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2021.11.02

土足で営業してんじゃねーよ!

こんにちは。佐藤友子です。

 

情報発信の頻度の正解はあるのか?

テクニック系のことでよく「メルマガやLINE、SNSの発信で効果がある頻度はどのくらいでしょうか?」と聞かれます。本当によく聞かれます。

 

例があったほうがわかりやすいと思うので、あなたが欠かさずチェックしている情報の配信頻度を思い出してみてください。そこで質問なのですが、あなたが欠かさずチェックしているのは配信頻度が決め手でしょうか?おそらく違うと思います。

 

なぜフォロワーや読者が減るのか…

そもそも論として、フォロワーや読者を増やすためのアプローチと、解除させないためのアプローチは違います。順序としては、解除させない(減らさない)中身をつくってから、増やすための施策をガンガンやるべき。

 

お金を貯めるときと一緒です。まずは無駄な出費を削ってから増やす努力をしないと。出費が多い状態で給料が増えても一向にお金は貯まらないですよね?

 

であればまずは、情報を受け取る人にとって有益な中身にすべきですよ。

 

嫌われポイント「役に立たない」「金目当て」

WOMマーケティング協議会さんの記事、また、少し古いですが2017年版スーパーマーケット白書第3章にSNSのアカウントをフォロー解除する理由について統計がとられていました。

 

ざっとまとめると、以下のような理由で解除する人が多いようです。

 

  • 自分に関係のない投稿が多い
  • 有益な情報が得られない
  • 毎回同じような内容で飽きる
  • 投稿内容が面白くない・楽しくない
  • ステマや商品紹介ばかりになった
  • お金目当ての投稿が増えた

 

まぁ総じて「つまらないから」と言えそうですよね。SNSにかぎらず、LINEやメルマガもそうでしょうし、TV番組なんかもそうでしょう。

 

つまらないとユーザーから拒絶されてしまうということです。

 

フォロワーはあなたの金づるじゃないのよ

「フォロワーは金づるだぜ!」なんて意識的に考えている方はいない気がしますが(笑)、情報発信をする側が自分中心だとフォロワーは増えず、解除ばかりが増えます。

 

上記の解除する理由をひっくり返してみるとこうなります。

 

  • 自分に関係のある投稿が多い
  • 有益な情報が得られる
  • 毎回違う内容で飽きない
  • 投稿内容が面白い・楽しい
  • 商品紹介する場合はステマではなく、ユーザーに本当に役に立つものや自分が心から良いと思ったものを紹介している
  • お金目当ての投稿をしない

 

こう考えてみると…私たちが情報発信で工夫できることって、たくさんありませんか?ちょっと大袈裟ですが、大切なお客さんの顔を思い浮かべて、その人に語りかけるような心持ちで発信してみてください(実際に語り口調にしなくてもいいですよ。笑)。

 

そうすると…金目当てだったり、役に立たない内容にはならないはずです。

 

最後にタイトルを回収すると、SNSのDMでいきなり見ず知らずの他人に営業して嫌われる人が時々いますよね?これはなぜかというと、趣味で使っているアカウントなどに、許可なく土足で営業に来られている感覚がするからなのでは?と考えます。フォロー解除をする理由の統計を見るとそうなのかなと。

 

ユーザーは、自分にとって役に立つことだったり、楽しくなれる情報を見つけたくてSNSをはじめとしたWEBの情報にふれています。

 

見ず知らずの人にいきなり営業しなくても、情報発信の時点で企業側の利益に比重が偏っていたら…売りつけられている、押し付けられているような印象を与えてしまうでしょう。

 

もちろん企業はだいたいが営利目的ではありますが、私たちも基本の「お客さんの役に立つ」ということを変に慣れずに意識していきたいところです。

 

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