夫に聞かないと決められない主婦事業主
こんにちは。佐藤友子です。クライアントさんから相談される内容でよくあるのが「夫に聞いてから決めます」と購入を断られてしまったということです。でもこれ、本当でしょうか?
(ブログランキングの応援ありがとうございます。今日はパートナーの意見で購入を決める人についてです)
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「欲しいんですけど、夫に聞いてからにしますね」
ハッキリ言って、これは断り文句であることが多いです。ただし、収入がない主婦の方が夫に「食洗機が欲しい」とか相談するのは良いと思います。それは「二人で(家族みんなで)使うもの」ですから、そりゃそうなりますよね。
そもそも論ですが、お金がないとモノが買えないわけで、それを自分で決められないとなると、経済的、または精神的に自立していないということです。
ただし、お小遣いや貯金をくずして購入することもあるでしょうから、その場合は自己責任ですので問題ないです。けれど、自己責任の範囲内にもかかわらず、購入を渋る場合があります。実はその場合、「夫(パートナー)を理由に、買わない言い訳をしている」という可能性も大きいです。
仲が良いのは良いこと。。ですが、カンチガイしちゃいけないですよね。
パートナーとうまくいかないと起業も成功しない
以前、こんなことがありました。
売り上げが頭打ちで、自分でできる対策もやり尽くして、今後に行き詰まっているマツエクサロンのオーナーさんが、相談に来てくれました。
話を聞いている限りでは、できそうな施策はたくさんあるけれど、彼女が考える感じではうまくいかなさそう。つまり、間違った対策を正しいと思い込んでいたのです。
しかし、私もお仕事でコンサルティングをしていますから、無料で何でもかんでも提供しているわけではありません(現行のクライアントさんたちに失礼ですしね)。
有料のプランを提案したら最初は契約するというので書類諸々を作成して連絡したところ、後から「やっぱりやめます。。。こういうコンサルティングを受けることも、夫には秘密にしてて、何言われるかわからないので。。」って断られました。
私はこのお話を聞いて、「ああ、この人はこのままでは何をやってもダメだな」って思ったので正直に伝えました。
パートナーのせいにするな!
そもそも、自分の行動に責任が持てず、パートナーにビクビクしている人が、赤の他人であるお客様を幸せにすることができるのでしょうか。私はそうは思いません。
一人で不安だから、私に相談したのですよね?一人でできないと思ったから、私の知恵を借りたのですよね?にもかかわらず「夫に秘密にしたい」というのは、「他人に知恵を借りたい自分」を否定しているので、結局私のアドバイスも素直に聞けないんですよ。
だから、「今弊社のサービスを購入しなくても全然構いませんけど、今のままの心持ちを変えないと、〇〇さんの場合は行動も結果も変わらないですよ。」と伝えました。
その方のその後は、、もちろん人生は変わっていません。活動もおろそかになっておられ、私は今の売り上げを聞くのが怖いです。笑 まぁ、このままでは一生変わらないでしょうね。本人が無自覚なのが怖いです。やる気だけはある「つもり」。主婦が悪いとは言っていません。事業主なのに主婦マインドという、セルフイメージが違っているのがよくないのです。(どちらが上とか下ではありません)
見極めと痛み
このように、家族が理由で購入を断られる場合、本当に実質無理なのか?それとも相手がかたくなになっていて、本当は購入したほうがいいのに断っているのか?を見分ける必要があります。
私は、これ以上言っても無駄だな、この人変わらないなと思ったので、あとは知らないやと思って(笑)販売するのをやめました。場合によっては、「断られた、、、」と自分がショック(痛み)を受けることもあると思いますが、相手が無意識に誰かのせいにして断っているのか?それとも本当に不要なのか?を見極めれば、よりセールスの精度も上がりますし、いいお客様にだけ購入してもらうことも可能です。
あなたは、セールス前の「見極め」、できてますか?
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