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2024.01.30

老化怖いわーと初めて思った(2024)

こんにちは、佐藤友子です。最近老化が怖いなと感じ始めました。
起業・経営していくときにも案外ぶつかる問題なのではないでしょうか。ってことで変わりダネの話なのですがまあ聞いてください。

 

誰でも通る道、老化が怖い現象

まずは基礎情報。私の年齢は40代に突入したところです。

 

30代前半までは病院勤務で40代以降の方と仕事で関わることは多く、さらにいわゆる高齢者と接しても「自分もいつかこうなるんだろうなあ」「素敵にとしをとりたいなあ」「終末期にニコニコ過ごしていられるって素敵」としか思わなかったんですよ。

 

けれど自分が40代にさしかかってみると、ふと老いていくのは怖いなと感じはじめました。

 

若くいたいというわけではなく、老化が怖いんですよ。この感覚わかる人います?父が「俺は車にシルバーマークつけるの嫌だ!」と言うのを聞いてあのマークかわいくて良いじゃんとか、夫の祖母が80代で車の運転が危ういのに免許返納しないのやめて!!とか思ってたけど、私もお気持ちお察しだわ、と(笑)。

 

まあ言うてこの辺はみんなのためにやったほうが良いですが、気持ちはわかるなーと感じ始めました。だからと言って(以下略)。

 

起業・経営においても、

  • いつまでこのやり方でやれるんだろう?
  • 時代についていけてるのかな?
  • 気力体力いつまで続くのかな?
  • このままでは失速しそうで怖い

とかとか、方向性に悩み始めたりしません?
色々考えてると「自分の人生これでいいのか?」と深い方向に悩み始める人も少なくないみたい。

 

たしかに、若い頃の勢いはだんだんなくなってくるし、今までと同じやり方ではどんどん古くなるいっぽう。なんだか時代に取り残されているような感覚になるんですよね。

 

30代後半までは「勢いのあるBBA」で自分自身も納得してた部分もあると思うんだけどなあ。どうしたもんか。

 

若づくりはなぜ痛いのか?

若づくりしてる人に対して、痛いなあと感じることってありますよね(ないですか?)。若い人は男女問わずかわいいなあと微笑ましい目で見れるのに、若づくりしてる人に私はある種の嫌悪感を感じるほどです。

 

なぜなのか?と考えてみると、若づくりという行為には自分の老化を受け入れていない恐怖がにじみ出ていて、心身ともにしんどそうに見えるからなのでは?という結論に今は達してます。共感性羞恥というやつに近い気がします。

先輩たちはどうしてる?

そんなとき助けてくれるのは先輩たちです。自分より年代が上の人たち。

 

このような危機を乗り越えて、今事業もプライベートもうまくいっている人を探してみてください。もし自分のリアル知り合いにいなければ著名人でも良い。

 

彼ら、彼女らがどうやって危機を乗り越えたのか?を確認してみるんですよ。

 

たとえば私は、事業規模は全然違いますがDeNAの南場智子さん(61歳)とか、Meta(旧Facebook)のシェリル・サンドバーグさん(54)とか。理想的だな、素敵だなと思いますね。人生もビジネスも充実している印象。

 

お二人とも第一線は退いていらっしゃいますが自分にこそできること、興味があることにチャレンジしたり取り組んでおられます。南場さんは人材育成や経営まわり、サンドバーグ氏は慈善事業。知識と経験があるからこそできることです。あと慈善事業にはお金も必要。

 

であれば、私も50代60代になったときには誰かや何か、社会のために動きつつ自分の好奇心も満たしていきたいな、そうなれたら素敵だな、と感じます。50代半ばくらいで第一線を退いても良い基盤をつくり、若い世代を育てたり社会貢献活動ができるように今動くと良いですよね。

 

これらは若づくりしなくても、老いを感じても問題ないことです。むしろ豊富な人生、ビジネス経験があるからこそできる。逆にいえば、40代の今の年代にやるべきことをやっておかないと、50歳になっても60歳になっても老いにおびえるみじめな人になってしまうかもしれない…ということですよね。

 

そんなわけであと15年くらいは目標ができたのでホッとしている私です。若づくりしてる人を見ても嫌悪感を感じなくなったぞ(笑)。まあ引き続き痛いとは思うけども…。

 

あとは、宵越しの金は持たねえ!じゃないけれど、私は死ぬときにスッキリ死にたい派なので、オードリー・ヘプバーンさんのような生き方も素敵だなと思います。かなり波のある人生ですが本人がやりたいことは全部やったぞ!!感が好きですね。

 

こう考えてみると素敵な先輩たちはたくさんいるわけですし、老化することも静かに受け入れていけるのではないでしょうか。

 

ここまでの話を要約すると「こんなふうに年齢を重ねられたら素敵だな」というロールモデルを探すこと。そしてそうなれるように人生・ビジネスプランを設計していくことが最適解ではないか、ということですね。

 

ちなみに40代で説明しましたが、年代が違っても老いていくのは同様なので同じように考えてみてくださいませ。

 

 

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