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2020.03.16

救いようのないバカ

こんばんは。佐藤友子です。私は日々、さまざまな相談を受けますが、うまくいきやすい人と、いきにくい人がいます。今日はざっくばらんに、オブラート少なめで(笑)そのあたりを書いていきます。もしかしたら、私のことを嫌いになる人もいるかもしれません。(苦笑)

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(ブログランキングの応援ありがとうございます。今日は救いようのない考え方をする人々についてです)

 

ダメな人は「ハッキリ言われても」気づかない

日々相談を受けて、もどかしいなと思うことがあります。それは、だいたいの人は自分のことを過大評価、つまり実力よりできると思っているイタイ人だということです。(もちろんご多分にもれず、私もそういうところはあります)

 

看護師時代も含めて、私は本当にたくさんの人に会ってきました。そして話してきました。そこで思うのは、やはりうまく行く人と行かない人がいるということです。そして、残酷ですが、うまくいく人は初めからうまく行くし、いかない人は自力ではうまくいきません

 

当たり前のように聞こえますよね(苦笑)。でも、そういう当たり前のことこそ、難しいものなんですよね。うーんわかります。しかも、うまくいく人って、他人からのアドバイスや他人との話を「自分ごと」に置きかえるのがすごく上手いんですよ。ですからどんどん人から吸収します。逆に言えば、自分の力だけでは限界があることを、よく知っているのです。つまりうまくいく人は、「他人の力の借りかた」を熟知しているのです。

 

いっぽうで、本当に残酷なことですが、うまくいかない人は、せっかく先輩や先生が「ハッキリ」言ってくれているのに、それにすら気づきません。仕事柄、私もアドバイスさせていただくことが多いですが、本当にこの人はもったいないな…と感じることがたくさんあります。もっと厳しい言い方をすれば、さらに救いようがないような人もいます

うまくいかない人が使う用語集

私は、世の中全員のことを助けてあげたり、力になることは残念ながらできません。実際には、自社の講座にリアルタイムで参加してくれた人、過去に参加してくれた人、教材などを購入してくれた人などなど、「互いにコミットメントした人びと」が、私が一番に貢献したい人たちです。

 

なぜなら、彼らの悩み、いきたい方向、困っていることなどなどが、よくわかっているからです。さらに大前提として、「互いの信頼」がある。私も「彼らの役に立ちたい!」という思いがあるのです。

 

しかし、そうではない人から時々相談されたりすることもあります。例えば、メールマガジンに寄せられる相談だったり、たまたまメッセージをやりとりしたタイミングだったり、単発のセミナーでちょっと質問をいただいた程度だったり。

 

そういう時、だいたい受け答えとその人の感じを見れば、どのくらい収益になっているのか?なぜ、それ以上いかないのか?なぜ、うまくいっていないのか?これからもうまくいく見込みがないのか?がわかります。そこで、うまくいかない人がよく使う言葉があります。

 

・この(短期間の)やりとりだけで、かなりのことが学べました!

・だから自分でやってみます!

・これからも佐藤さんのメルマガとかブログを読んで必死に頑張ります!

・気づきがたくさんで目から鱗で、感動しました!

 

あの、この際ハッキリ言ってもいいですか…。断っておくと、別にいじわるで言っているのではありません。ハッキリ言っても全くひびかないので、もっとハッキリ、オブラートをかなり薄めにして言わないと、このままでは地獄に落ちると思うので言わせていただきます。

 

この考え方、ダメどころか終わってますよ。「このまま」では救いようのないバカです。

 

冒頭で述べたように、自分の実力がわかっていなくて、実力以上にできると思い込んで、気分が高揚しているだけです。

 

例えていうと、すぐにでも輸血が必要な状態なのに、「心を入れ替えて、生活リズムを整えます!」と言っているようなもの。「生活リズムを整える」というのも、具体的に何を指しているのか謎ですし、心を入れ替えるというのは気分の問題で、3日もすれば元に戻ります。自分の緊急性がわかっていないのです。

 

ゆでガエルと救いようのないバカ

このように、自分の状況をよくわかっていないと、ゆでガエルになります。ゆでガエルとは、熱湯にカエルを入れるとびっくりして飛び上がりますが、常温の水にカエルを入れて、少しずつ少しずつ温度を上げていくと、その変化に慣れて出ようとしません。水の温度がかなりあがってぐらぐらと煮立ったときには、もう飛び上がる力が残っておらず、茹であがって死んでしまうという例えです。

 

このように、「ひとりでやってみよう!」というのは、今の状況から出ようとせずに、温度が少しずつ上がっていく状況にいるだけです。ゆでガエルになりますよ。

 

そして数年後に、「もう限界です!」と私のところにまたいらっしゃるのです。(苦笑)そして判で押したように、「最初からしっかりやれば良かった。時間はかえって来ない!」とおっしゃいます。一人だけではありません。そういう人には、厳しいフィードバックもたくさんしますし、同時に大いに励まし、力になります。ようやく、ゆでガエルになるところだった!と言う自分に気づき、現実を見る覚悟をしたからです。

 

しかし残念なから、一度会っただけだったり、ちょっとやりとりしただけの人は、「ああ、この人このままじゃ救いようがない」と思ったとしても、現実を伝えると傷ついたりする場合があるので、何も言いません。笑ってさようならです。まぁ、本人にとっても余計なお世話かもしれませんし。

 

ということで、ゆでガエルにならないように、一度の気づきではなく、ちゃんとフィードバックを「もらい続ける」。厳しい現実を「ちゃんと伝え続けてくれる」。そういう存在を見つけてください。それはもちろん、別に私じゃなくてもいいですよ。相性とかもありますから。けれど家族とか友達ではダメで、ちゃんと「自分のゴールをわかってくれる人」にしてください。

 

基本から応用まで、しっかりと地に足をつけてとりくみたい!という方がいたら、私たちの講座はぴったりかもしれませんね。厳しい現実をお伝えするぶん、一緒のゴールに向かってともに走りますよ。

 

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