親とのトラウマとビジネスの成功率の関係
こんばんは。佐藤友子です。
私は不思議に思ってたのですが、、ビジネスのコンサルタントやカウンセラーで時々「手放すことで成功する」「好きで満たす」系のことをおっしゃる方がいるのはなんでだろう?って。ビジネスとメンタル的な執着って関係なくない?それだけでうまく行くんだったら誰でも成功してるんじゃない?って。。。
「手放し」ても無くなりはしないから不安はのこるのでは。。。???という素朴な疑問。
でももしかしたら、、とても大きなもヒミツがあるかも?なんて最近気づきました。
能力の差はない。あるのは行動力の差。
これまでコンサルタントとして、述べ500名くらいの方のお話を聞かせていただき傾向として気づくことがある。それは、個々の能力はさして差がないのに、行動力が結果に差を与えているということ。
もちろん中には、美容業界で15年、エステで20年などなど。。なかなか追いつけそうにない圧倒的な数字を出されている方もいらっしゃいますがごく一部。そういった方は商品設計上・PR上も非常に有利ですが、そうでない方の方が多い。彼らの差を生み出すものは何か?というと行動力である。
行動力とは、例えば課題を見つけたらすぐに取りかかれる、時間やお金がないことを言い訳にせず「だったらどうすればいいかな?」などと前向きに考えることができて行動が止まらないこと。同じ条件でも1日5件営業に行けるのと、1ヶ月で1件しか営業に行けないのでは、単純に計算しても100倍の差がつく。これが1年も続けば。。結果は歴然である。
しかし、行動できない人も、決して怠けているわけではないし「頑張りたい!」とは心から思っている。ではなぜ行動できないのか?
与える人、欲しがる人。
ココで簡単に、行動できる人=与える人。行動できない人=欲しがる人と定義しておきたい。行動って具体的になに??っていうと、相手(お客様や取引先)に自社製品を使って何かを与えよう!具体的な働きのこと。
あの人にはこれしてあげたいな!あの人にはこうしてあげれたらいいな!というように、具体的な顔が浮かぶ場合もあれば、こんなところに営業に行ってみたら困っている人と会えるかな?という想定もある。アイディアがどんどん湧いてきて、気力もあるから行動できてしまう。
だけど、行動できない人はなぜできないか?というと、相手に与えるまでの余裕がないから。何をどうすれば役に立てるか?ピンとくるか?などなどが考えつかない。それはなぜ???というと。。
自分が認められたい!愛されたい!!という欲求の方が強いから。
であると私は推測している。
親とのトラウマ、ありませんか?
500名の相談に乗ってきて顕著に感じるのは、頑張ってるのになかなか価値が生み出せない・与えられない人は、幼少期に無条件に与えてもらった・愛されたという経験が乏しいため、「与えられたい!」「愛されたい!」という欲求が一番強く、そのエネルギーの昇華をビジネスに求めている。紐解いてみると、欲しいのはビジネスの成功ではなく、自分がやっていることで世の中から愛される。ということだったのだ。
となると、結局ビジネスで成功しなくてもいい訳なので、いつまでたっても売り上げや業績を上げるための行動ができない。
これは結構。。リアリティーのある話ではないだろうか?こうすると、「手放すことで成功する」「好きで満たす」系の方々がとても多いのに説明がつく。愛されたい人が日本には多いのだ。これらは確かに、考え方の素地としてはとても大事なことだと思うが、残念ながらこれだけで全てがうまく行ったり、ビジネスが成功したりということはあり得ない。
例えば、毎日ブログを頑張って書いてるけど内容が愚痴っぽかったり妙に攻撃的だったり、いつまでたっても計画ばかりで行動できなかったり、一回の行動で思ったよりも成果が出ないとすぐに諦めてしまったり。自分から攻めて行かないと行けないのに、なぜか行動が受け身なので、結果的に成果が出にくいメカニズムになっている。頑張ってるのに結果が出ない。本人にとっては地獄である。
こういう方のお話をよーーーーく聴いてみると、親との関係がうまく行っていなかったという場合が非常に多い。つまり、ちゃんと「子ども」をやってこなかったから、今になって、
「子どもがやりたい!!!」
っていう衝動が抑えきれずに爆発してしまう。もちろん、誰もがみんな、親と良好な関係を築いてきたか?と言われるとそうでもないと思うし、親御さんがいらっしゃらない方もいる。親だって誰もが最初は子育て一年生なので、うまく行かないことがあってあたり前。
だけど、後々でも親の愛情に気づけてメンタルが安定する人もいるし、親とのトラウマがあるからこそそれを大きなエネルギーにして世の中に大きな価値を生み出した「ココ・シャネル」「スティーブ・ジョブズ」のような偉大な方々もいる。
だからもし、、あなたが思い返して「ビジネスで(親の)愛情を世間に求めちゃってるかも・・」と気づいたのであれば。それをプラスに昇華できるように情報発信や商品設計のベクトルを見直すか、あるいは一休みしてみてもいいのかもしれない。
私が今日伝えたいことをまとめますと、ビジネスでうまく行かないのは「愛されたい!」をビジネスに求めてしまっている場合があるということと、そんな思いを抱えた人でも、方向性をちゃんと変えれば成功できるということである。もちろんその過程で、「愛されたい思い」は「手放す」などでごまかすのではなく、ちゃんと向き合って自分の一部として昇華させていくことが重要である。
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