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2020.07.24

申し込みにつながる文章を書く3つの前提条件

こんにちは。佐藤友子です。私が起業して事業が軌道に乗ったキッカケは、文章力だったと言っても過言ではありません。文章のチカラで、集客や販売をこれまでしてこれました。

 

世の中には、文章が得意な人、苦手な人。また、文章が得意でも申し込みにつながる書き方が苦手な人、文章が苦手でも、申し込みにつながる書き方は得意な人などさまざまです。

 

私は比較的国語が得意なほうなので、「読まれる文章」「売れる文章」のコツを3つのポイントで少しだけお伝えしてみようと思います。

 

POINT1:人間力を上げる

しょっぱなからぼやっとしたのきた!と思われたかもしれません(笑)。文章ってさまざまなテクニックがあって、そのどれもが重要なのですが、大前提となることに「本人が何を伝えたいか」というテーマ設定の必要性というものがあります。

 

個人でもメディアを持って発信できるようになりましたが、その背景で起こっているのは「個人がハイライトされてる」という残酷な事実です。つまり、いくら情報発信のハードルやビジネスの参入障壁がひくくなったからといって、つまらない人の書くつまらない文章は誰も読みたくないのです。

 

中には、「お役立ち」「説明」などを充実させたり、とにかく「テクニックの提供」を網羅することでも読んでもらえるのではないか?と思う方もいるようです。けれどそれならばWikipedia先生でじゅうぶんじゃないですか?

 

とにかくテクニックを教えて欲しい!本を読んでもなかなか自分に落とし込めない!というような人は、まず自分が(見込み)顧客のために、何を伝えたいのか?自分の主張はなんなのか?ということを考えたほうがよいといえます。なぜなら、文章を読むほうは、なんらかの解決や気づきを求めて文章を読んでいますから、そう言ったある種のリーダーシップがない文章はつまらないと感じて、購入してもらえるはおろか、読んですらもらえないのです。

 

POINT2:国語のスキルをつける

では、主張がしっかりある人の文章は読んでもらえるのでしょうか?答えはNOで、読んでもらえる工夫をしなくてはいけません。私はさまざまな文章を読んでいて感じるのですが、内容はよいのに、文法がおかしくて読みにくい文章というのもあります。

 

たとえば、代表的なものに、「主語が誰かわからない」「目的語が曖昧」「5W1Hがぐっちゃぐちゃ」「句点がとにかく多い」「接続詞の使い方が不適切」などがあります。こういった文章は長くなればなるほど、複雑な伏線の回収をやらさせているような気分になります(笑)。意味があるとおもったらなかったり、ないとおもったら重要なことを主張したかったり。もうだめだ、カフカよりも安部公房よりもシュールレアリスムかい!といったん盛大に突っ込んでから、いさぎよく離脱したくなります(つまり、読むのをやめる)。

 

教科書のような文章を書けという意味ではなく、最低限誰が読んでも「読解可能」な文法を使うとよいです。目安としては、小学校5年生(高学年くらい)が読んでも理解できるような構成だと合格かなと思われます。

 

POINT3:自分のキャラクターを理解する

伝えたいこともあって、国語力も問題なければ「売れる・申し込みにつながる文章」がかけるのか?というと、実はまだ惜しいです。さいごに、「自分(自社)のキャラクター」を理解して生かしきれているか?という課題をクリアしなくてはいけません。

 

キャラクターの分解と分類はできることはできますが、長くなるのでここでは説明しません(そもそも今のところ、無料では言うつもりもないのですが)。

 

戦略や対策をたてるのなら、まずは現状分析からです。自分がどのような特性を持っているのか?を知るべきです。たとえば私の場合は、共感するセンサーみたいなものが、もともとあまり敏感ではないと自覚しています。他人に共感してほしいとおもったことも、あまりないです。映画をみてもあまり泣いたりしないので、夫に「君は何かを見て涙を流すことはあるのか?」といわれたりします(笑)。キャラクターとしてはどちらかというと淡々としていて、できる限り事実や実用的なことを伝えたい。と思うほうで、なぜかというとそれが相手に対しての親切であり愛だと、私は信じているからです。

 

こういう前提なので、「口は禍のもと」とはよく言いますが、それでトラブルになったこと多数…。ですがいっぽうで、そういう私だから好きだ。だからこそ、自分には佐藤さんが必要だ!といってくださる方も多いので、こうして事業がやれているのです。

 

私のような前提がある人だと、あまり読者に寄り添った文章を書こうとすると、逆にうわすべりする可能性すらあります。一部の人に嫌われてもよいから、じぶん(自社)の正義をつらぬくべきなのです(間違いを認めないという意味じゃないですよ)。

 

以上、

(1)人間力をあげる

(2)国語のスキルをつける

(3)自分のキャラクターを理解する

でした。一番最初にやって欲しいのは、(1)人間力をあげる。の中の、自分の中のリーダーシップを見つけだすことかなと私は思います。お客さんの目線でお話しすると、自分に興味がなくて、自分に役に立たなくて、自分を助けてくれようという気がないひとの話は、魅力を感じないものです。つまり、読まれないし、売れないということですね。

 

とどのつまりまとめると「文章以前の問題」ということになりますね。テクニックだけ追い求めている人は、この前提条件を今一度みなおしてほしいです。

 

あ、講座に参加してくれている方々には、ちゃんと「キャラの分類」の話もしっかりしますのでご安心を(笑)!佐藤の話を聞いてみたいなと思う方は、別に怖くはないので(笑)、興味があったらいらしてみてくださいませ。

 

 

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