toggle
2020.11.27

集客を自動化する方法

こんにちは。佐藤友子です。集客についての質問やご相談は日々とても多いのですが、根本的にアプローチが間違っている人も多いです。

 

集客の2つのアプローチ

大きく分けると集客は、以下の2つのアプローチとなります。

(1)時間をかけてお金をかけない

(2)お金をかけて時間をかけない

あなたなら、どちらのほうが優れている集客方法だと思いますか?

 

ちなみに私だったら「両方」と答えます。クイズになっていないですね(笑)。もう少し詳しくいうと、最初は(1)の方法で集客し、「集客の材料と条件」がそろったら(2)にも着手し始めます。しかし、(1)を止めるわけではありません。(1)も(2)も、着実に仕組み化します。

残念な質問①「集客したいのですが、SNSのブランディングを教えてください」

これは本当に多い質問なのですが、集客や収益に困っているという理由で、SNSのブランディングを聞いてくる方がいます。お金をかけて集客をする方法を知らなかったり、またはかけるお金がないために無料でできるSNSという選択肢になるという理由はわかります。

 

SNSはやって悪いことはないですが、そもそもの考え方として、SNSはブランディングがうまくいっていれば、集客に成功するものでもありません。

 

したがって、この考え方ではいつまでたっても集客が結局できないのです。

 

残念な質問②「広告の運用方法を教えてください」

集客は、広告運用によってある程度は自動化することができます。広告というのは平たくいうと、お金を出して見込み顧客に自社製品等を露出することでして、多くの人に商品などを知ってもらうことが可能です。ある程度、と書いたのは、他にも自動化する方法があるからです。

 

しかし、広告運用には得手不得手があり、すべての経営者や事業主に向いているわけではありません(ちなみに、私自身はできなくはないですが向いていないので、人に運用費をお支払いして運用してもらっています)。とはいえ、費用がない時は節約のために自力で運用したい!という方もいるようでして、「運用方法を教えて欲しい」とおっしゃる方がいます。

 

この考え方も実は残念なのです。理由は費用がないがためにSNS運用を始めようとすることと同じです。仕組み化に足る費用が残っていないのです。ということは、①の場合も②の場合も、結局「正しい仕組みの作り方」を知らないからということが言えます。

 

ですから、具体的なブランディングや広告運用の方法を知る前に、仕組みのつくり方、ひいてはマーケティングやビジネス、経営の全体像を学ぶのが、「急がば回れ」になるのです。ですから弊社でも現在は、まずは経営のゴールの状態からお伝えし、全体像を見える化した上で、各論(具体的なノウハウなど)をお伝えするようにしています。

 

そうすることによって、「私はイマココ」がわかるので、安心してやるべきことに取り組めるのです。この「イマココ」を見失っている(というか最初から知らない)人は多いですし、逆に言えばこれを知らないと基礎が不安定なビルのように、高層階になればなるほど不安定になっていくことでしょう。

 

それは、とてももったいないことなので、一刻も早く、「私にはまだ早い」と思わず、正しい知識を取り入れて欲しいですね。

 

友だち追加

 

この記事を読むとあなたの経営力がさらに上がります