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2024.11.18

【Q&A】自分の商品って意味がないのではないでしょうか?

こんにちは。佐藤友子です。弊社長期ビジネスサポートプログラムの初回の面談(要は説明会です)は今のところ私が全て行なっているのですが、一定数こんな悩みを持っている人がいます。

 

「自分の商品って、やる意味あるのでしょうか?」

世の中にはたくさんの商品がありますよね?そんな中、自分の商品が世の中に存在する意義や意味が正直見出せない…という方は案外多いんですよ。印象でいうと、全体の3割くらいのイメージです。心当たりがある方はめちゃもったいないので、ぜひ続きを読んでください。

 

たとえば整体院を経営しているとしますよね。そもそも痛みのケアという意味では病院があります。さらに国家資格である柔道整復師や鍼灸師が開業していたり、そうでなくても大手で安くお手軽に通えるところもあります。

 

そうなると、特に新規参入の整体師であれば「自分がやる意味ってあるのかな…」とふと不安になってしまう。

 

また、自分の仕事自体に疑問を持っている方もいます。たとえばカウンセラーや占い師なんかはその傾向が強いです。「悩みなんてない方が良いよね?」「占いに頼ってばかりだと依存する人生になっちゃうよね?」そんなふうに思ったことはないですか?

 

その上店舗系のビジネスや公務員などのまっとうに見える仕事と比較すると、自分の商品が怪しく感じてしまい、このまま続けて良いのかなあ…と漠然とした不安を感じてしまう。このような、はっきりとした不安というよりも漠然とした不安を感じたことがある人は少なくないのではないでしょうか?

父「お前はまだよくわからない仕事して、看護師はもうやらないのか?」

私の小話を少しさせて下さい。父は公務員、母は専業主婦という家庭で育ち、弟が2人おりますが公務員と建設計の会社員と、どちらかというと堅いというか会社員の系統です。そんな中、私が起業したものだから父は未だにあまり快く思っておらず、私の仕事を「よくわからない仕事」と言っています(笑)。どうやら看護師に戻ってほしいようです。強要はされませんけども。

 

このように、顧客以外からは自分の仕事なんて怪しく見えていることはよくあります。特に近しい人の意見には影響されやすいので、知らないうちに心理的に負担になってしまうこともあります。特に家族ですね。だって本音を言えば応援してほしいじゃないですか。

 

ですが私の仕事の評価をするのは、私と一緒に働いてくれるメンバー、そしてお客さんです。社会的な評価ももちろん気にすると思いますが、犯罪や詐欺でもない限りそこまでイメージが悪い職種はありません。

 

ですから、主にお客さんに評価(成果や感謝の声)をもらっているなら、あなたはその仕事を提供している価値が客観的にあると判断して良いです。

 

また、自分はこの仕事をやる意味はあるのだろうか?という問いに関しても基本的には「Yes」です。

 

整体院の話に戻ると、痛みを感じている人が全て病院で解決するでしょうか?国家資格があるからという理由で整体院を選ぶのでしょうか?もしそうであれば、世の中には大手しか残っていないはずです。

 

あなたにも心当たりはないですか?この1ヶ月間の買い物をふりかえってみて下さい。大手の商品、有名な商品ばかりですか?最安値の商品しか買っていないですか?〇〇賞受賞!みたいなエンブレムがあるから買いましたか?きっとそんなことばかりではないはずです。

 

ということで、基本的には顧客の声を冷静に判断することが第一です。私がよくクライアントさんにアドバイスすることで、顧客アンケートを半年分くらい見直してみて下さい。そしてプラスの意見を具体的に抽出してさらに数えて下さい。というのがあります。そうすると客観的に「ああ、自分の商品ってこんなに役に立っていたんだ」という事実が数として理解できます。落ち込んだ時やモヤっとした時には、どんなセラピーよりも効きますよ(笑)。

 

さらに、自分の商品の強みも改めて発見できて一石二鳥です。マーケティング上も役立ちます。

 

よく、自信がなくて…という相談を受けますが、自信なんてなくたって良いんですよ。冷静に考えてみて下さい。自信だけあって腕が悪いよりも、自信がなくて腕が良い人のほうが顧客の立場に立つと良いはずなので、顧客に対して誠実に、コツコツ実績を積んでいけば怖いものは基本的にはありません。

 

とはいえ実績とビジネスの構築は別課題ですので、正しいビジネスの構築も同時に行うことをお勧めします。そうすることで、早く漠然とした不安から抜け出すことができます。

 

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