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2020.01.06

ペットボトル一本も買えない起業初期

こんばんは。佐藤友子です。新年早々暗めなタイトルですが、今日は私の起業初期の話について。

 

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(ブログランキングの応援ありがとうございます。今日は起業初期のリアルについてです)

 

ペットボトル一本も買うのが怖い

今だから笑い話ですけど、起業初期のころは、たかだか100円ちょっとのペットボトルすら、買うのが怖かった時期があります。

コーラは飲みませんけどね。笑

 

私の経験を話すと、会社員の仕事をしながら、副業という形で最初は始めました。会社員のころは、働けばお給料が入ってきますが、起業をするとそうもいきません。自分でお金を稼がないといけないのです。

 

そして、最初からトントン拍子でうまくいったわけではなく、「頑張ってるのに鳴かず飛ばず」な状態が1年くらいはありました。その期間は、「お金が入ってくる感じがしない。お金使うの怖い!」ってなったんですよ。

 

100円を使うのは簡単だけれど、それを稼ぐのがとても難しかった。もっというと、100円は稼げたとしても、ずっと稼ぎ続けれる自信がなかった。だから、使うのが怖くなったんです。

 

起業はブラック企業だ!

私は数多くの起業したい人や、事業を大きくしたい人の相談に乗ることがありますが、一つ確実に言えることがあります。そして、その点を多くの人は勘違いをしているのです。

 

それは何かというと「起業したら、最初は楽はできない」ということです。何を当たり前なことを…と思う方もいるかもしれません。けれど、私の感覚ですが、だいたい9割くらいの方が、この感覚をちゃんと理解していません。

 

例えば、「子どもとの時間が欲しいから、お勤めではなくて起業したいんです」「もうあくせく働くのは疲れたので、自分のペースでやりたいんです」「正直いって、自由なライフスタイルが羨ましいんです!」などの起業動機があります。

 

もちろん、その気持ちはわかりますし、大事な動機です。人生設計という視点で考えても、すごく良いと思います。ただ、そうなるまでの道のりが、思っているよりも長いことを、ほとんどの人は理解していません。

 

エアコンなど多くの家電は、起動するのに一番エネルギーを使うと言います。パソコンも起動の時は、音が鳴ったりしてますよね。それと同じでして、起業も起動に乗るまでが大変!なわけです。ハッキリ言って、それまでは「ひとりブラック企業」みたいな不条理さは山ほどありますよ。

 

ワガママは「初期起動」のあとに言え

例えば小さなお子さんがいるママさんが「子どもとの時間をゆっくりとりたい」といったところで、起業初期からそれを叶えるのは到底無理です。最初は苦労することがあるのを覚悟してから、とりくんだ方が良いですよ。

 

起業したら数年は、1日10時間とか17時間とか、事業にほとんど全てを費やして取り組む!くらいの覚悟がないと、簡単にポキリと、途中で心が折れます。

 

ましてや、副業の時点で「もうムリ…」っていっているようでは、起業したらもっと大変になりますよ。なかなか上がらない収入、頑張っても成果につながらない行動に、私のようにペットボトル一本も買うのが怖くなる…そんなこともあるでしょう。

 

けれど、いや、だからこそ、その起業初期の山を越えた人は、家電でいうと起動ができたということ。すると、先に言った「子どもとの時間」「自分のペース」「自由なライフスタイル」そう言ったものを手に入れることができます。

 

起業家に向いている性格とは?

と、ここまでの話を簡単にまとめると、

・挫折に耐えうるタフなメンタル

・達成するまで取り組める誠実な性格

・起業したい!という自分なりの強い理由

・自分のことは自分で責任を取るという考え方

これらが大事だって話ですね。つまり、今までそうじゃなかった!という人は、時間をかけてこのような性格を持つ人と似たような考え方、行動をすると良い。ということですね。ただし、具体的なノウハウに関してはここでは触れていないので、また別の問題です。

 

たしか、書籍か論文でそんなようなことをまとめたものがあったと思ったのですが…すぐに思い出せないので、思い出したらまた書きます。笑

 

そんなわけで2020年も、一緒に地道にやっていけたらなと思います。

 

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