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2024.08.03

100倍成果を出すか、そこそこで終わるか(後編)

こんにちは。佐藤友子です。100倍成果を出すか、そこそこで終わるか(前編)の続きです。その前に、そもそも100倍の成果って何?と思われた方がいると思うので解説を(最初にしておけば良かったですね)。

 

シンプルに大体100倍くらいの成果だと思って下さい。売り上げであれば0を2つつける、集客も同じです。厳密に100倍というわけではなくイメージで考えていただければと。

 

実際に私が起業1年目→2年目で売り上げが100倍くらいになりました!もちろん最初は見込み顧客もいないのでゼロから始めます。このように初心者でも全く関係ないですし、このやり方を続ければものすごい成果が出せます。

 

そこそこで終わる人と100倍成果を出す人の5つの違い

では後編行きますね!まだ前編をご覧になっていない方はこちらからどうぞ。

 

違い④学ぶVS改善する

行動の反対は?の正解は「学ぶ」なんですよ。厳密にいうと行動するだけではダメで、現状を改善しなくてはならない。強い言い方になりましたが、ビジネスや経営は精神論や頑張りでは成り立ちません。ですから改善し続けることが必須。

 

そこそこの人は頑張り屋ではあるので、真面目に勉強をします。セミナーに出たら必死にメモを取りますし、講師に質問もします。それ自体は良いことなのですが、学ぶことそのものは成果に一切の影響を及ぼさない。

 

たとえばホームランやヒットを打つ方法をいくら勉強したり、スラッガーの書籍を読んだり動画を見たり、野球教室でたくさん質問したとて打てるようにならないです。

 

よくビジネス上でも「打席に立て!」という比喩表現をされますが、厳密にいうと打席に立つだけでもダメですよね。打てるようにならないと。

 

学ぶというのはあくまで成果を出すための手段であって目的ではありません。例を出しましょう。以前経営者の勉強会に参加した時に、自分のアドバイスを受けたらその場で社員に指示をして帰ってしまった社長がいました。

 

その社長の会社は、翌月年商1億円から月商1億円になる勢いで儲かりすぎて広告予算が回らないため広告費を借り入れしてさらに利益を出してました。正確にいうと1.5億だったかな?雪だるま式っていうのはこういうことかーすっげーー!!!と感激したのを覚えています。

 

学ぶことが目的になっている人は、たとえば書籍や教材を1から10まで全てコンプリートしようとします。非効率ですよね。学びたいだけなら良いですが、100倍成果を出したいなら学びへの執着を捨ててください。時間やお金ができたら、存分に学び直すことだってできますから。

 

違い⑤努力VS限界

意外と思われるかもしれませんが、100倍成果を出す人は現時点の自分の限界を早く知りたがります。いっぽうでそこそこで止まる人は、自分の努力で限界突破できると自分の能力を過信しています。

 

私は仕事をするときに医療チームのボスだというセルフイメージを持っています。

 

医療現場で主治医が判断に不安がある時にどうするかというと、他の医師や他職種に相談して方針を決めたりします。自分一人で決めるより、他の人の知識も使ったほうが良い判断になるからです。また、診断の結果患者さんに提供できる設備がない場合は、他の病院に救急搬送されることもあります。そのほうが患者さんのためですよね。命かかってるので当たり前ですけど。

 

つまり、早い段階で「これ以上は自分では無理」を判断し、その先は他に任せるか技術的な問題の場合は今後のために技術を身につければ良い。ボスの判断には人命がかかっているので、できないことをできるとは決して言わないのです。

 

起業や経営は人の命がかかっているわけではないですが、実は会社や事業の命がかかってるんですよ。やったことのない手術を「まずは自分でできるところまでやってみます!」とか言わないですよね。そんな医師がいたら医師免許返納かつ逮捕案件です。なのに起業分野だとやりがちじゃないですか?努力や気持ち、やる気は大切なことですが、それで命は救えません。

 

以前、自力で月20〜30万円は売り上げれるようになったし、すごく不満があるわけではない。でも将来的に不安も感じているが、どうもその先が自分では伸ばせない。今のやり方で頑張っても忙しくなるだけで限界が見えていてなんとかしたい!と弊社のビジネスサポートのカリキュラムに参加された方がいました。(現在順調に稼働減らして売り上げ上げ続けてます!)

 

そう、この段階で自力の限界が「月20〜30万円」と正確に理解しているわけです。そしてこのままだと自分の事業が死んでしまうから、危機を感じて誰かに知恵を借りる判断ができる。自分の事業の素晴らしいボスですよね。

 

同様に、先日3年くらい色々頑張ってみてるけど今の状況が変わらないのでなんとかしたい!と弊社カリキュラムの参加を決めた方がいました。そうですよね、冷静に考えて3年間変わらなかったものが急に変わるわけないですものね。この方も自分の事業の素晴らしいボスです。

 

そこそこで止まる人の印象は、たとえば自分が現状月20〜30万円なのに、セルフイメージだけは月100万円くらいなんですよ。だからまだ頑張ればいけるはずだ、自分はこんなもんじゃない!と呑気に思っている。もっと直接的な表現をすると自分の能力を過信している。以前達成したことがあると、このセルフイメージ高すぎ病に罹患することが多いです。そこそこの人の流行り病みたいなもんですね。

 

もちろんポテンシャルはあるでしょう。けれど現状とポテンシャルは分けて考えるべきです。「君はホームラン王になるポテンシャルがある!」と言われたとて、現状に合わせた練習をしないと体を壊しますし、「君は東大を目指せる!」と言われたとて毎日の勉強は自分の学力にあった問題集のはず。

 

要は100倍成果を出したいなら、さっさと自分の限界を知って他力を使えということです。そのほうがお客さんにも質が高いものが提供できますので、お客さんのためでもあるのです。

 

まとめ:〇〇を変えるだけ

5つほど違いを説明しましたが、総合して実は常識(思い込み)を変えるだけなんですよ。ただし徹底的に変えること!

 

振り返ると私が初心者のうちから100倍成果を出せた理由は、初心者らしく先輩経営者やコンサルタントのアドバイスを鵜呑みにして「はいorYes」で受け入れ行動し、フィードバックをもらい続けたからです。決して私の能力が高かったわけではない。ある意味ビギナーズラックだったとも言えます。

 

だって自分のこだわりを発揮して「自力でやってみます!」でフィードバックも受けないのは結果初心者の自己流なので、ズレた行動になるのは目に見えていますよね。私はやったことのない手術を自力でやろうとしません(苦笑)。

 

そこそこの人と100倍成果を出せる人は常識(思い込み)が違うということですね。そしてただ学ぶだけではなく、その常識(思い込み)を自分にインストールするくらいのことが必要というわけです。考え方を変える程度ではダメで、常識や思い込みを変えないと行動は一向に変わりません。そのために以上の5つを変えてみてください。

 

そこそこの人は自分に合っていないとか、強みじゃないからとか言って自分を変えようとしないですが、そのままではそこそこで終わりますよ、ということですね。何か参考になったことがあれば嬉しいです。

 

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