正しい今年の終わらせ方(後編:曖昧さを力に変えて未来を切り拓くワーク)
こんにちは。佐藤友子です。正しい今年の終わらせ方(前編:新年はボーナスタイム)の続きです。
目次
1月中に「始められる」ことが大事
新年(1月、というか大体お正月)に目標を立てることよりも、1月のうちに何か行動を始めると目標達成度が高くなるそうです。
ですので、12月中やお正月には、1月に満を持して行動を始める準備をしておけばOKです。そうすれば、1月をボーナスタイムにできます!そのためには、今年を正しく終わらせる必要があります。ふりかえりですね。
1年という区切りはあるものの、私たちの人生は一瞬も途切れることなくつながっているからです。ではさっそくふりかえり方法の紹介です。
シートを作ってみましたので、使う方は使ってください。ご自身で紙に書いたりしても良いです。
ダウンロードもできますのでよければお好みでお使いください。
やり方
シートの左端から説明していきますので、今年1年をふりかえりながら記入してください。
①今年の目標、やりたかったこと
今年一年の間に自分がやりたかったこと、目標に立てていたことを書き出します。達成されたかされていないかはひとまず気にせず、「これは今年頑張ったぞ!」というものから、「そういえばこんな目標立ててたかなー」程度のものまで1つずつ書き出します。
1つの目標につき、②〜⑤を埋めていくので、まずは今年の目標を箇条書きで書き出してください。1つの目標につき、シート上半分を使っていきます。
②達成度
まずは目標1つをピックアップして、達成度をはかります。達成されたなら◯、されなかったなら×、中途半端であれば大体何%くらい達成されたか?をイメージでかまわないので記入します。
③達成された場合、3〜5年後さらに拡大していたら?
目標が51~100%達成(大体で良い)されていた場合、近い未来に拡大していたらどうなるか?を物理、気持ちの両方から予測します。
④達成された場合、3〜5年後に縮小していたら?
目標が51~100%達成(大体で良い)されていた場合、今より近い未来に達成度が落ちたらどうなるか?を物理、気持ちの両方から予測します。
⑤達成されなかった場合、この目標は本当に必要か?
目標が0~50%達成(大体で良い)されていた場合、この目標は自分にとって本当に必要か?物理、気持ちの面から考えます。
⑥来年以降どうなりたい?
「どうしたい?」ではなく「どうなりたい?」を導き出します。理解が難しいかもしれませんが、どうしたい?は手段であって、どうなりたい?が目的です。この目標に対し、来年以降はどうなっていたいのか?を書き出します。
ひとまず、今年終わらせシートはここまで記入します。ダイエットと起業でカンタンに記入例を作ってみました。イメージ湧かないぞーという方はご参考に。
夢や目標も断捨離しよう
全ての目標についてやり終えたら、夢や目標の断捨離をします。⑤をやってみて、本当に必要なのか??とシミュレーションした結果、実は自分にとって大事ではなかったり、間違った方向に努力していたことがわかることがあります。
ダイエットの例でいうと、ダイエットには成功しているが、痩せたいというよりはカッコ良い自分になりたい、見られたいのが本当の目的だとわかりましたよね。方向性としては間違っていないけれど、本当の目的が腑に落ちることによって行動するのが楽しくなります。
ここで減量だけにとらわれると手段が目的化し、おかしな方向に行ってしまったり、いきすぎたダイエットをしてしまったり、燃え尽きたりします。
起業の例でいうと、物理的な結果と気持ち的な結果の両方、そしてその先に続いている未来を明らかにしないと、本当の自分の目的が見えてこないことがわかります。のほほんとしていても売上は上がらないのです。
今年の目標をもとに1年という人生を振り返ってみてください。今年を正しく終わらせることで、あなた自身が「どうしたいのか?」「どうなりたいのか?」が見えてきます。曖昧だったものの輪郭がはっきりすることにより、力に変わります。
1月をボーナスタイムにするためには、1月中に行動を始められれば良いので、まずはあなたの人生の中で本当に叶えるべき夢や目標を明らかにしてくださいね。
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