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2017.11.05

運に期待しすぎて運に見放される人々

こんばんは。佐藤友子です。今日は私が起業当初、、というか、今でもある「焦り」の話をしてみようと思います。

 

「頭がいいかどうか?」は問題じゃなくて

 

常にどんな仕事をしてても頭の中にあるんですが「まだまだ知識も経験も上がある」ということ。誰かに勝つ負けるじゃなくて、例えば看護師の経験が10年を超えたときも、そしてずっと同じ分野だったんですが、それでも最新の治療や研究はあるし、患者さんにとってより良いことって出てくる。

 

自分の知らない知識や経験を持っている人もいて、「それ、めっちゃいいね!」ってこともたくさんあった。大学病院上がりの私は民間病院に移った時に、ナースの業務の広さ、技術や経験の違いにもカルチャーショックを受けて、「えー!私もっと知らないといけないこといっぱいあるー!」と自分の経験の浅さに危機感を覚えたりもしたんです。

 

つまり、いつになってもどんな段階でも、私は「まだまだ」って気持ちが消えなくて、いつも不完全な気持ちだったんです。でもだからこそ、いろいろと勉強する機会になったし、積極的に学会などにも出席させてもらえたり、レベルアップはできました。

 

「もっと知ろう」「上を目指そう」という気持ちと姿勢を持っていると、いつの間にか成長してるんです。ジョブチェンジした時も一緒で、知識や経験がないのが私はすごく怖かった。だからとにかく最初はインプットを意識しまくりました。

 

面白いことに医療(看護)もマーケティングも、視点としては同じで、「人は何が快・不快か?」「何が決定要因か?」「リスクをどう取るか?」などなど、行動心理学に基づく基本は変わらないので、「あ、これは私がずっと病院でやってきたことを応用してやればいいんだ」と気づいた時、お客様に喜んでいただきつつ、売り上げを立てる秘訣がわかりました。

 

難しかったのは視点を変えることで、「ビジネス脳」にすることです。ビジネスというのは流れや流行があって早いので、それは医療の速さとは違います。医療の変化は技術革新の変化だけど、ビジネスの変化は流行なんです。伝わっていますでしょうか??

 

つまり、ビジネスにはビジネス脳、「考え方」が必要だということ。頭の良し悪しじゃないんです。「思考回路」なんです。

 

焦った時は知識を「浴びる」

 

私が違うジャンルのことを学ぶ時は、とにかく不安なので知識をいっぱい浴びます。焦るんですよ。怖くて。例えば受け持ちの患者さんで関わったことのない疾患があれば、不安なので前日に調べて(わかってれば)先輩に聞いたり、ドクターに質問したり、そんな感じで医療機関にいた時はやってました。

 

知らなきゃそりゃー不安ですよね。これは経験でしか埋まらない不安なんです。教科書には「心室頻拍になるとすぐに意識を失い、蘇生が必要である」みたいなことを書いてたとしても、実際にいきなり眼球が上転して倒れて、心拍が確認できない人に道端で初めて出会ったら、、、焦ります。「ちょ、、すぐにって何秒以内??蘇生って何からやるの???」とかなって、一応救命の研修とか受けても知識や人形相手のデモストだけじゃ不安なんです。それにしても、知らないよりは知ってた方がマシです。

 

ビジネスにしてもそうで、わからない、知らないことばかりだと焦るし困るし怖いし、自分で決めて進んでいくのが起業家だし社長だし事業主なんだけど、やっぱ怖いわけです。だったらせめて、知る努力、試す労力は必要なんじゃない?って思うのはフツーじゃないかと思うんです。

 

引き寄せやリーディングにハマる人々

 

っていうフツーの理屈を考えると、「知らない→調べる」が基本な訳ですよね。学問やマニュアルは調べればいいけど、「行動」をしてしかわからないこと、自分でGOやOKを(仮)でも出さないといけないことは山ほどありますよね。「ビジネス脳」にしないといけない。

 

 

そんな時、時々見かけるのが「引き寄せ」や「リーディング」などの「必要なことはおのずと決まってる」という考え方です。もちろんこういうことって、私もあると思います。大いにあると思うんです。物事は偶然も必然もあるはずですし。

 

でも自分で行動すべきところを「リーディング」に依存したり「引き寄せ」が起こるまで待っていたりするのは何か違うのではないか?そう思います。お金が儲からないのは財布が悪い、方角が悪い、サインが出てないから動かないetc・・・

 

名だたる経営者の方々も、こういった「科学や理屈では解明できないこと」を大切にされていたりしますが、それは「たくさん行動してやり切ったから」ではないかと思います。いろいろと策を尽くして膨大なデータが自分の中に溜まってきて、その経験から「なんとなく」という勘が働くようになったり、理屈じゃないことがありそうだとわかったり

 

なので、圧倒的に経験や行動が足りてない私たちは、まだまだ「やれることもっとあるよね」って思うんです。「果報は寝て待て」ということわざがありますが、これは何もしなくてもいいって意味じゃなくて、やり切ったらあとは天に運を任せよう。という意味です。

 

運や引き寄せ、スピリチュアルetc・・・私、これらってあると思うんです。だけど、、

 

運に期待しすぎて行動しないと、逆に運に見放されてしまうのではないか?

 

そう思います。運も大切にしつつ、見放されないようにちゃんと行動はしておく。そういう人に運は向いてくると思うのです。

 

そのように行動することでしか、安心って得られないと私は思うんです。着実に実績をつくり、しっかり実力を積み上げたい!っていう方は、ぜひいらしてみてください。講座は終了しました。「消費者脳」から「ビジネス脳」に一緒に変えていきましょう!

 

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