去っていった人を責める心理
こんにちは。佐藤友子です。私はコンサルティングをしていますが、私と同業者、つまり「他のコンサルタント」に対しての「この人どうなの?」を聞かれることって多いんです。
(ブログランキングの応援ありがとうございます。今日は去っていった人を批判する心理についてです)
自分から去った人をメッタクソに叩くコンサルタント
ある人から、
「佐藤さんの他に、〇〇さんのことも正直気になっています。でも〇〇さんって、自分のところを去ったコンサル生のことを、ブログでメッタクソに批判していて、自分もそうされたら怖いなぁとは正直思っているんです。」
と相談を受けました。
私は「コンサル生」という言葉が個人的には好きではないのですが、それはさておき。
このコンサルタント個人がどうだとかは、正直興味がないのでどうでもいいです。気になったのは「自分から去った人を叩く」ということ。しかも、ブログってみんな読んでますよね?そういうオープンな場所で批判するということは、「去った人は間違っている!自分の方が正しいんだ!ほれみろ!」と公開処刑しているのと同じこと。
「あなた」を奪う人には要注意
きっとそのコンサルタントは、自己愛がすごく強いのだろうなぁと思いました。自己愛というのはナルシズムと似た概念です。誰もが少しは持っていますが、行きすぎると
・自分は特別な人間だと思い込む
・他人に頼らずに自分の力だけでなんとかできると自分を過信する
・人を見下すことに優越感を持つ
などの行動に走ったりします。こういうのを「自己愛型パーソナリティー障害」といったりします。すると、他人を自分のために利用しようとするのです。マウンティングなども程度にはよりますが、この一種ですね。
これは性格なので、相手は本当に良かれと思っていたり、相手を嫌な気持ちにさせているつもりもないかもしれません。だからこそ、こちら側も見極めが必要ということです。あなたが否定されることは、「あなた自身が奪われている」ということです。結論、関わらない方が得策ということになりますね。笑
クライアントが成果を出すと邪魔する問題
一番最初の相談内容に戻ると、強い自己愛を自分の中で飼い慣らせていないコンサルタントの場合、見た目が華やかだったりと魅せ方がうまい人にありがちです。つまり、魅せ方がうまいだけで手腕はなく、見かけだおしなのでコンサルティングスキルが低いことも多いので、もしそういった人に依頼したいと思ったら、クライアントの声などをよく読んだり問い合わせしたりと、実績を確認すると良いでしょう。
しかも、「自分が一番」なのであなたが成果を出すのを嫌います。なんじゃこりゃ?って感じですよね。笑
相談にあったコンサルタントの個人批判をしたいわけではなく、自己愛がすごく強く、それを自分の中でうまく飼い慣らせていないと、自分から去った人をメッタクソに批判したりするという行動に現れ、「あなた自身を奪う」ということですね。
ちなみに、私はどう考えているのかというと、「去っていった」という認識はなくて「今は関わりが薄くなった」と考えています。関わった人の人生が少しでも良くなれば嬉しいなと思いますし、その役割はいつも私!ではおかしなことになりますよね?だから、関わりが濃くなったり薄くなったりするのは当たり前だと思っています。ですので、一度関わったら心のどこかで相手のことは気にしていて、静かに幸せを願っているという感覚です。
ただし、リアルタイムで関わりが濃い人のほうがより気になるので、私の中の「占めている度」みたいな比率は、関わりが薄くなれば下がる。そんな感じです。
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