ベストアンサーを求める人は行動しない
こんにちは。佐藤友子です。尊敬する経営者の方がおっしゃっていました。「ベストアンサーを求める人は、行動しない」。少し深掘りしてみます。
(ブログランキングの応援ありがとうございます。今日は答えを求めてドツボにハマる人々の思考回路についてです)
行動しない人がする質問の特徴
質問力=アドバイスを受けるスキルと言っても良いほど、重要です。ゆえに、質問を制する人は結果を制すると言っても過言ではないほどです。ですから、質問する内容でその人のレベル感がよくわかります。
成果(結果)を得るためには行動が大事!とはよく言いますが、結局行動に結びつかないような残念な質問をしてしまう人もとても多い。本当に心底もったいないなと思います。
なぜ行動しないのか?
結論から言うと、質問する時点で「ベストアンサー」を求めてしまっているから。です。これは私が尊敬する経営者の方がおっしゃっていて、その通りだなぁと膝を打った言葉です。
ベストアンサーってなに?って言うと、ズバリ「それさえやれば確実に成果が出て負担が少ない、簡単な一つの行動」です。例えば、集客に困っていた人がいたとします。その人に必要なことは何でしょうか?ホームページでしょうか?集客のツールでしょうか?ステップメールでしょうか?チラシをまくことでしょうか?ブログの書き方を工夫することでしょうか?
どれもあっているし、間違ってもいます。つまり、どれをやっても成果が出るし、成果が出ないのです。
答えは「その人がマーケティングのステップの中の”どこ”でつまづいているのか?」を調べてからでないとわかりません。ですので、集客がネックだと思い込んでいる人に対してヒアリングをして、「あなたの場合はコンセプトをまず決めないと、集客できないですよね?」などと集客とは別のアドバイスすることはよくあります。
そう、このケースにおいては、本当の問題は集客ではなく、コンセプトがはっきりしないことなのです。でも、そう伝えると「集客するために他にやることはありますか?」と聞かれることがあります。これこそがダメな質問なんです。
本当の問題は自分でわかってない
なぜ、本当に必要なことを伝えているのに、「他にありますか?」と聞くのかというと、相手にとって先ほど伝えたように「それさえやれば確実に成果が出て負担が少ない、簡単な一つの行動」ではないからです。
ということは、「それが見つかるまで行動しない」ということになるので、いつまでたっても行動しないということになり、アドバイスする側からも、「この人には言ってもどうせ行動しないからもう言いたくない」と見捨てられ、ずっとこのまま変わらない。ということです。
よく考えてみてください。「それさえやれば確実に成果が出て負担が少ない、簡単な一つの行動」そんな方法はありえないですよね。笑
まぁないこともないですが、ここではお伝えしないでおきます。
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