は本屋さんに何時間も入りびたり、どうやったら独立できるのか?を調べはじめます。独立するにはお金がかかるだろう。と思ったので、お金はできるだけ使わず、欲しい本を何冊も買うわけにもいかず、大人なのに大人買いできず、立ち読みばかりしてました。

 

当時は、東京の有楽町のマルイの8Fに、TSUTAYAと併設したスターバックスがあって、本を買わなくても自由に読めたんです。なので、休日は開店時間に並び(席がなくなるので)、休日に楽しく語りあう人々を尻目に、ティーラテ一杯で1日ねばってました。TSUTAYAさん、あの時は本も買わずに1年も通いつめてごめんなさい。

 

それでもなかなかよい情報は見つかりません。私が持っていた資格は「看護師免許」だけ。運転免許すら持っていません。笑 民間資格でいえば、華道と書道の師範の免許はあったけど、これを仕事にしたい!とは思いませんでした。あとは、高校の時にとった英検の準2級。

 

とりたてて特徴のない人間が独立しようと思うと、「不労所得」「旅をしながら月収〇〇万円」みたいな怪しげな情報ばかり

 

無理なのかなぁ・・・とあきらめかけた時、救いの手がさしのべられます。

 

佐藤さん、1年だけ必死でがんばってみたら?

インターネットでも情報収拾を始めたのですが、ネットの情報は書店よりも怪しい。笑 「簡単に稼げる系」のものばかり。いや、普通に考えてないでしょ。って思う中、切り口の違うものが目にとびこんできます。それは簡単に稼げるの逆で、「ちゃんと努力すれば稼げる」というものです。

 

それでも内心、ちょっと怪しいなと思いながら、話を聞いてみます。そうしたら、マーケティングやコピーライティングの基礎を教えてくれる塾でした。

 

こういう塾系に通ったことがなく、すごく迷ったんですけど、やってみることにしました。なぜかというと、たとえ成果がすぐには出なくても、マーケティングやコピーライティングは、その後の人生で役にたつと思ったからです。我ながら要領が良いですね。笑

 

当時確か、30万円くらいだったと思うんですけど、WEBで申し込んだ時、クリックする手がふるえたのを、今でも覚えています。喉がカラカラで冷や汗が出ていました。当時の私には、「清水の舞台から飛びおりる」ような決心だったからです。

 

講師の先生と直接会う機会があって、その時言ってもらったのです。

「佐藤さん、1年は必死に頑張ってみなよ。それで芽が出なかったら辞めてもいい。今までの人生の中で、一番頑張った!という1年にしてみなよ。何か変わるから。」

それから、私は人生ではじめて「必死になって頑張る」ことをしました。しんどかったけど楽しかった。もちろん、最初からうまくいかないこともたくさんありました。でも、あの1年があったからこそ、今があります。

 

あの時手が震えながらも、一大決心をして本当に良かったと、心から思います。

 

私はあのとき、クラゲからようやく人間になれたのです(笑)。

 

簡単になんて成果はでない

つくづく思うのは、「最初から成果なんて出ない」というのが真実だということです。最初にビギナーズラックでうまくいっても束の間。すぐに息切れします。

 

だから私は、あの頃の師に言ってもらったように、自社の講座の参加者にも「1年は一緒に頑張ってみよう」と今では伝えるようになりました。今提供している「実践型ビジネススクール」にも歴史があって、最初は数ヶ月集中型で提供してたけど、「急がば回れ」「ウサギとカメ」の法則でもってして、1年間を基本として提供するようになりました。

 

1年って正直手間がすごくかかるので、主催側からするとあまり特になりません。ですから、他にやっている人や会社は、あまりないと思います(ゼロではないと思うけど)。経営的に損になったとしても、私は「本当に相手のためになる」ことがやりたかったのです。

 

その結果、心が折れず、地に足をつけてしっかり取り組む人が増えました。肝心の成果も、いきなりバーン!と売り上げが上がるのではなく、着実に増やしていく方向にシフトしました。手順を明確にし、ひとつひとつ、しっかり潰していくのです。だからだんだん気持ちが安定していきます。

 

この「実践型ビジネススクール」ですが、一般募集は一切していません。開催期間も限られています。年に2回ほどしか募集しないのですが、こちらの企画の方でエッセンスをかなり紹介していますので、興味がある人はみてみてください。

 

あなたの人生やビジネスに、少しでも役に立ちましたら、こんなに嬉しいことはありません。

 

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