「文章力」を鍛えると集客できなくなる
こんにちは。マーケティングコンサルタントの佐藤友子です。よく「ライティングを教えてください」「文章力をつけたいんです」って言われることがあるのですが、実はそんなものはなくても集客はできます。
私はプロのセールスコピーライターさんを何名も知っていますが、彼らのスゴイところは、実はライティング力、つまり「文章力」ではありません。商品の魅力を引き出す「ヒアリング力」そこをニーズに結びつける「考察力」がスゴイのです。この商品を世の中に広めたい!売りたい!経営者のチカラになりたい!その想いが能力と比例するから売れるのです。
文章力というのはテクニックのことで、理論構成だったり、アウトラインだったり、キャッチコピーだったり、、なんですが、それだけあってもいい文章、すなわち「人を動かす文章」って書けないんです。難しく考えないで、いい文章っていうのは、「感情がプラスに触れる文章」の事だからです。
だから、文章力を伸ばすよりももっと大事なことは「考えるチカラ」「知識の量」「経験値」を増やしたり鍛えるコト。「佐藤さんってよくいろんな表現が出てきますよね」ってご評価いただくんですけど、それは私の表現力や文章力がスゴイってわけじゃなくて、単純に知識の量が少し多かったり、いろんなパターンを知ってたり、その方よりも多く経験をしているだけだったり、、何より、相手のいいところ、顧客とマッチする部分を見つけたい!前提で脳細胞をフル動員(笑)しているだけなんです。
だから、「コピーライティング力」だけを身につけて伸びる人っていうのはほぼいないんです。ライティングができれば集客できるよ。ストーリーが大事だよ。マスターするといいよ。ってのは本当だけど、それに期待しすぎるのは、歌唱力に依存しすぎる歌手のようなものです。
例えば、「人に感動を与える歌手になりたいんです!」って場合に、歌唱力だけでは人気者やカリスマにはなれない。カラオケ上手で終わっちゃう人もいますよね。むしろ歌が下手でも人気の歌手もいる。笑 そうじゃなくて大事なのは「熱量」です。歌だったら、「伝えたい!」という熱量があるかどうか?が結果を大きく左右します。だから、単に「文章がうまくなれば集客できる」って思ってる人はそこだけ鍛えると、むしろ逆効果の場合もあります。
熱量って具体的にどーゆーコト??こーゆーコトです!※音が出るのでご注意ください。
ブルーハーツかっこいい♡ヒロトcool♡すみません、私の趣味でしたー笑
万人に好かれる工夫はしなくてもいいけど、誰かの心にものすごく刺さる。それが真の「文章力」って言えるんじゃないかなって思います。そういう意味で誰かの文章、そして自分が書いた文章を読んでみてくださいね。視点や気づきが変わると思います^^