toggle
2021.09.29

できないでは済まされない〇〇

こんにちは。佐藤友子です。自己啓発みたいなことを言って恐縮ですが(笑)思いどおりの人生を生きるって案外簡単です。でも、きっと苦労している人のほうが多いんだろうな。そう思って書いてみました。

 

「頑張ってるのに、なにがダメなんだろうなぁ…」

私自身は、今はほとんどのことは思いどおりになっています。もちろん、魔法ではなく現実的な方法です(笑)。

 

しかし、以前はそうではありませんでした。

「なにをやってもうまくいかないなぁ」

「これで良いのかなぁ」

「〇〇さんが羨ましいなぁ」

「頑張ってるのに、なにがダメなんだろうなぁ…」

 

と色々と悩んでしんどかったのが20代までの私でした。私は今30代ですが、根本的に性格が変わったとか、すごいスキルを手に入れたとかではないです。もちろん肉体改造をしたとかもない(笑)。つまりハード面はなにも変わっていません。

 

変えたのはソフトだけ。あることをするだけで、頑張っているのに思い通りにならない人生から、自然と波に乗るように思いどおりの人生を歩めるようになりました。この違いはどこにあると思いますか?

なぜかうまくいかない人の特徴

方法を紹介するよりも、うまくいかない人の特徴、つまり「原因」を話したほうが早いですね。思いどおりの人生を歩めない人は、大枠で説明すると「他人に頼れない人」がうまくいかない人です。つまり、逆にいえば他人にうまく頼ることができれば思いどおりの人生が手に入るということです。本当にこれだけ。

 

ただし「他人を頼る」を徹底するのは実はとても難しいんですよ。言うは易(やす)し、行うは難(かた)しとは本当です。

 

これでは説明が不親切なので、もう少し追加しましょう。もし、あなたが以下のような特徴に「わかるわかる!」と思ったら、以降のアドバイスを参考にしてみてください。そうすることによって、今より少しは、他人を頼れるようになるでしょう。

 

残念①:自分のやり方にこだわる

そもそもなのですが、「今、うまくいっていない」というのはどういうことでしょうか?当たり前ですが、今までの自分のやり方の集大成が今の自分だからです。であれば、考え方や方法を変えるべき。そう考えるとシンプルなのですが、分かっていると言いつつ、理解できていないのが私たち人間です。

 

以下のようなことに心当たりはありませんか?その場合は要注意です。

  • 自分の力でやってみたい!(と思って早◯年)
  • アドバイスを聞いても〇〇さんだからできただけだと思う
  • 結局行動が変えられない
  • 自分と違うタイプの人の話を聞けない

 

たとえば、ライザップというダイエット・フィットネスクラブがありますが、食事を毎回記録してインストラクターがチェックします。なぜでしょうか?管理するためと思っている人がほとんどですが本当は違います。

 

知らないうちに自分のやり方にこだわっている人が多く、そのダメなこだわりが自分では当たり前すぎて気づけないからです。水飲んでも太ると言っていた人が食事チェックしてみると市販の野菜ジュースをたくさん飲んでいたりとか(糖質やカロリーが多いです)。

 

残念②極端に相談が怖い

時々…というか私の体感では全体の2〜3割いる印象なのですが、相談や他人に自分のことを話すのを極端に嫌がる人がいます。

 

その理由として、以下のようなものがあります。

  • 利用されそう
  • 情報もらされそう
  • 相手が信用できない

 

たしかに、信用できるまではデリケートな情報は言いたくないというのはわかります。そりゃそうでしょう。私だってそうです。ただし、過度に「自分のことを他人に知られるの嫌!」という人もいて、もったいないなと思います。その原因を印象として多い順に並べてみました。

プライドが高すぎる(できない自分を知られたくない)

人に相談するということは自分が「できていない」ということを認めることなので嫌がる人がいます。このタイプの人は自分一人が「自分はできない」と思っているうちは、他人に「自分はできなくて…」と一見謙虚に吐露します。

 

しかしできないことが客観的に他人に伝わるのを極端に恐れるので、「できない」「私なんてまだまだ」「色々勉強させていただきます」とか口ではいうものの、実際に誰かに相談すると他人から指摘されることになるので怖いのです。特に大勢の前で指摘されるのが恐怖で仕方ないので放置。結局なにが悪いのか自分でわからずじまいということです。

 

これまで利用されてきた経験がある

時々おられるのですが、他人に騙されたり利用された経験がトラウマとなり、他人に相談できない人がいます。とくに信じていた人相手だとショックも大きいでしょう…。お察しします。

 

もし、騙されたり利用されることが多い場合は、相手だけではなくて自分にも原因がある場合があります。付き合う人の選び方や自分の対応により、望んでいない結果になっているのです。頼るのがヘタとでも申しましょうか。

 

潔癖

公務員を続けてきた方、ひとつの仕事を何十年も勤め上げた方、堅い職業の方に多い印象ですが、他人に相談する(情報が漏れる)ことでおこる様々なトラブルを許せないタイプもいます。

 

たとえばオンラインが発達した現代ではコンテンツの価値がほぼゼロに近づいている…みたいな話を聞いたことがある方はおられると思います。そう、情報はいつか漏れる可能性はあります。トラブルにならないように法整備などされていますが、まぁゼロにはならないでしょう。だからこそ弁護士のような仕事があると言えますが。

 

このタイプの方は「きれいに整っていない」「割り切れない」「誠実でない」ことを嫌がる理想主義者です。よい方向に理想を追求できれば良いですが、こだわりすぎると現実を受け入れられない頑固で偏屈、面倒くさい人になってしまいます。

 

我々は、理想はあれど現実を生きなくてはならないのです。

 

2つのアドバイス

簡単にですが、上記のようなひとに2つのアドバイスをしようと思います。率直に伝えたほうが良いと思うので…もし傷つく人がいたら本当にごめんなさい。

①誰もあなたを気にしていない

自分のやり方にこだわる系の人は、大枠では他人からの評価が怖いのです。けれどぶっちゃけ、あなたのことなんて誰も気にしていません。悪い意味で自意識過剰なんですよ。

 

あなたと同じように、みんな自分が一番大事。もし他人からの評価が怖くて他人を頼れない、相談できない場合は肩の力を抜いてみてください。大丈夫ですよ。

 

②ごめんなさい…利用価値ないです

相談を怖がる系の人は、大枠では他人から利用されるのが怖いのです。失礼を承知で申し上げますと…あの、ごめんなさい、あなたの(情報の)利用価値、全然高くないです。だから安心してください(笑)。

 

とてもデリケートな問題であれば、もちろん相談に勇気がいるでしょう。ただ、聞いてみると本当に他人からするとどうでも良い(すいません)ことや、確かに漏れると嫌かもしれないけれど、利用価値のない情報ってありますよね?

 

例えば弊社はマーケティング・経営コンサルティング業をしていて、私もよく相談を受けます。もちろん守秘義務は守りますが、それでも時々相談を警戒する人がいます(特に初回相談の場合に多い)。

 

初対面だと警戒したくなる気持ちはわかります。これは私たちも十分に留意すべき点です。が、私が仮に外部に漏らしたところでどうしようもない情報もあります。たとえば相談者の売り上げや悩みなど。※もちろん、絶対、絶対もらしませんが。

 

そもそもその情報を漏らしたからといって、私たちにはなんのメリットもないですし、逆にデメリットです。「この会社は相談者の情報を漏らすのか!」と悪評が立ってしまうからです。このような双方の事情を冷静に考えると、総合的に利用価値ないな。とわかるはずです。

 

ですから、もちろん私たちに対してだけではなく、信用する人には安心して相談して欲しいなと思います。それでも相談が怖い人は、きっと今まで、よくない相談相手にばかり当たってきたんだろうな…と思います。他人が信じれなくなるのは、寂しくて悲しいことですしこのままではデメリットのほうが多いでしょう。

 

他人のアドバイスを素直に聴ける力

ということで、他人のアドバイスを本当の意味で素直に聞くことができるようになると、誇張でもなんでもなくて人生は思いどおりに進んでいきます。もちろん私もまだまだ素直に聴けないときがあるので、えらそうなことは言えません。

 

細かく話そうと思えばもっともっと説明できますが、そうは言ってもやってみることが大事です。↑にひとつでも、ちょっとでも心当たりがあった方は、ちょっと肩の力をぬいて、他人にアドバイスを求めてみてくださいね。

 

「やってみようと思う」と「やってみる」では天と地ほどの差があります。小さくても、その現実の一歩が大切なのです。「あなたはひとりじゃないよ」ということが実感できると良いなと思います。

 

友だち追加

 

この記事を読むとあなたの経営力がさらに上がります