覚悟の一歩でつかむ未来
こんにちは。佐藤友子です。「やらなきゃいけないのはわかってる」「でもあれが優先だし」「もう少し余裕ができたらやろう」とやるべきこと、やりたいことを先延ばしにしていませんか?
これでドキッとした人は黄色信号です。これら「いつか」は残酷なほど永遠に来ないかもしれません。なぜなら「覚悟」がないから。この記事では、「覚悟」のパワーを徹底解説します!この記事を読み終える頃には、あなたはもう「いつか」という甘い誘惑に負けることなく、新しい一歩を踏み出す勇気を手にしていることでしょう。
目次
実は、余裕がない人のほうが有利
余裕ができたらやろう!というのは魔法の言葉に聞こえるんだけど、実は未来を奪う危険な言葉なんですよ。
余裕がないぶん、必死さと「やる理由」が明確にある。仮に時間やお金がなければ、どうにかうみだそう!と頭をフル回転させてとんでもない力を出すことがあります。火事場のなんとかですね。
いっぽうで、余裕があるとこういう無駄が増えます。
- 登録したけど読んでないメール
- 安いからと買ったけど手をつけていない教材
- 保存したけど見てない動画
- SNSで溶けていく時間
- 「必要」ではなく「買えそう」で買って失うお金
こういうことを繰り返していくと、いつしかあったはずの余裕がなくなり、「助けて」も言えず手遅れになります。要は、余裕がある人もない人も、おしなべて先延ばしにするから失敗するのです。では私たちはなぜ先延ばしにしてしまうのでしょうか?
先のばしの5つの原因
私たちは重要だと思っていること「ほど」、実は先延ばしにしてしまいます。ちょっとお恥ずかしいですが、私が起業した時を例にして説明していきますね。
①完璧主義の罠
完璧にやらなきゃ!という思いが「準備ができてから」「余裕ができてから」と最初の一歩を重くします。私自身も起業を志した当初、本屋さんで半年くらい色々な職種について調べまくった結果「うーん、やったことない自分の頭で考えてもわかんないや!」と起業のノウハウを勉強するためにマーケティングスクールに通うことにしました。あの決定がなかったら…と思うと今でもゾッとします。
②失敗への恐れ
失敗したらどうしよう…うまくいかなかったらどうしよう…という不安が行動を躊躇させます。私は起業初期に先輩経営者から「需要あるんだからもっと大規模のセミナーやったら?」「値上げしたら?」と言われ続けていたものの、怖くてだいぶ長い期間躊躇しました。
価格に見合った価値を提供できるだろうか?多くの人数で満足してもらえるだろうか?それが不安だったんですよ。でも、フォローしてもらえる環境だったので、えいや!とやってみました。不安の9割は実在しないのは本当で(笑)、多くの人の喜んでもらえましたし、「西のほうにも来てください!」(東京が拠点だったので)とオファーをいただき、定期的に大阪でセミナー開催したりできるようになりました。
③課題の巨大化
目標が大きすぎると感じると、どこから手をつけて良いかわからなくなります。結果、「今日できること」をやったり、短期的な毎日のタスクに追われてやるべきことが計画に組み込めません。私自身は売り上げを増やして仕組みをつくっていこうと思った時に、やり方がわからなくて自分で自分のことを忙しくしてしまう時期がありました。無駄ですよね。
④気分の問題
意外と思うかもしれませんが、上記のようなことが起こると「今日はなんだか気が乗らない」「今日こそ〇〇をやらないといけないけど怖くてできない」と負の感情に流されるループに巻き込まれます。
以前新しい企画をやろうと計画した時に、同じ経営者の中でワークをやったことがあるのですが、「佐藤さん不安多すぎw」とフィードバックをもらったことがあります。ああ、私ってマイナスの気分に左右されやすいんだな…と客観視できたと同時に、気にしない技術も身につけました。
⑤リスクの過小評価
これが1番大きな問題で、先延ばしによるよる長期的な損失をぼんやりとしか認識できていません。結果、いきあたりばったり、自転車操業になってしまいます。
これらの要因が複雑に絡み合い、私たちは「ま、いっか!」「なんとか今日生き延びれてるし」と先延ばしを選ぶことをを繰り返し、気づいたら1年、2年と経過してしまいます。
【警告】先延ばしがもたらす4つの致命的なリスク
しかしこの小さな選択選択の積み重ねが、あなたの人生から信じられないほどの機会と可能性を奪っていきます。
①機会の損失
挑戦すること先延ばしにすれば、成長の機会を失い、市場価値を高めることができません。時代に取り残されたり、有利なチャンスを逃した結果、ビジネスであれば売れなくなります。しかも急にではなくジワジワなのが怖いところ。
②信頼の失墜
約束や期日を守れない先延ばしは、周囲からの信頼を大きく損ない、人間関係に亀裂を生じさせます。言わなければいけないことがあるのに言えない、嘘をついてしまうなど、このようなことは実は相手にはバレていたりします。
③ストレスの増大
これは私もめちゃくちゃ経験があるのですが、先延ばしにしていることは常に心の片隅に存在し、集中力を低下させ、精神的な負担を増やします 。夢にまでみますし(笑)、体調を崩した経験がある人もいるのではないでしょうか?
④後悔という名の負債
あの時やっておけば…という後悔は、時間とともに重くのしかかり、あなたの心を蝕みます。これらのリスクは決して他人事ではありません。「いつか」と先延ばしにしている間に、あなたの未来は着実に蝕まれているのです。
先延ばし地獄から抜け出す唯一の方法:覚悟という名の羅針盤
では、どうすればこの先延ばしの連鎖を断ち切り、後悔のない未来を手に入れることができるのでしょうか?その答えは、「覚悟を決める」というシンプルな行動にあります。
覚悟とは、未来の理想の自分のために、今のコンフォートゾーンを抜け出す決意です。それは、失敗を恐れず、不確実な未来に飛び込む勇気です。冒頭の話に戻ると、余裕がない人のほうがいったん覚悟を決めたら強いんですよ。だから、「もうヤバいかも」「なんとか余裕作んなきゃ」と思えている時点ではまだ間に合う。
ですから、やるべきことは余裕をつくることではなく、覚悟のスイッチを押して「やる」「なる」と決めること。そうすればあなたの世界線は確実に変えられる。私は過去に2000人以上にアドバイスをしてきましたが、成果を出すのは元々優秀な人ではなく、覚悟が決めれる人でした。
覚悟を決めて行動するための3つのステップ
STEP①リスクを直視する
先延ばしによって失う可能性のある未来を、具体的に想像してください。後悔、停滞、失われたチャンス…その痛みを感じることが、行動への強い動機となります。これは私も毎日想像しています。怖がりの性格が、逆にアドバンテージになってるんですよ。
STEP②踏み出すべき一歩を踏み出す
完璧にしてからやろう!ではなく、まずは、自分がやりたいこと、やるべきことを書き出すなどして、最初の一歩を決めてやってみます。どんな一歩でも良いのです。踏み出すことが自己効力感となり、次の一歩を踏み出すきっかけになりますから。
STEP③「今、この瞬間」に集中する
過去の失敗や未来の不安にとらわれず、「未来のために、自分が決めたこと」「今、自分ににできること」に意識を集中させましょう。目の前のやることに集中することで、先延ばしをする隙を与えません。これが余裕がない人の強みで、なりふり構っている暇がないのです。
覚悟を決めれば未来が動く
覚悟を決めて行動することは、決して簡単なことではありません。しかし、その一歩を踏み出した瞬間から、あなたは先延ばしの呪縛から解放され、未来を切り拓く力、自分で決める力を取り戻します。
ちょっと想像してみてください。
- 新しいスキルを習得し、自信に満ち溢れている自分
- 長年の夢を実現させ、充実感に包まれている自分
- 先延ばしとは無縁の、軽やかで生産的な毎日を送っている自分
- コンプレックスから解放され、明日が楽しみになっている自分
これらは全て、「今、この瞬間」に覚悟を決めて行動することで、あなたの手に届く未来です。どうですか?動いてみたくなりませんか?
今こそ覚悟の扉を開いてください。「いつか」という幻想に別れを告げ、「今、ここから」という現実を生きる覚悟を決めましょう。先延ばしのリスクを理解し、小さな一歩を踏み出す勇気を持つあなたなら、必ず素晴らしい未来を掴み取れるはず。
あなたが怖くて踏み出せない一歩はなんですか?「余裕ができたらやろう」と思っていることはなんですか?それを今やってください。
最後に、心に刻んでください。未来は、覚悟を決めたあなたの行動によってのみ、創られるのです。