SNS起業家、絶滅の危機??
こんばんは。佐藤友子です。ほんの1年前と比較して、「SNS起業」を推す方って減ってきたような。っていう私の印象があります。というのも、、、やっぱりSNSはSNSだからなんです。
私のクライアントさんや、セミナーに来てくださる方の1〜2割くらいは「佐藤さんのSNSってSNS起業っぽくないから好きで気になりました」とおっしゃってくださいます。どういう意味かわかりますか?
そもそも勘違いされがちなのですが、あくまでSNSはSNSであって、ビジネス交流の場や、セールスのインフラじゃないんです。っていう消費者心理を考えないと嫌われます。
例えば1〜2年くらい前にSNSで集客が成功している例と言えば、とにかく自撮りを乗せて、可愛い風に演出するか、そっち系じゃない人はインパクトを加えるなどをして、タグ付けをしたり、コメントをしたり、WEB上で紹介をしたりすればまずまず集客ができていたんです。
私も例に漏れず、SNSはビジネス用としても活用していたのですが、お客様の立場に立つと、「いかにもセールス」「いかにもアピール」っていうのはいやだなと思ったので、控えめにやってました。笑 (一応理論上での計算はあったんですけどw)
それが良かったようで、好感を持って足を運んでくださる方が増えたんです。本当にありがたいことです。私自身が、「SNSアピーラー(と名付けたw)」が好意的に思えなかったから。
例えば、普通にfacebook見てたら、美肌アプリで加工された人の顔がででんと大きくドヤ顔でUPされて、文章の内容も「〇〇販売開始しまーす♪」とかだったら、、、、友達でもムカつきますよね。。っていうか、友達にはやらないでしょ?ってなる。ここが俗に言う、「SNS見てたら疲れる、、」っていうSNS疲れの状態だと思うんです。
でも一方、友達が新しいこと始めたみたいで、一生懸命頑張ってて、必要な誰かに届くように発信している。これだったら応援したくなりますよね。シェアしたくなりますよね。そういう違いなんですよ。
SNSの本質は交流であってセールスではない。普通に使っている人は、「集客されたい」とは誰も思っていないんです。
起業コンサルを名乗る人が、出たり消えたりしています。私が知っている起業コンサルタントさんで、しっかり活動されていて残っているのは、やはりSNSにばかり依存しすぎない販売経路をつくっている方です。1年前、「自分の顔で集客」できた人々が同じ手法では集客が厳しくなって、事業を縮小している例もあります。
何がいい悪いではないですが、「自分のやりたいことはこれじゃないから起業コンサルやめます」ともっともらしいことを言ったり、イキナリブログやSNSを全部消していなくなったり、、なんてこともあるようですが、これは単に「今までのやりかたで集客できなくなった」ってだけです。
私は思うんですが、人って新しいことに関しては(特に日本人は)飛びつくし夢中になるけど、慣れていく過程で最適化されていきます。そして最適化していく速度についていけなかった(つまり最初のやり方をずっとやってる)と、言い方は悪いかもしれませんが、淘汰されていくのではないか。そう思います。
こういうとき「じゃあ私もSNSしか販路がないからダメだ。。!!」って悲観的になるのではなく、だったらちゃんとあなたにあった販路を開拓すればいいのです。
順序として、ビジネス立ち上げの際に、「何をするか」が先に出てくるパターンが多いと思うんです。例えば、オーガニックのカフェを経営したい!人材派遣の会社を作りたい!みたいな。SNSっていうのは単なる集客や販促の経路や手段のことです。
「SNS起業」って言葉があるくらいなので、「SNSで起業」って言葉通りにとってしまうと、「チラシで起業」「HPで起業」極端にすると「名刺で起業」って言っているようなもので、一つのツールに依存していることになります。だから不安になってしまう。
なので「SNSで起業」じゃなくて「〇〇で起業。販路としてSNSを活用」って順序が本当は正しいし、そうしていきませんか?って、伝わっていますでしょうか?
だから「SNS起業」の範疇にいるなと自分で思うのなら、まずあなたがやっている事業が「何」で、SNSの他に「どの経路」を使うともっと発展するか?って考えてみてください。そうすると必要なことが見えてくるハズ。
体系的に学びたい!仕組みを作りたい!って方は是非こちらへ。私も知恵を絞って一緒に考えます!SNSでの成功事例も、もちろんそうじゃない成功事例もたくさんお持ちしますので、お力になれると思います。是非お越しください^^講座は終了しました。
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