どうでも良いよ戦争、勃発
こんにちは。佐藤友子です。物事がすすまない時は「どうでも良いこと」に取り組んでいる場合があります。
「友達申請のメッセは送るべき?」問題
たとえば、SNSなどで友達申請をするとき、個別のメッセージ(DM)を送るか送らないかなどで主張をしている人をたまに見かけます。はぁ…結論をいうと、マジでどうでもいい(笑)。
たとえば、DMを送るべき!派の意見はこうです。
- 誰だかよくわからない人は怖い
- 申請するなら、するほうが挨拶すべき
- 思いやりが足りない
全体的に、相手に配慮をすべし!尊重すべし!という主張のように私からは見えます。
いっぽうで、DMはいらない!派の意見はこうです。
- メッセもらっても返すの大変だから別にいらない
- 興味持ったらこっちからフィード見にいくからいいよ
- 個別メッセよりも投稿にコメントしてくれたほうがオイシイからそっちにしてほしい
全体的に、手間のコストを避けたい!自分の役に立つようにしてほしい!という主張に私からは見えます。
SNSをビジネスユースする際に、見込み顧客やフォロワーにアプローチすることが重要だとはわかっているけれど、具体的にどうしたら良いんだ…と、このような細かい部分で悩む方は多いのではないでしょうか?
だから、相手なんだよ!
そもそも論として初心にかえってほしいのですが、「相手」のことを考えたことはありますか?だいたい上記のようなパターンだと、「自分はこうされたから腹が立った!」「私だったらこういう風にされたいけどね!」というような自分の意見を述べているだけです。
ここで視座(立場)を相手にスライドさせてみましょう。↑で述べたように、「どのようにされたいか」は相手によって異なるはずです。ということは、もし自分がお友達申請なりアプローチをする際には、相手のことを調べるのが鉄則と言えます。
つまり、どちらかが正しいわけでも、あるいは誰にとっても正しいことがあるのではなく、相手にとって正解(という表現も微妙ですが)が異なるということ。「じぶんじぶん!」では商売は成り立ちません。↑のどちらのパターンの主張も、客観性および相手の観察を欠いており、どちらも不十分であると言えます。相手に評価されないと価値が発揮されないのがビジネスですからね。
裸の王様になっていませんか?
具体的に言えば、「DM必要派」は面倒くさい人に見えるでしょうし、「DM不要派」は自分の利益のことしか考えてない人に見えているでしょう。極端に言えばですが。
いやいや、自分はSNSで反応あるし、共感したってコメントもたくさんあるから大丈夫ですよ!という方こそ要注意。その反応は、しょせんは、似たもの同士の「わかるわかるー」の寄り合い、つまり意味合い的にはうっぷんばらしの対象にしかなっていないということかもしれません。ただの井戸端会議ですよ。
こうなると、一定の反応はあるけれど伸びないSNSになっちゃいますよね。ということで、SNSのDMにかぎったことではないですが、「どうでも良いよ戦争」にハマっちゃってる時はご注意を。ただし、どうでも良くないことの場合もあるので、判別が重要ですね。