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2018.02.05

行こう、「起業女子」のその先へ

こんばんは。佐藤友子です。昨日の記事「「起業女子」が激減した理由」が大変好評で、いつもの4倍以上のアクセスをいただきました。関心の高さが伺えますね。

 

前置きとして伝えておきたいのですが、私は起業すること自体はいいと思いますし、応援したいです。ただ時流として不安になっている方も少なからずいらっしゃる。だったら何かできないかな?と思ったので書いてみました。

 

起業女子のゴールは月商100万円?

そもそも起業女子とは?という言葉の定義が難しいのですが、ひとまず昨日ブログを書くにあたり、検索&考察したところとしておきます。そして「仕事をしたい派」と「仕事をしたくない派」に分かれます。後者だと異様に収益に執着して(商売人の感覚とはちょっと違う)月商100万円!が一つのゴールであり、ブログなどで発信されている方もいらっしゃいます。

 

収益にフォーカスすると、よく聞く言葉に

「起業女子たちはうまくいったら法人向けサービスにシフトしていくよね。個人相手じゃなかなか成り立たない」

という意見があります。でもこれほんと??だって業務形態がBtoBなのかBtoCなのか?っていう違いであって、「うまくいかせたいなら法人向け」という根拠はないからです。

 

おそらく、経営経験がない人々が起業して最初は個人向けサービスでやっていたところ、法人と契約が取れるということ自体が自分にとっては珍しく、法人向けサービス=すごい。という等式になっていたのでは?と思います。うんうん、気持ちはわかります。私も個人事業主様向けのサービスしかなかった頃、いきなり見ず知らずの社長さんに「佐藤さんに仕事頼みたい!」と言われた時は本当にびびった。。。

 

そして企業がお金を出して頼みたい!というものを提供できているのだって嬉しかったんです。だから気持ちはわかるなぁって。

 

とはいえ、企業から仕事をもらえるということと、個人から仕事がもらえるということって何が変わりがあるのでしょうか??実はそう変わりないように思えます。論点を「収益の大きさ」に絞った場合、法人個人というところではなく、もっと基本的に考えるべきことがあるからです。

 

あなたのリソースは、個人事業?それとも組織?

前提として、事業は継続していかないといけないので、確かにある程度収益を上げ続ける必要はあります。そしてその次に考えることは「どのくらいのリソースでどのくらいの規模の利益を出したいと思っているのか?」ということです。

 

話が難しくなってきたので簡単に戻しますと、、、「今までなんとなく仕事ができてきたけど、ずっとできるのか不安!これからどうしていけばいいの??」という「起業女子のその先」を視野に入れている人が何を考えるべきか?ということです。つまり、ステージアップしたい人はどうすべきか??

 

 

月商100万円という話が出ましたが、私がこれを達成した時には、「ああ、できるもんなんだな」って思いました。数値として上がっていくことは評価額という意味で嬉しかったけど、私はそれよりも仕事がしたい派だったので、もっともっとお客様の役に立つことがしたかった。

 

月商が200万円になり、400万円になり。。。って経過していった時に(まだ年商1億円台は弊社は未達成ゾーン)、一人じゃこれ以上無理かも。って思いました。つまり、リソース(資源)が足りなくなった。ここで外部委託を始めます。つまり、大きな仕事をしようと思った場合、一人というリソースでは無理ということになります。そこに個人向けだから、法人向けだからという区切りはありません。

 

起業女子はなぜ不安になるのか?

その理由として「自分の立ち位置がわからない」ことがあると私は思います。これは起業女子じゃなくても一緒ですが。。例えばその理由の1つに促経路をSNSしか知らない」とか。これもやっぱり、「どんなリソースで」「どのくらいの規模感で」「どんな価値提供をして行きたくて」「どんな風にお客様を幸せにしたいのか?」というビジョンから逆算していくことが必要なのです。

 

せっかくなので、目指す規模感とリソース別の対策をお伝えしようと思います。何か参考になれば嬉しいです。

 

①個人事業主・自分が暮らしていける範囲の収入

一人のリソース・会社員と同じくらい(またはそれ未満)の収入でしたら、見込む収益に見合った商品を取り揃えることが必要です。個人向け・企業向けであることは関係ありません。一人でやってても、会社員くらいの勢いで働けば、そのくらいの収益を上げることは可能です。

 

②個人事業主・会社員よりも多く収益が欲しい

一人のリソースで大きな収益を上げたい場合は、単価が大きな仕事を柱にする他はないです。それがある程度資金を持っている企業への商品提供なのか?それとも個人向けの高額商品なのか?は人によって違います。月収100万円欲しいのに、3000円の単価の商品しかない場合、約333人に毎月販売する必要があり、労力としても売り続けていくのは厳しいですし、これは広告を打っても回収が難しい金額だからです。

 

時々、「高額の商品は取り扱いたくありません。でも収益は月商100万円欲しいんです」という方がいらっしゃいますが、冷静に考えてみて、、それはどうやったらできるだろうか?と考えてみるといいです。金額というのは責任の重さのあらわれなので、大きな金額を得たいのであれば、それ相応の提供するものが必要です。今価値がない!と思うのであれば、コツコツ上げていけばOKなのです。

 

③組織(法人化)・自分が暮らしていける範囲の収入

この場合、個人事業主のままで問題ないと思います。つまり①でいかと。ただ、収入はそんなに欲しくない。けれど活動の方法として法人の方が体裁上良い。という場合は必要に応じて法人化(株式会社・合同会社・社団法人・NPO法人などなど。。。)していけば良いかと思います。

 

④組織(法人化)・経済規模を大きくしたい

従業員(業務委託契約でも可)を雇い入れ、対応できる顧客数と生産できる商品(価値)を増やしていく必要があります。PRや広告運用にも力を入れていくとより伸びると思われます。

 

いずれにしても必要なのは。。??

どの段階でも必要なのは、ちゃんと利益が取れる商品と、自社(自分)に見合った集客媒体を見つけて、しっかりパイプ(しくみ)にしていくことです。だからSNSだけとかではうまくいかない。逆に言えば、ちゃんと適切なことをすれば、仕事は発展させていくことが十分に可能なのです!起業女子が悪いってんじゃないんです。やり方を知らないから不安なだけ

 

だから不用意に起業女子を叩くのも違う気がするんですよね。「起業女子=やる気がない」っていう等式も違うと思うし。じゃー「起業女子が次に行くにはどーしたら良いか?」ながーくなったので、、SNSだけじゃなぜうまくいかないのか??を次回書いてみようと思います。

 

動画Q&Aなどもやってるのでぜひお試しに。期間限定で「起業家が読んでおくべきとっておきの10冊」のご紹介もしていますので、ぜひ手にとってみてください^^配布は終了しました。

 

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