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2021.02.05

貧乏なメモ魔

こんにちは。佐藤友子です。メモ術、ノート術など、書き込む系のメソッドってありますが、あなたは「メモの罠」にハマっていませんか?

 

「メモでいっぱいになった!」それいつ使うの?

先にことわっておくと、メモが悪いわけではありません。私も学習をするときは必ずメモをとります。ただし、メモに関しては速攻使うものと、思い出すときのカンペ用くらいしかないです。

 

だって、たくさんメモを取っても、きれいにノートをとっても、どうせ使わないことの方が多くないですか?(苦笑)

 

ここでいったんブログを読むのを止めて、ここ1去年1年で取ったメモを、以下の視点で測定してみてください。

(1)どのくらい見直したか?

(2)実際に行動に移した内容は何割だったか?

 

感覚じゃなくて、測定することが重要です。活用率が100%にならなくてはいけないわけではないですが、仮に活用率が1%(100枚取ったメモのうち、1枚しか実際に活用していない)だったとしたら、メモを取るためにメモをしている。みたいな状態ですよね。仮にビジネスの勉強のためのメモであれば、それはいつ売り上げや利益に変化するのか…。

 

こういった場合は、不要なことまで書き留めている場合が多いです。つまり、情報をたくさん収集している割には、処理が下手。

 

「気づき」をメモしていませんか?

不要な情報を収集することで、貴重な時間を圧迫している。結果「時間がない!」になる。不要なメモを取る時間を減らせば、かなり時間ができますよ。

 

とはいえ、こういう人はとても真面目なんですよね。真面目なので、誰かが話している言葉を一言一句聞き逃すまい!とメモしたり、気づきを大量に書き留めたりする。そりゃ時間がなくなりますよね。

 

私は講座等でお話しする際には、必ず最初に「学び方の原則」的なことをお伝えしています。だって、学ぶことが上手くなれば、誰のどんな話を聞いても、日常のどんな事例でも、効率よく活用することができるようになるからです。

 

メモ魔になってしまう人は、メモがどうのこうのと言うよりも、学び方が下手である可能性が高い。メモを取る際には、話し手の言葉よりも気づきよりも、何をメモするべきかを知っていますか?弊社の講座に参加されている方ならわかりますよね?(テストに出しますよ!テストないけど。笑)

 

たんにノウハウを伝えるだけなら本でも読めば良いわけですが、私たちは「自力の向上」を提供したいので、このような「学び方」という部分からレクチャーしています。

 

メモ魔のように学び方が下手なパターンの人は、これが上手くなるだけでもかなり結果が出る速度を早くすることができます。逆にいえば、学び方が下手ということは、知識をうまく血肉にできていないということ。つまり栄養の吸収率が悪いのと同じような状態です。消化不良でお腹を壊してばかりでは、いくら食べたってムダですよね。

 

栄養になっていないから「もっと食べなきゃ!」と食べる量(情報)を増やし、身にならないのでどんどん貧乏になる。というわけですね。

 

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