独立起業の近道は…〇〇
こんにちは。佐藤友子です。独立起業の近道ってなんだと思いますか?
実は、就職が近道?
たとえば、新しいジャンルで仕事を立ち上げたいときなんかは特にですが、その職種で働いてみる、つまり就職やアルバイトをしてみるのはとてもおすすめです。
理由は単純で、本などを読んでいてはわからない実務の部分や、結果に大きく影響をもたらす事柄がリアルに生々しく見えるからです。意外と資金繰りが大変だなとか、営業に労力がいるなとか、店舗であれば家賃が大変とかなんてだいたい想像がつきそうなものですよね。
けれどもっと細かな、たとえば具体的にどんなトークでリピート率をあげているのかとか、他社との違いを打ち出すために、どんなリサーチをどうしているのかとか、どのような心構えでお客さんと接しているのか?それがどのように結果に影響するのか?などなど。そういった生の情報は、独立起業するために大いに役に立ちます。なぜなら、自分も独立するときは「具体的に」「効果の高い方法で」やる必要があることばかりだからです。
実は就職は独立起業においての、OJTの役割を兼ねている。そう気づいている人は、意外と少ない気がします。そのくらいのテンションでやってたら、私は会社員の仕事もかなり楽しくなりましたよ。「すげー!毎日勉強ばっかりじゃん!」って。
大したスキルも覚悟もない給料どろぼう
「起業を甘くみるなよ!」とおっしゃる方がいますが、これはある意味で本当だなと思います。起業するというのは、今後は珍しくなくなると私は考えていますが、そうはいっても仕事は与えられるわけではく自分で取りに行かないといけません。自分で作り出さなければいけません。定時までいれば固定給がもらえる仕事なんていうのは、今後絶滅するんじゃないか?と思うこともしばしばです。
そんなことをいっている私も、お恥ずかしながら会社員だったときはお給料がもらえるのは当たり前だと思っていました。けれど自分が会社を経営するようになり、自分の給与明細だけではなく、会社の会計をみることになります。ミクロもマクロもみわたしてみて、マクロを作っているのはミクロだと理解します。
つまり、従業員を一人雇うということは、それだけ一人当たりがうみだす利益が高くなくては、全体の利益も出ませんし雇用が成り立たない計算になります。病院で看護師をしていた時代は、私たちの日々の業務が、ちゃんと利益(というと変な言い方ですが)をうみだす仕組みの一部として優良に機能していたから、お給料もボーナスももらえていたわけです。そうでなければ、はっきりいって給料どろぼうです。
起業したら、この「人(仕組み)の動き」がダイレクトに収益に直結することが痛感できます。雇われているにせよ、独立するにせよ「価値をうみだす人」にならなくては、存在意義がない。と言い切っても良いでしょう(経理や事務などの仕事はここが見えにくいという声もありますが、可視化する方法はありますよ)。
有料の研修よりも、有給の現場で
わけのわからない研修を高いお金を出して受けにいくよりは、勤務先やアルバイト先などでしっかり下積みのつもりで働くほうが、よほどためになる場合も多いです。しかも、お金をもらって勉強できるんですよ。すごくないですか?なのに、時給が安いとか給料が安いとかいって嫌がる方もいます。「目先のお金」「損したくない」が判断基準だからそうなるんですよ。働くことの効果がわかっておらず、雇用形態だけで仕事を選ぶ人もいますが、そもそも雇用形態に頼るしかない時点で、現時点ではスキルも伸び代もない人材ということです。考え方を変えて「自分自身に力やスキルをつける」ほうに舵をきってほしいと、切実に思いますね。
弊社でも最近採用に力を入れ始めましたが、そういった意味では非常に可能性のある方々が応募してくださっています。彼らと一緒に仕事をしていけるのが、私はとても楽しみです。あ、ちょっと宣伝みたいになっちゃって恐縮ですが(笑)、ご興味がある方がいたら、応募はこちらからお気軽に!いずれ独立したいという方も大歓迎です!働きながらスキルをつけたい人にとっては、とても良い環境だと思いますので、ピンときたらぜひいらしてくださいね。