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2022.06.19

パス、出せてる?

こんにちは。佐藤友子です。今日は独立でうまくいく必要条件をお伝えします。

 

協調性のない女性たち

今日は気の置けない経営者友達と食事をしてきました。私にも数は少ないですがお友達がいるんですよ(笑)。

 

近況報告をしたり、私の相談も聞いてもらったりと充実した時間を過ごせました。あと、単純に楽しかったです。そこで、「なんで起業したの?」という話になり、盛り上がりました。

私写真がヘタ…。それは置いといて(笑)。

 

「わかるー」と盛り上がったのが「自分は協調性がない」ということでした。みんな(笑)。4人で食事をしていたのですが、私を含め4人とも会社員経験を経て独立起業しています。

 

私は集団生活が子どもの頃から破壊的に向いていなくて、端的にいうと社会不適合者でした。周囲に合わせないと社会生活が不自由で不利になるのが嫌…というかその適性がなくて起業しました。仕事は好きだったし、誰かの役に立ちたかったけれど、とにかく社会性がなく、集団生活がうまくいかない。役に立ちたいのに空回りしていて、社会に要らない人間みたいな気がする…それがとても辛かったですね。

 

もしかしたら、私以外にもこんなことが嫌だなーと感じている方も多いのかもしれませんがどうですか?

 

  • 定時というシステム
  • 生活リズムと合わない勤務時間
  • 社内政治(悪口とかグループとか)
  • 合理性よりも規則が重視されること

 

とかとか、ね。

 

パス、出せてますか?

私のように、集団生活が苦手で独立起業する人も多いんじゃないかな?なんて思います。起業をすると周囲に合わせることよりも自主的に成果をとっていくことが求められるので、私にとってはすごく楽になりました。生きている意味を見いだせました(笑)。もしかしたら、同じような傾向は特に女性に多いのかもしれないですね。どちらかというと女性の方が協調性や同調性が求められる場面が多い趣があるので。

 

けれど、独立したって人との関わりから完全に自由にはなれないんですよね。独立という言葉は「自分の力でやっていく」という自立を連想させますが、実は違います。

 

他者との関わりの中で自分の力をうまく使う。というのが正しい理解と言えます。そのほうが成果が出ますし、スピードも速くなります。さらに、ひとりでは見つけられなかった可能性も手にできます。むしろそれができないとうまく行かない。独立してなかなか軌道に乗らなかったり、事業が発展しなかったりする方は、他人に頼るのが苦手だったり、どうやって他人の力を借りて良いのかわからなかったりしませんか?ひとりで抱え込んでいませんか?

 

他者を頼るメリットはたくさんあります。

 

  • 困っている時、こんな方法があるよ!と紹介してくれたり
  • 人材を探しているとき、紹介するね!と繋いでもらえたり
  • 一緒に仕事しない?と誘われて可能性が広まったり
  • こんなことやってるんだけど、プロジェクトに入ってみない?と事業の幅が広まったり
  • 単純に悩み相談に乗ってもらえて道がひらけたり

 

逆に、誰かが困っている時には、自分自身が自分以外の力を使って誰かを助けてあげる。こんなふうにパスを出し合う感覚で、人と人とは助け合っているんだなぁ。他力を使い合うからこそ、成果が出せるんだなぁ。むしろこれができなきゃ真の独立とは言えないなぁ。そんなことを実感する今日この頃です。

 

他力をうまく使う。そんなふうに持ちつ持たれつでやってみてはいかがでしょうか。誰かから「困った、助けて!」というボールがきたら、自力他力を使って、ぜひけてあげてくださいね。そして自分からもSOSを出す。自分のスキルを上げたり、自分ができることばかりを増やそうと頑張る人が頭打ちになりがちなのは「自分-顧客間」で二者間完結しようとしてるからです。ひとりで立ってい続けられているのは、たくさんの人々の支えがあってこそ。それが理解できると、独立してうまくいくようになりますよ。

 

苦手な人は課題として取り組んでも良いくらい重要なことですので、じっくりやってみてください。生理的に無理!という場合は独立起業を目指さないほうが、幸せな人生を送れるかもしれません。

 

 

 

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