令和から1年。GWは1週間。
こんばんは。佐藤友子です。そういえばですが、平成から令和に元号がかわってから、1年が経ちましたね。この1年で、あなたは何か変わりましたか?
(ブログランキングの応援ありがとうございます。今日は短期間で人生を変える方法についてです)
目次
令和チャレンジとかしてた人…
そういえばなんですが、「令和チャレンジ」とかしてた人ってどうなったのでしょうか?まぁ、タイミングとして「令和になったしね!」というのはアリですよね。その後、チャレンジが続くのであれば、1年経った今はなんらかの形になっているでしょうし。
同じく、「GWは学びweek!」とか言っている人もいて、うまくいくタイプといかないタイプに分かれます。先にうまくいかないタイプから話すと(笑)、一発逆転でなんとかしようとするタイプです。
もうちょっと具体的にいうと、自分がやってきたこと、あるいはやらずに後悔したことを、「この期間に挽回してやろう!」と思うタイプです。「名誉を挽回する」というように、例えば失った名誉や信頼等をとりもどすために行うのは良いですが、たとえば「昨日だらけた分」を今日の行動で挽回することはできません。「ダイエットは明日から」と同じ思考プロセスですよね(笑)。
たとえば今日できることが5だとしたら、明日できることも5です。1日にできる量が5だからです。それは気合いを入れたからといって、10(つまり倍)になるわけではありません。そもそも最初からそれができるのであれば、とっくにやっていますよね?
いっぽうで、うまくいく人というのはその逆で「挽回しようとしない人」です。自分の行動の遅さや要領の悪さをわかっているので、腰を据えて取り組もう!と思っているのです。たとえば「GWはせっかくだから学ぶ週にするぞ!」とキッカケを作り、そこから自分のペースをつかんでいく人とかですね。
そういった心持ちで行動すれば、令和チャレンジをした人も1年は経っているのですから、なんらかの形にはなっていると思われます。
逆にいえば、令和チャレンジもGWチャレンジも同じようなことを新たな気持ちでやっているような人は、おそらくこの1年で、全くと言って良いほど成長していないでしょう。
なんか挑戦っぽい写真。
1年あれば、人生は変わります
私の過去の話をちょっとしますと、起業する前にマーケティングとかコピーライティングとかを、がっつり学んだんですよ。私は単に学習が好きな性格なので、新しいことを学ぶ体験自体が非常にエキサイティングでしたね。でも、それまでは看護師しかしたことがなかったので、起業と言われてもピンと来ず、今のように会社をつくることなんて想像もしませんでした。
その時私が考えたのは、1つの選択肢でした。このままの人生を送るか、そうじゃない道に進むことをチャレンジしてみるか。たったこれだけのことなのですが、すごく悩んだんですよ(笑)。
結果、このままの人生を送ることで失うものの方が多いと判断しました。まずはマーケティング・コピーライティング・商品設計等、起業に必要なことを学んでやってみて、それから判断しても遅くない!やってみないとわからない!そう思ったんです。
今でも折にふれ、思い出す言葉があります。私にマーケティングを教えてくれた先生が、こう言ってくれました。
「佐藤さん、1年は他のことから最優先してやってみたら良いよ。まずは1年がむしゃらにがんばってみたら?」
この一言が、私の人生を変えたと言っても過言ではありません。私は単純な性格なので(笑)、それをうのみにして、1年は起業にまつわることを優先順位の1番にして、やってみることにしたのです。決め手は、仮に1年がむしゃらに取り組んでダメだったとして、失うものは1年という時間と、学び等に使ったお金です。しかし逆に取り組まなかった場合、ずっと「あの時やっておけばよかった…」と、残りの人生数十年を後悔して過ごすかもしれないのです。どっちがより「私らしいか?」と自分に問うたところ、やってみる方を選びたかったんです。
なぜなら、お金は後から稼いだりしてとりかえせますが、時間は巻き戻せないからです。
こう考えると、うじうじと思い悩むタイプの人は、「やるだけやったんだから、いいか」と思えるくらいに一生懸命打ち込んでいない。ゆえに後悔が残っているからあきらめきれていない。ともいえますよね。
結果よりもプロセス
結果からお伝えすると、ビジネス未経験の私が1年間で劇的な飛躍をとげたか?というとそんなことはありませんでした(笑)。正確にいうと、ほんの少しの売り上げは出ていたものの、コストの方が高くて、とてもじゃないけど利益とはいえない状態でした。
けれど、1年経った頃には月に数万円くらいは収益が上がるようになってきていて、「コツ」のようなものが掴めた感覚がありました。さらに、1年間試行錯誤した結果、自分にはなにがあっていて、なにがあっていない。これは好きで、これは嫌い。これは好きだけどビジネスモデルが弱い。などなど、方向性がさだまってきていたのです。
この、取り組んだことがだんだん結果につながってくるプロセスが、とても面白かったですね。そして、1年目は結果だけ見れば鳴かず飛ばずでしたが、その間にまいてきた種や、仕込んできたさまざまな戦略が功を奏したこともあり、2年目には年商1000万円を越えることができました。
私が結果を急いでいたら、このような形にはならなかったでしょう。つまり、試行錯誤というのは「仮説検証のプロセス」なのです。結果がすぐに出るか出ないかは、大した問題ではない。生産性があるプロセスかどうか?が重要ということです。この点がわかっていない人が多いと、私は感じます。率直に言って、もったいないです。もっとキツイ言い方をすると、愚か者ですね。
1年くらい、チャレンジしてみませんか?
ですから私は思うのです。「GWチャレンジ」「令和チャレンジ」とかいわず(いや、言っても良いんだけど。笑)、「じぶんの中の1年チャレンジ」してみませんか?と。
短期間では人間は一気に変わらない!と私は経験則でもわかっていますし、さまざまな実験や研究のデータをみてもそうです。ですから、燃え尽きるのが難しい1年間くらいの期間を、腰を据えてやってみませんか?と提案したいです。
非・キャッチーなのであまり語られることはありませんが(笑)、結局腰をすえて取り組むことしか、成功法則はないのです。弊社で提供しているカリキュラムも、最初は3ヶ月、4ヶ月だったところを、6ヶ月、8ヶ月…と期間をのばし、今はスタンダードで1年間という形で提供しています。単純に、そのほうが「その人らしく結果を出せる」からです。
しかも、希望すればずっと在籍できるので(更新料などもいただいていませんよ)、ずーっとコツコツと実践することができます。ぶっちゃけ提供する側からすると非効率ではあるのですが、これが効果がある唯一の方法だろうということで、長期間方式を採用しています。
私がマーケティングを学んだ時に最初に教えてもらった、「1年は腰をすえてしっかり頑張ってみなよ」という言葉は、今でも大切な、私の宝物です。
ぜひあなたも、「1年チャレンジ」してみてくださいね。そして1年後、結果を私に教えてくださいね。(期間が長いですね。笑)