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2019.12.10

カリスマ性は不要

こんばんは。佐藤友子です。あなたは「カリスマ的な人」に憧れを抱いたことはありますか?

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(ブログランキングの応援ありがとうございます。今日はカリスマがなぜ人をダメにするのか?です)

 

カリスマは麻薬

そこにいるだけで場の雰囲気を持っていってしまう人っていますよね。華がある人、話がうまい人、威圧的な人、ものすごい能力を持っている人、情熱が強い人etc…

 

夜空に煌々(こうこう)と輝く一等星、まさにスターのように、キラキラと人をひきつける人っていますよね。そういう人は人々の「憧れ」をさそいます。小さい頃は誰しも、ヒーローやヒロインになりたかったように、「あわよくば私もスターになりたい」と、誰もが思ったことがあるのではないでしょうか。

だから、現在進行形で輝いている人をみると「私もこうなりたかった」と、羨望のまなざしをむけるのです。カリスマ的な人が人気なのは、「そうしたくても自分はできなかった」という思いを反映しているから。という見方もひとつあるでしょう。

 

カリスマに流されるな

私がひとつ主張をしたいのは、「あなたの人生の主役はあなた」ということです。太陽系の中心である太陽に、強い引力で引っ張られて地球が今の生態系を保っているように、太陽の大きな恩恵を受けることもあるでしょう。

 

けれど、あなたの人生はあなたのものなのです。カリスマに憧れるのは良いのですが、ビジネス上では「自分(自社)の強み」が必要です。絶対に必要です。

 

大切なのでもう一度言います。ビジネス上では「自分(自社)の強み」が必要です。絶対に必要です。

 

けれど、太陽の引力があまりに強すぎて、太陽があまりにまぶしすぎて、自分を見失うことはないでしょうか?太陽のようなまぶしい人と、自分の落差を目の当たりにして、強く絶望することはないでしょうか?そんな時は、実はチャンスなんですよ。

 

白と黒、その間のグレー

光が強ければ影も強いもの。ヒーローもいれば悪役もいる。けれど、私たちの多くは、私を含めどちらでもなく、大体の人が「大なり小なりのグレー」ではないでしょうか。

 

実はこの共感が大事な時代においては、グレーっぽい人、つまり凡庸な人のほうが共感を得やすいというメリットもあります。カリスマ性が強い人と自分との落差を感じた時は逆にチャンスで、その落差を徹底的に研究すれば良いのです。「みんなと同じ」というのは、実は大きな強みになるのです。

 

私自身も、自分は凡庸な人間だと思っています。その凡庸さをありのままの自分だと受け入れて愛せた時、初めてその人にしかない輝きを放つのです。この光は、人それぞれで、とても美しいものです。

 

「みにくいアヒルの子」みたいなイメージといえば、伝わるでしょうか。

 

ただしそれらは、伝わるように「言語化」なりの「見える化」をしないと伝わることはありません。自分で気づいても磨いていかないと、つまり人に「伝わる化」しなければ一生伝わらない。気づいた時には、「私は本気を出したらすごいんだ!」と負け惜しみを言うしかないくらい、手遅れになっているかもしれませんね。

 

そういう意味でも、マーケティングは重要なのです。ですから、私のように凡庸な人はマーケティングを怠ってはいけないということですね。カリスマと同じことをしていても、凡庸さが際立つだけです。笑

 

ここでカリスマのフォロワーになる、つまり「影響力を借りる」戦略に出る人もいますが、それは「虎の威を借る狐」なだけ。虎の威は、いつまでも借りるものではないのですよね。結局のところ、「自社のマーケティング」からは逃げられない。ということです。

 

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