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2020.07.13

SNSを毎日更新しても、集客にはつながらない理由

こんにちは。佐藤友子です。SNSを運用しているけどうまくいっていない人に相談されがちなのが「やっぱり毎日更新したほうが良いですよね?」ですが、根本的に考え方が間違っています

 

毎日更新しても誰も見ませんけど?

よく、起業塾、とくにお金をかけずに集客などを推奨するノウハウでありがちなのが「SNSを使いましょう!」です。それで判で押したように「毎日更新しないと、まず知ってもらえない」というのです。そういうノウハウなのでしょうか。

 

でも、本当でしょうか?逆に言えば、毎日更新したら、その情報発信を誰か(見込み顧客)が見てくれるのでしょうか?残酷な真実ですが申し上げますと、毎日更新したって、見られないものは見られないです。本当は、毎日更新するから見てもらえるのではなく、見込み顧客にとって有用な情報があるから見てもらえるのです。

 

「本人に興味を持ってもらおう」という説もありますが、まず最初は、どこの馬の骨ともわからないような人に「人として興味を持て」と言われても難しいですよね?

・いつの間にかファンになっていた

・このシリーズ読んでたらクセになった

・人柄が好きになった

・文体が面白い

などなど、いったいいつから「コンテンツ」ではなくて「人柄」が好きになったのか?という境目は曖昧です。けれどまず最初は、見込み顧客の主観で「知る」の壁を超えるはずです。つまり、彼らにとってなんらかのメリットがないと、知ってもらうはおろか、見てすらもらえないのが現実なのです。

 

更新頻度は20日に1回

事例があったほうが良いので、弊社の事例をお話ししましょう。このブログの更新頻度はまちまちで、20日に1度という時もあります。筆者の私が、1日に30分程度作業ができる時間がある日に更新される仕組みです(笑)。SNSなんてもっとひどくて、ほとんど放置しています(笑)。

 

それでも、HPから教材が売れたり、検索経由でブログを閲覧→問い合わせ→実際に商品購入に至ることはあります。正直いって、弊社ではSNSにはまったく力を入れていません!(威張るところではないですね。笑)。また、広告を出稿していることもあり、集客が自動化できている面もあります。SNSに関しては、運用していた時期もありますので、運用ノウハウはありますが。

 

更新頻度よりも重要なのは、見込み顧客の気持ちが理解できているかどうかです。その実感がもてれば、更新頻度にこだわらなくても、反応が取れるようになります。つまり「反応が取れているかどうか」というのが、一つのバロメータとなるのです。

 

その実感がないのであれば、リサーチを徹底的にしてみると良いでしょう。残念ながら、リサーチはあまりノウハウがありません(リサーチの本とかを出しても、インパクトが付けにくいので売れないからですね)。しかし現代広告の父と言われたD・オグルヴィは「コピー(ライティング)はリサーチが7割」という言葉を残しているくらいです。

 

ビジネスの参入障壁が低くなったのに成功する人が少ないのは、本当に重要なことを理解している人や会社が一握りだからでしょう。更新頻度にこだわる人がせっせと反応のないSNSを更新している間に、着実にリサーチを進めている人が、正しい媒体を選んで、適切な情報発信をしているので、それは差がつきますよね?

 

リサーチを強化したい人は、弊社の「実践型ビジネススクール」のようなカリキュラムで、がっつり項目を頭に叩き込んでいただくことをおすすめします。

 

正直いって、リサーチができれば、あとの細かい手法は自動的に決まってきます。逆に言えば、それさえできればかなり楽になります。ですから、リサーチができていないというのは、とても時間をムダにしているとすら思います。

 

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