無視する人々
こんにちは。佐藤友子です。今日は「もったいない族」のお話をしようと思います。
(ブログランキングの応援ありがとうございます。今日はもったいないことをしているけど気づいていない人々についてです)
目次
「人の運」が良いと主張する人たち
よく「私は人の運だけは良いのです!」とおっしゃる方がいますよね。その気持ちはすごくよくわかります。私も「ここぞ!」というときは、いつも誰かに助けてもらっています。不思議なことに、そういう人たちってそのタイミングになると現れるんですよね。
まるで、パズルのピースがカチッとはまるみたいに。
こういうことを言うと「引き寄せた!」と気分が上がっちゃう方がいますが、半分あっていて、半分間違っています。
助けてもらえる人、もらえない人
そもそも論に戻ると、自分ひとりで何かを成し遂げることは不可能に近いですし、できたとしてもたかが知れています。それがわかっているのかどうかで、いざという時に助け舟を出してもらえるかが決まります。
助けてもらえない人ほど「自分はなんでもできる!」と自分の力を過信しています。
・自分で考えればわかるはずだ
・私はこんなもんじゃない
みたいに考えているのです。
一方、真面目すぎる方も自爆する傾向にあります。
・結果を出してから相談すべきだ
・ちゃんとしたものにしてからアドバイスをもらいたい
みたいに完璧主義に陥る人々です。
完璧主義がいきすぎると無視になる
真面目や完璧主義は良いじゃないか!と思うかも知れません。でもそれは違います。どんなときも真面目が良い。というわけではなくて、使い分けなのです。多くのもったいない人々は、ここがわかっていません。
弊社ではこういう経験があります。あまり私たちにプラスになることではないので本来言いたくないのですが(笑)、多くの人にとって役に立つ事例だと思うのでお伝えしますね。
以前、弊社が主催する講座に分割払いで参加してくれている人がいました。とても真面目な方で、コツコツ行動されていました。でもある時を境に、連絡が取れなくなったのです。そして支払いもストップ。メッセージは既読スルー。私は心配になったので、知っている人経由で様子を聞いたりしました。
どうやら普通に生活はしているようだったのでホッとしましたが、こういう性格の人ってもったいないな。と思いました。
どういう状況かというと、思い通りに行動できていない自分に腹を立てているのです。そんな自分を認めることができないので、克服して完璧な状態にしてから、相手と連絡をしようとします。挙げ句の果てには「佐藤さんに申し訳ない」とか言い出します。だから連絡ができなくなるのです。大事なことは「佐藤に認められること」なのでしょうか?違いますよね?
でも、こっちからみると単なる「無視」。「ああ、この人は私の助けを求めていないな。お役に立てないな。」と思ってしまいます。だって、求められていないのにやるとお節介だし迷惑ですよね?と、こういうことを繰り返して、「助けてもらえない人」になるのです。
自分にばかり矢印が向いているときは
誰しも、自分を大切にすることはとても重要なことです。世界中の人に、自分を大切にしてほしいなと私は思います。しかし、自分にしか矢印が向いていない。つまり自分のことしか考えていないことと、自分を大切にすることは違います。
私は、無視をする人が嫌いです。正確に言うと、無視してくる人に積極的に何か提供しようと思わない。と言う感じです。そして多くの人が、そのように感じているのではないでしょうか。
そう考えると、巷の「人脈を引き寄せる方法」とかを読むよりも、自分の中の完璧主義を見直したり、矢印の向きを調整することの方が、よほど効果があるとわかりますよね。「方法」だけ知っても、肝心の自分の基準が「完璧な自分」だったら、いつまでたっても人脈なんて寄ってこないですから。
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