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2017.10.06

目的別コンサルタントの見分け方

こんにちは。

マーケティングコンサルタントの佐藤友子です。昨日こんな記事を書いたところ、アクセスが普段の4倍以上になりました。

「起業塾」の意味がない理由

「学び」に迷ってる方が多いんだな。。と実感した出来事でした。詐欺扱いされるコンサルタントもいる中、私もコンサルタントとして、多くの先輩方から学ばせていただいております。「成果を提供できる有能なコンサルタント」はたくさんいらっしゃいます。だから結論として、「コンサルタントとは賢く・正しく付き合う」ことでかなり事業が爆発的に伸びるのは間違いありません

 

今日は「自分にあったコンサルタントの見分け方・選び方・活用方法」についてお話ししますので、参考になれば幸いです。

 

 

現在地&目的地があやふやだと、間違った乗り物に乗ってしまう原理

 

まず、自分は何をしたいのか?どうなったら理想の状態なのか?を決める必要があります。

(A)起業前

・起業したい(やることが決まっている)

・起業したい(やることが決まっていない)

・会社員を辞めたい(労働が嫌)

・会社員を辞めたい(ジョブチェンジをしたい)

 

(B)起業後

・売り上げをあげたい(業績UP)

・事業拡大したい(規模の拡大)

・販路を開拓したい(新規顧客やマーケットの開拓)

・働く時間を減らしたい(業務改善)

 

こんな感じで、ざっくりとしたニーズでも、「起業前」「起業後」に分けられると思います。ちなみに私は会社員からの独立起業でしたので、たどってきた道としては(A)会社員を辞めたい(ジョブチェンジしたい)が主な理由でした。なのでマーケティングや商品設計を教えてくれる塾で学びました。こんな感じで巷にはいろんなコンサルタントがいらっしゃいますが、需要と供給がマッチしているかをちゃんとジャッジする必要があります。

 

例えば、「起業したいけど何をしたいか決まってない」という方が「ブランディングコンサルタント」のコンサルを受けても意味がないですよね?「ブランディングするものがない」ってなっちゃいますから。「ブランディングさえうまくいけば起業は成功する」という方法論ありきで考えると失敗します

 

確かにブランディングに実績と自信を持つコンサルタントに言わせれば「ブランディングさえうまくいけば事業は成功する」という主張は正しいです。それはあくまで、「事業ありき」の話であって、「起業の時点からうまくいく」とは話が違うのです。ここが盲点になっていて、お互いの需要と供給がマッチしていないケースは多い気がします。

 

起業したい人はまず、「商品設計」から。だったら起業コンサルタントや、商品設計コンサルタントに知恵を借りるといいです。その先の人は戦術系・戦略系、なんでも必要な知識を持っているコンサルを頼るといいです。

 

コンサルタントの「手腕」の見分け方

 

「何コンサルタント」に頼ればいいかわかったら、次は「その中でも誰」にオファーすればいいかって話です。

コンサルタントは一般に、顧客が抱える何かしらの課題を解決する方策を提供している。

優秀とされるコンサルタントは、インファレンス能力(推論する能力)に優れている人が多いことを示すデータがあるともされる。

ただし、インファレンス能力があっても、優秀でない人もいるともされ、他にも必要な能力があるともされている。

ってwikipedia先生が言ってました。つまり、顧客の抱えている問題の掌握から解決策の提案までができ、それが一定の成果をあげることができる。というコンサルタントが有能であると言えます。

 

・実績がある(クライアントに対しての実績)

・本来の問題を見抜ける(クライアントが自覚している問題と本来の問題は異なる場合がある)

・信頼関係を築ける人間性がある

・具体的な対策の提案をしてくれる

・クライアントに逆ギレせず、自ら気づくように導く。

 

といった条件を、私が知っている非常に優秀な(成果を出させる確率が高い)コンサルタントは持っています。ダメなタイプで意外と多いのは、、、クライアントに逆ギレしてしまうコンサルタントです。成果が出ないとクライアントのせいにする(クライアントにも原因がある場合もありますが、せいにするのは違います)こういう方は人間性云々の前に、実績も微妙ってことが多いです。

 

そもそも実績をちゃんと出せるコンサルタントは、むやみやたらにクライアントに逆ギレしません。なぜなら、そうしなくても成果を出させる関わり方を知っていて、実践できるからです。「辛口キャラ」「逆ギレキャラ」がウリのコンサルタントもいますが、そもそも彼らをしっかり調べてみると、実績が微妙って事が往々にしてあります。「辛口キャラ」はアクセスを伸ばす事はできますが(怖いもの見たさで)、自分の信用を自分で下げているだけで、クライアントの実績に結びつかないですよね?他社の悪口なんて。だったらそういう人は選ばないほうが賢明です。

 

以上、コンサルタントの選び方でした。何か学びの参考になれば幸いです。書いてて一つ、同業のコンサルタントに言いたい事が見つかったのですが、売り上げになるからといって誰でもOK、Welcome!にするのではなく、ジャンルが違う場合は「あなたには私は成果を提供できません」。そもそも起業するステージに立ってないなと感じた時は「今のままではいくら高額投資しても有能なブレインをつけても成功できないので、〇〇をまずやってみたほうがいいです」など、『断る勇気』を持って欲しいなと思います。

 

需要と共有がマッチしていないものは、買う側も売る側も気をつけないといけないですよね。

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