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2021.12.03

才能は他人を傷つける

こんにちは。佐藤友子です。あなたは自分の強みや才能をもっと発揮できたらいいなと思ったことはありますか?実はそうすることによって、他人を傷つける可能性があることも覚えておくと良いでしょう。

 

あなたの才能は、誰かのコンプレックス

多くの人が自分の強みや才能を開花させたい、自分が輝ける場所で活躍したい!と思うことでしょう。また、自分の強みや才能がよくわからないという方も少なくないと思います。

 

どうやったら強みや才能がわかって、そして発揮できるのでしょうか?方法は複数ありますが、他人がヒントをくれる場合があります。

 

バロメーターとしてわかりやすいのは、他人より少ない労力でうまくできることが強みであり、才能が隠れていることが多いです。「強み」という言葉自体が相対的な表現だからです。意味、わかりますか?

 

極端なたとえですが、地球上全員がアインシュタイン並みの数学能力を持っていれば、彼は天才ではなく凡人だったということになります。いわゆる平均的よりも優れていることで、「特徴」が「強み」に変化します。

 

ここで注意ですが、誰しも少しくらいは、コンプレックスに感じていることがあります。例えばよくある例としては、

  • 頭が悪い
  • 見た目が悪い
  • コミュニケーションが下手
  • お金がない
  • モテない

などなどです。例えば学歴コンプレックスがある人は、高学歴の人に対して劣等感を抱きやすいです。自分はモテないという自覚が強い人は、モテる友人と接するたびに惨めな気持ちになるかもしれません。

 

つまり、強みや才能を発揮すればするほど、それらをコンプレックスと感じている誰かを傷つけることになるのです。ですから、誰かのコンプレックスが自分の強みのバロメータになることがあるのです。

他人を絶望させても良い

意見が分かれるところかもしれませんが、私個人の意見としてはたとえ誰かが傷ついても、個人の才能が開花されるほうが良いと考えています。

 

なぜなら、出る杭を打ったところでコンプレックスを持つ人の不幸が減るわけではないからです。それよりも、誰かが持つ強みで、困っている他の誰かを助けてあげられる社会のほうが建設的で良いなと思います。

 

ということで、強みというのは必ずしも良い面だけではありません。強みを発揮することで嫉妬の対象になることも、勝手に誰かが傷つくこともあるでしょう。それらを恐れず、ぜひ自分の強みを発揮して誰かを助けてあげてほしいです。松下幸之助さんがいうところの「出すぎた杭は打たれない」を目指してほしいです。

 

ちなみに、何かに強いコンプレックスを感じる人は他のところに強みや才能が隠れていることが多いので、弱みを克服しようとするよりも、素直に自分の強みを受け入れて伸ばす工夫をしたほうが楽ですし楽しいですよ。

 

 

 

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