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2021.02.07

メルマガの読者を増やす方法(後編)【保存版】

こんにちは。佐藤友子です。メルマガの読者を増やす方法(前編)の続きです。前編を読んでないかたは、前編からどうぞ。※メルマガだけではなくてPUSH式の媒体であれば、どんなものにも応用できます。

 

効果を出すメルマガの作成手順

そもそもなのですが、メルマガの読者を増やす前に考えるべきことがあります。それを考えずに読者だけを増やしても、まったく意味がありません!

 

ということで、メルマガの目的・目標を決めましょう。たとえば、以下のような形です。

目的:自社商品を必要な人に届ける

目標:自社商品の販売を行う

目的と目標がごっちゃになる人がいます。この時点で間違っているから、成果が出ないんですよ。目的も目標も、どちらも「めざすところ」という意味では一緒です。しかし、目的は「成し遂げたい状態」目標は「そこに到達できたと判断できる具体的な基準」と考えると良いです。

 

文字で説明してもわかりにくいので、↑の例でやってみましょう。

 

目的:自社商品を必要な人に届ける

であれば、何をもって必要な人に届いたと判断できますか?いちばん簡単なのは、販売できたかどうかですよね?ですから、

目標:自社商品の販売を行う

となります。これが、「目標:自社商品を必要な人に届ける」となってしまっており、「それで、具体的に何をすればいいの?」がわからなくなり、メルマガも何を書いていいのかわからない…。読者からしても「何を言いたいのかわからない…」→読まれない!となってしまいます。

 

もっと具体的に、

目標:自社商品を今月は◯個販売する

とかにすると、さらに具体的な行動が立てやすくなりませんか?

 

さらにさらに、メルマガの目的・目標として適しているかを確認するために、メルマガと関連させてみましょう。

 

目的:自社商品を必要な人に届ける(ための手段としてメルマガを運用する)

目標:自社商品を今月は◯個販売する(ための手段としてメルマガを運用する)

しっくりきますね。

 

ご自身の事業や具体的な構想がある人は、ここまでの話で自己事例に当てはめることができますが、そうでない人は難しいかもしれません。ですので、簡単に例を出しますので、この中から選んでやってみてください。(表現として目的と目標が混ざってますが、この辺はご自身で選んでください)

 

  • 自社商品の販売数を増やしたい
  • テストマーケティングしたい
  • 販売(教育)を自動化させたい
  • ファンを増やしたい
  • 有益な情報を届けたい
  • どんなニーズがあるか調査したい
  • どのような人が集まるのか試したい

 

などなどです。それが設定できたら、この目標から逆算してメルマガを作っていきます。読者を集める方法を伝える前に、メルマガ全体の設計について話さないと意味がないのでお伝えしました。

 

3Notsは不十分!6Notsの壁を超えろ!

マーケティングを学んだことがある方ならご存知だと思いますが、「3Notsの壁」という言葉があります。

  1. Not Read(読まない)
  2. Not Believe(信じない)
  3. Not Act(行動しない)

という壁が、読者目線になるとあるということですね。

 

メルマガが届いても「読まない」、読んでも「信じない」、信じても「行動しない」と、壁があります。難易度が高いですよね。まぁでも、普通に考えれば見ず知らずの人や会社の商品をいきなり買うか?と言われると、疑り深くなるもんですよね。読者の立場にたてば、気持ちはわかります。

 

しかし!これはあくまでメルマガに登録してもらってからの話であって、「そもそも登録者数が増えないのだが?」という悩みは解決されません。いくら3Notsの壁をこわそうと頑張っても、読者は増えないというわけです。

 

さらに話をややこしくするようで申し訳ないのですが(笑)、読者を獲得するというところから、(仮に)商品を販売するというところまでカバーするとなると「6Notsの壁」というものがあると、私は考えています。壁が増えてしまいました…(笑)。

 

「実践型ビジネススクール」というカリキュラムに参加してくださっている方にだけ伝えていることの一部を、今日は特別に伝えさせていただきますね。

 

  1. Not Know(知らない)

  2. Not Act(登録しない)

  3. Not Open(開かない)

  4. Not Read(読まない)

  5. Not Believe(信じない)

  6. Not Act(行動しない)

 

意味、わかりますか?ちなみにNot Actが2つあるのは間違いではなくて、違う種類のNot Actの壁が2回出てくるということです。

 

具体的には、メルマガ全体は↑の「6」の壁を越えるところから設計していきます。見込み顧客からすると「1」の壁から越えていきますが、配信する私たちの立場からすると「6」が目標に近いため、「6」から設計していくというわけです。

 

ここはすごく重要!「ゴールから逆算」です。※もちろん、完全に逆算しきるわけではなく、臨機応変にニーズをきいて調整しても良いですよ。

 

ということで、6Notsの壁を越えること、かつ6つ目のNotの壁を越えるところから設計するのが、メルマガの運用については重要課題である。ということを前提としてご認識ください。

 

メルマガ読者を増やす方法

今回の記事は、「読者を増やす方法」ですので、該当するのは

  1. Not Know(知らない)

  2. Not Act(登録しない)

の2つとなります。6Nots全てを解説しませんが、ごめんなさい、そこはご容赦ください。該当事項が2つだけなので、そこ集中してお伝えします。興味があれば、ぜひ講座へのご参加お待ちしております(すみません、宣伝になっちゃいました!笑)。

 

以下、説明していきますね。

 

(1)Not Know(知らない)

そもそもメルマガの存在を知られなければ、登録してもらうことができません。当たり前ですが。ですから、まずは知ってもらう工夫をすることです。わかりやすい例としては、あなたがこれまで登録をしたメールやLINEなどの企画を参考にすることです。

 

これまで思わず登録をしたものは、そもそもどうやって知りましたか?

 

  • 友人が紹介してたから→どこで?どの媒体で?
  • たまたま広告で目にしたから→どこで?どの媒体で?
  • 他のメルマガのおすすめに出てきたから→どのプラットフォーム?
  • 元々知り合いだったから→どこで知り合った人?もっと増やすにはどうすれば良い?

 

と深掘りしていきます。メールボックスやLINEを開いて今すぐ確認してください。そして、あなたならどの方法を選べば効果的だと考えますか?次のNot Actにいく前に考えてみてください。

 

(2)Not Act(登録しない)

(1)を超えても、そのメルマガやLINEなどに魅力がないと登録してもらえません。この分析方法は(1)と同じですが、これまで登録したメルマガやLINEのどんなところが「登録しよう」と、あなたを行動させましたか?

  • 特典
  • 内容
  • キャッチコピーが刺さった
  • 配信者の容姿
  • 何かの限定性がついていた

などなど、何か理由があるはずです。

 

こちらも、メールボックスやLINEを開いて今すぐ確認してください。そして、(1)と同じように、どう対策すべきか?を考えてみてください。

 

Not Know、Not Act(登録しない)に関しては以上です。テンプレートのように、〇〇するだけ!という伝え方は私たちはしていません。なぜなら、みんな同じような見え方になってしまい、すぐに効果がなくなるからです。

 

しかし効果がある方法はあなたなりに取り入れ、あなたなりに再現すべき。という意味では、↑の方法が一番再現しやすいと考えます。

 

ちなみに、この6Notsの壁は、検索などをしても出てきません(3Notsはたくさん出てきますが)。私が「3Notsだと不十分だよね?」と体系化したものだからです。

 

時々、「佐藤さんって元々看護師で、マーケティングとかやってなかったのにできるんですか?」と意地悪を言われることがありますが、マーケティング自体は資格がなくても別にできますよ。経験としては、多くの人が知らずにやっているはずなんですよね。だからあなたもできるはず。

 

私の立場で申し上げれば、むしろ看護師として長年人間観察をしてきたからこそ、「人間ってこうだよね?」と論理的に考えればわかることが多いので、それを再現しているだけ。

 

あとは、それら仮説を立てたものを計測して検証していく作業をするのみ。こうしてノウハウが作られていくというわけです。経験や肩書きも大事ですが、それ以上に効果や検証に重きを置いていくと、結果がついてきますよ。

 

個人的には、マーケティングの設計をするときに、ナイチンゲール大先輩の本を読み返したりすることもあります。意味わかんないかもしれませんが(笑)、抽象←→具体を行ったり来たりできれば、まったく畑違いのところから良いアイデアが浮かんだりするものです。

 

と…話がそれましたが、メルマガ全体の話をすると、読者の増やし方「しか」解説しておらず恐縮ではありますが、お役に立てば幸いです。ぜひ活用してくださいね!効果があれば、ご報告いただけると、私ども一同嬉しいです!

 

ほかに、何か特集してほしいことなどありましたら、お気軽にリクエストくださいね。

 

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