起業してうまくいく人とうまくいかない人の違い
こんにちは。佐藤友子です。そういえば、起業の資質についてよく聞かれますので簡単にまとめてみました。
目次
起業の成功ってなに?
何をもって起業家として成功しているのかという定義が人それぞれだとは思いますが、ここでは以下の3点を成功の定義とします。
- 継続的に利益が出ている
- 他の働き方と比較して本人に合っている
- 世の中に何らかの価値提供ができている
つまり、起業をすることでこれらを満たせれば成功していると言えそうです。
起業家の素質とは?
ここでこのような反論というか心理的抵抗が出てくる人がほとんどなのではないかと思いますが、いかがですか?
- 自信がない
- 才能がない
- できなかった時はずかしい
では質問です。あなたが思い浮かべる、成功している起業家を思い浮かべてみて下さい。ここでは例としてホリエモンこと堀江貴文さんを挙げてみます。
堀江さんは大学生の時に有限会社オン・ザ・エッヂを設立しています。その後、株式会社ライブドアを買収、事業拡大をしてマザーズに上場しました。現在は教育からロケット分野まで幅広く投資、経営されています。
もう一名女性の実業家の名前を挙げると、株式会社DeNAの南波智子さんです。DeNAはモバイルゲームで有名ですよね。また、日本初の女性プロ野球チーム(横浜DeNAベイスターズ)オーナーでもあり、DeNAはプロバスケットボールチームも保有しています。同じ女性の私からすると大スターです。笑
そんな、今の活躍や実績を見ると「雲の上の存在で、自分とは別世界の人だ」と感じる人は多いと思います。ご多分にもれず、私もそうだなと感じます。今後がんばっても堀江さんや南波さんのようには、私はなれないでしょう。
彼らのようにはなれなくても、「うまくいく条件」は学べそうではないですか?
全ての起業家(とその卵)に伝えたい言葉
ここでもう一度質問です。堀江さんや南場さんは、最初から「うまくいく」という自信と確信があったから、起業したのでしょうか?
絶対に失敗しない保証や確証があったから、起業したのでしょうか?答えはNOですよね。
堀江さんはプログラミングのスキルを活かし、学生時代にバイトするところから始めていますし、南場さんは36歳の時に初めて起業しています。周囲からは猛反対されたそうです。
もちろん、彼らが優秀であるということは言うまでもありませんが、ヒントになることはないでしょうか?
南場さんが著書『不恰好経営』で書かれているこの言葉を、あなたに伝えたいと思います。
「正しい選択肢を選ぶよりも、決めた選択肢を正しくする」
ああ、起業家ってそういう生き物だよなぁと妙に納得したのを覚えています。
起業成功のたった1つの条件
堀江さんや南場さんのご経験を参考に、起業家に必要な条件をシンプルにまとめます。
うまくいくまでやる
正しい選択肢を選ぶのではなく、決めた選択肢を正しくするとはこういうことです。もちろんうまくいくまでは失敗しますが、うまくいくまでとことんやる、やると決めてやる。精神論のように聞こえますが、結局今うまくいっている人は、うまくいくまで辞めなかった人です。
私なりに南場さんの言葉をもっと簡単に翻訳すると、「うまくいくからやるのではなく、うまくいくまでやる」ということです。やってみる前から「うまくいくのか?」と悩んでもあまり意味がないということになりますよね。
むしろ、うまくいっていない人ほど、やってみてもいないことに対してずっと悩み続けている気がします。南場さんもこのようにおっしゃっています。
選んでしまったんだから、「この選択肢でよかったんだ」と腹をくくって行動するだけ。そうしないと結構ウジウジしてしまいます。
あなたを待っている人が、きっといる
起業を志す人、または既に起業している人に伝えたいのですが、あなたの商品なりサービスを待ち望んでいる人は、世の中に必ずいます。
起業に興味があるけどふんぎりがつかない人は、副業や友人に試しに提供してみるなど、小さく始めてみて下さい。また、起業や副業をしているけど今うまくいっていないとしたら、あなたの良さがうまく発揮できていないだけです。
その場合は、今のまま続けていてはダメで、何かを変える必要があるでしょうね。「うまくいくまでやる」とは、うまくいくための調整をひたすら繰り返すということですから。
- ウジウジしているウジ虫のままか
- 腹をくくってうまくいくまでやるか
選択自体はシンプルです。あなたはどっちの道を行きたいですか?
以上、何か参考になれば嬉しいです。