起業ブームが終わると稼げなくなる職業
おはようございます。佐藤友子です。「起業ブーム」のような言葉がありましたが、起業ってブームなの?
(ブログランキングの応援ありがとうございます。今日は起業ブームについてです)
起業ブームで稼げなくなる職業って?
SNSの普及を皮切りに、たしかに「SNS起業ブーム」のようなものはありました。2014年くらい〜普及しだした、無料ブログやFacebookで集客する方法です。
なぜ「ブーム」と呼ばれたか?というと参入障壁といって、はじめるハードルが低くなったからです。インターネットがあるので店舗を持たなくてもいい、情報発信からリスクなしで始めれる。そりゃやってみたい人は増えますよね。
それにともない、「集客コンサルタント」「ブログコンサルタント」などの職業がふえ、まさに新しい職業が生まれたのです。ですがSNSのビジネス利用にもかげりが見えはじめ、そういった職業はもう稼げないのではないか・・起業ブームが終わったら終わりなのではないか・・そんな声もよくきくようになりました。
そもそも「起業」ってブーム?
困った時はそもそも論!なので基本にたちかえりますと、そもそも「起業」ってブームなの?っていうことです。いつの時代も事業を起こす人はいますし、起業家はいます。となると、単純に取り組む人が増えて、ついていけない人が去っていくだけなのでブームというわけではないのです。
ちょっとだけむずかしい話をします。「キャズム」ってご存知でしょうか?「溝」という意味で、ジェフェリー・ムーア氏が提唱していて、多くのMBAなどでも必須となっている理論です。
カンタンに説明すると、ブームがおこるまでにはいくつかの段階があり、その間にはそれぞれ溝がある。その一番大きな溝をキャズムとよび、超えれるかどうか?でブームが定着するかが決まる。というものです。
起業.TVさまより。これは「イノベーター理論」というものを図式化したものです。
キャズムの溝はここですね。
例えばビットコインなどの仮想通貨。「仮想通貨はやっとかないと損!」「いや一過性のものだから危険だ!」と、賛否両論ありますよね。これはキャズムの理論でいうと、すでにキャズムは超えています。じゃあ仮想通貨はやった方がいい?しかしその先にも大きな溝があるのです。
カンタンにいうと、「新しいもの好きの層(インフルエンサー)」と「それに乗っかる層(フォロワー)」の間にも大きな溝があって、インフルエンサー→フォロワーにスムーズに広まるか?でブームの大きさが決まります。
仮想通貨はこのクラックの間にあるので値幅の動きが大きいと言えて、だからこそ儲かるのです。ですから、投資の知識があってリスクヘッジができる人はやっておくと良いと言えます(私は投資の知識がないので、怖くて手を出せませんが。。)
今やってダメな人はいつやってもダメ
となると、「集客コンサルタント」は時代の流れ的に、キャズムやクラックを超えた(あるいは超えそうな)集客方法を選べば良いだけですし、「ブログコンサル」もブログはすでにキャズムもクラックも超えて一般化しているので、やりようはいくらでもあります。
単に、マーケティングやビジネスを知らないから不安になっているだけなんですよね。手法がどうこうじゃなくて。
対策として、一時的に参入する人が増えたというだけで、「ブームに乗って増える人をうまくつかむ」か「ブームを超えて定着するものを選ぶ」ことで解決します。(ちなみに私は手堅く両方やってます。笑)
「ブログコンサルを始めようと思うんですが。。もうすでにたくさんいるので、私がやっても無理なんじゃないかと不安になります」みたいなご相談もよく寄せられるのですが、そんなことはないです。もうおわかりですよね。
「起業」はブームでもなんでもなくて、昔からあります。イノベーター理論のどこの位置にその手法があるのかによって難易度は変わっていきますが、その波を超える試練は、いっとき稼げたとしても必ずやってきます。
ちょっと厳しいことを言うようですが、ブームには一生乗ることはできないので、ブームに乗ってリスクなくやろう!と考えている時点でムリなのです。
だけどご心配なく!逆に考えれば、どんな時にリスクがあるのかと最初からわかっていた方が、先手を打てるというメリットもあるということです。
ピンチはチャンス。リスクがあれば、そこにはチャンスもあるということです。ピンチを超えた先に、あなたの理想のビジネスライフが待っています。
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