店舗系ビジネスの集客方法
こんにちは。佐藤友子です。最近、店舗をお持ちの方からの相談も増えてきましたので、ちょっとしたお役立ち情報を書いてみます。
目次
店舗系ビジネスいろいろ
店舗系といっても様々でして、飲食店、スーパー、美容院、修理屋さん、アパレルショップ、ペットショップ、サロン、病院、レッスンなどなど…あげてみると色々とあります。
たとえば、私がここ1週間で利用した店舗を細かくみてみると、
・飲食店
・コンビニ
・美容院
・スーパー
・お惣菜やさん
・会議室
というような感じでしょうか。引きこもりを自称しているわりには、案外外出しています(笑)。
いっぽうでオンラインでの活動のほうが私は多くて、上記のものの中でオンライン化されたものを使用したこともあります。
・Uber Eats(お惣菜屋さん)
・Amazon(コンビニ)
・ZOOM(会議室)
こうして考えてみると、その商品・サービスに「何を求めているか?」がわかってきますよね。私の場合は、「足を運ぶ労力<そこで得られるものすべて」に不等号が動いたときに、実店舗に出かけていきます。そうでない場合、もう本当にAmazonとともに暮らしたいです。アレクサ!結婚して!
美容院なんかは、そもそも髪の毛を切ったりしてもらわないといけないので、自力では無理。あとは、通っているサロンが好きなので、スタッフさんたちみんな元気にしてるかなぁ。とか気になってて、元気な顔をみると何だか嬉しくなるというのもあります。親戚のおばさんか!
このように考えていくと、「実店舗ビジネスの売り上げを上げる!」と考える前に、そもそもその業種や業態の「前提条件」を色々と考える必要があるわけです。そう考えると店舗だけにこだわらず、オンラインの導線もカバーしておけますよね。
伝わっていますか?
立地は重要
さまざまな店舗型ビジネスで言えることですが、立地は悪いよりもよい方が良いです。具体的にいうと「アクセス」ですね。とくに飲食店なんかには言えることですが、だいたいの飲食店に通う理由は、「(家や職場から)近い」「美味しい」「雰囲気が好き」とかこのあたりです。
美味しいけどアクセスが悪いお店は、どうしても来店頻度という意味では落ちます。お客さんの生活の行動導線の中にないので、「よし、あのお店に行くぞ!」と腰をあげないと行かないのです。高級店が東京都であれば麻布や銀座などに集中するのはそのせいで、お金をたくさん使ってくれたり、食通の人の生活や行動導線がその中にあるからです。
修理屋さん、スーパーなどはさらにそうで、地元住民の生活を支えているものです。ですから、広い意味で「地元の人の使いやすさ」を意識すると良いといえます。小手先のテクニックよりも、こうした「前提条件」のほうが結果(集客や売り上げなど)にもたらす影響度が大きいので、今一度考えなおすと良いです。ここがズレていると、本当に地獄ですよ。
まぁこの限りではないのですが、一例としてご参考にしてください。
立地が悪い場合はどうするのか?
では、立地が悪い店舗はうまくいっていないのか?というとそういうわけでもありません。むしろ、立地が悪いことが強みになっている場合もあるでしょう。山奥のパン屋さんとか、知る人ぞ知る隠れ家サロンとか。こういう場合、「ブランディング」「コンセプト」が重要になってきます。
このあたりは難易度が高いので、具体的には講座等で詳しく解説しています。興味があればぜひいらしてください。「ブランドとは何か?」といわれたとき、おそらく多くのコンサルタントはうまく説明できていないはずです。(だから、「ブランディング」のレクチャーが雑で、憧れとかワンランク上とかでまとめがちなんですよ)その辺りを弊社では言語化しました(こういう作業と、検証していくプロセスが私は好きだし割と得意なので)。
立地が関係ないサービスは、実はもっと地獄
実店舗のほうが難易度が高い!と一般的にはいわれています。確かに普通に考えればそうです。そもそも固定費がかかりますからね。けれど、オンライン化がすすんでいるといわれている昨今、オンラインという市場はまさにレッドオーシャンと化しているのです。言い方は悪いですが、オンライン市場は有象無象ですからね。
ですから、オンラインの商品やサービスのほうが、よっぽど差別化やポジショニング、ブランディングが必要になるでしょう。逆にいえば、このあたりを工夫しないととても危険ということになりますね。
オンライン化は低コストでできることをはじめ参入障壁が低いですが、発展・継続させていけるかはまた別の問題。決して脅しているのではなくて、その点の工夫を、どのような計画でどんなことをしているのか?ちゃんと説明できますか?できていないとしたら、早急に対策しておくことをおすすめします。今やっておくかおかないかで、1年後のビジネスの明暗が別れまるかもしれません。