SNSを使うコツ(質の良いいいね!がもらえる編)【保存版】
こんにちは。佐藤友子です。SNSがWebのインフラになって久しいですが、使い方が上手い人と下手な人がいるなと思います。
目次
「結果」につながる投稿の特徴
私は起業初期の集客を、ブログで行ってきました。現在はそうでもないのですが、当初はSNSの活用もそれなりにしてきたと思います。SNSもだいぶ変容をとげてきたので、今日は一つだけ、運用のポイントを書いてみようと思います。
まず、ビジネスユースする場合ですが、基本的にいいね!がもらえたからといって、コンバージョン(購入や問い合わせ、クリックなどの行動)につながるとは限りません。おそらく、私のSNSはいいね!などの数は比較的少ないほうだったにもかかわらず、コンバージョン率は高かったです。計測できる限りではありますが、たとえば平均で1〜3%と言われるところ、40%(平均の13〜40倍!)だったことなどもあります。
※コンバージョン(conversion)=転換。コストが成果に転換、変換することをさす。
良質な「いいね!」がもらえる投稿の特徴
いっぽうで、では「いいね!」がたくさんもらえても、意味がないのでしょうか?実はそんなこともありません。ポイントは「質の良い」いいね!をもらうことで、コンバージョン(以下CV)につながりやすくなるということです。質の良いいいねとは、「フォロワー(相手)との関係性が深まる」「CVにつながる」「CVに近づく」ものですね。
質の悪いいいねがたくさん集まっても無意味ですが、質の良いいいねがたくさん集まれば、それに越したことはありません。たとえば、500のいいね中30が質の良いいいねだった場合と、50のいいね中40が質の良いいいねだった場合、全体のいいねの数は500のほうが圧倒的に多いですが、CVへのつながりやすさは後者の方が高いということになります。
つまり、質の良いいいねをもらえるようにしていけば良いのです。
「ハイクラス投稿」はもう古い
勘違いしている人がいるのですが、誰かから憧れられるような投稿をしても、いいねがもらえるわけではありません。また、高級レストランやラウンジでの食事、高級ホテルやバカンス、意識が高い仲間とワイワイしている様子など、「なんとなくハイクラスっぽい」投稿をすればフォロワーやいいねが増えると勘違いしている人がいますが、これはもう完全にまちがっています。「可愛く撮れた自撮り」も、へんなおじさんが集まってくるだけですよ(笑)。
もう一度言います。完っ全にまちがっていますよ(笑)!こういう時は、ユーザーの気持ちに目を向けてみてください。
これに「いいね!」している自分が好きか?
SNSって最近は面白いなと思うのですが、「個人がどんなパーソナリティなのか?」ということがよくわかります。プラットフォームにより異なりますが、自分のSNSって、自分はどんな人なのか?というのを世の中に発信しているようなものなんですよ。
様々な人の、様々な投稿があります。自分がいいね!した投稿は、自分の友達やフォロワーのフィードにも出てきます。「SNSは繋がりの時代」とよく言われていますが、厳密にいうと違いますよ。そうではなくて「個人がハイライトされやすくなった時代」ということです。順番的にいうと、
(1)個人がハイライトされた
(2)だから特徴のある個人が目立ちやすくなった
(3)Webの特性で、個人を見つけやすくなった
(4)好きな人とつながれるようになった
と、実は繋がりは副次的な効果ということになります。(伝わっていますか?)
多少なりとも、人は「誰かに理解されたい」という欲求を持っています。もちろん私もそうです。だからSNSなどで個人の価値観に基づいたことが発信されていますし、多様性という言葉が重みを持ってきているのでしょう。
いわゆる「ハイクラス投稿」をする人は、多少なりとも自慢したいという気持ちがなくはないはずです。わかりますよ。だって私も「山田哲人とたまたま同じレストランで食事してて、握手してもらった!」とかいう出来事があったら、自慢したいですもん!いや…まぁ私の妄想なんですけど…(笑)。たとえば、実際にこのような出来事があった時の私の気持ちは以下でしょう。
・やばいもう山田哲人かっこよくて直視できないんだが
・多少なりとも行動導線が一緒って嬉しい
・もうこの出来事が私の中でトリプルスリーなんだが
だいぶとりみだしていますが(妄想なのに。笑)、こんな感じです。そして、それにいいねをくれる人は
・よかったね!
・自分も山田哲人好きだから羨ましい!
・山田哲人と行動導線が一緒っていいな。なんかすごいな。
みたいな気持ちでしょうか。たぶん、同じようにファンや野球好きの人であれば、普通に素直な気持ちでいいね!をしてくれる人が多いと思います。そして、その投稿にいいねをしたその瞬間の自分のことを、きっと好きなはずです。投稿内容にもよりますが。
いっぽうで、「多少の自慢がこもったハイクラス投稿」にいいねをするときって、どんな気持ちでしょうか?それにいいね!をしている自分のことは好きでしょうか?妬み、そねみみたいな感情もあるかもしれません。また、「自慢かよ」と思いながら、友達だから仕方ないな、と「義理いいね」をする人も多いようです。忖度加減が疲れそうですよね(笑)。
これにいいね!をしていると思われたら恥ずかしい投稿
SNSの特性ですが、先ほど言ったように、他人へのいいね!が自分のフィードに表示されます。つまり、いいね!も含めて「自分のSNS」という認識を、第三者からされるのです。この点が重要なんですよ。よく「〇〇さんもいいねしています」のように表示されていますよね。そこに自分の名前があると恥ずかしい。そう思われてしまうような投稿だと、質の良いいいねがもらえないのです。伝わっていますか?
「こんなドヤった投稿にいいねをしている人だと思われたくない」「こんな投稿(価値観)を支持する人だと思われたら恥ずかしい」と感じられてしまったら、フォロワー離れがおきますし、質の良いいいねがもらえません。つまり、CVにも結びつきません。
あなたはSNSを使っていますか?そして、その投稿は質の良いいいねをもらえるものですか?運用方法を変えるだけで、ガラッと質の良いいいねがもらえるようになりますし、CVにつながりやすくなります。CVの前に、まずは質の良いいいねをもらえるところから。知らないうちに「質の悪いいいねを集める投稿」をしてしまっていませんか?
そんなわけでご利用は計画的に、ぜひおためしください。お後がよろしいようで、ポイント1つだけですが、参考になれば嬉しいです。