経営に必要な3人格
こんにちは。佐藤友子です。起業や経営がうまくいっていない人が盲点になっている部分があります。
美味しいレストランは潰れる
不思議に思ったことはありませんか?おいしくても潰れるレストランがあり、逆に多少味は悪くても(失礼)繁盛している店もあります。
飲食店じゃなくても同じです。ゴッドハンドなのに流行ってない整体師、かなり結果が出せるのに集客できてないコンサルタント、凄腕なのにバイトで食い繋いでいる占い師etc…
いわゆる「モノは良い」のになぜなのでしょうか?
経営には3人格必要
細かいことはいくらでも言えますが、経営していくには3つの人格が必要です。簡単に説明するとこうなります。
- 作る人(品質)
- 仲良くなる人(接客)
- 計算する人(経営・マーケティング)
つまり、美味しいのに潰れるレストランは、「作る人」しかいないということになります。だから潰れるのです。作るだけで売らなければ、せっかくの絶品料理も余って残飯になってしまう…。
美味しい料理があれば、それを見込み顧客に伝えたり、魅力に気づいてもらう必要があります。さらに、冷静に利益率や資金管理、戦略立案をする人がいないと致命的な判断ミスをしてしまう場合がありますよね。
「一度食べてもらえばわかるから」は怠慢
私の経験上ですが、うまくいっていない人は、だいたい自分(自社)の中での「作る人(品質)」の割合が高すぎます。というか品質をあげることで、他の2つがカバーできると無意識に思っているのです。
しかし残念ながら、3人格そろってはじめて繁盛店になります。お客さんは、一度食べてみても「わからない」のが当たり前なのです。食べてみて「美味しくない」と思ったわけではないのです。この違い、わかりますか?
もちろん、資質があるのですべてを一人でまかなうのは難しいでしょう。かくいう私も、「仲良くなる人(接客)」の割合が低いのでずっと困っていました(苦笑)。今はチーム化することで解決しています。
外部のコンサルタントを入れるのも、決定的に足りていない「計算する人(経営・マーケティング)」の役割をカバーするためと言えますね。
あなたのビジネスには、3人の人格がちゃんといますか?