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2021.08.11

あなたの話は聞「け」ない!?

こんにちは。佐藤友子です。

 

Q「どうしたら差別化できますか?」

たとえば、リラクゼーションサロン、整体院、コンサルタント、士業etc…「よくある職業」ってありますよね?そんな中で「どのように他と差別化すれば良いのかわかりません」という質問をよくいただきます。あなたは悩んだことはないですか?

 

つまり、ポジショニングはどうすべきか?という問いなのですが、答えは2種類あります。1つはポジジョニングにはいくつか手法が存在するので、「やり方」を知ってその通りにやることです。

 

 

しかし、ここでひとつの疑問が生まれます。競合や同業が多い職種は、ポジションが似たり寄ったりになりがちですよね?では、うまくいっている人や会社は、みんなめずらしくて奇抜なことをやっているのでしょうか?そうではないですよね。

 

「つまんない人」のつまんない話は誰も聞「けない」

ここで「個性」が重要になってきます。2つ目の答えです。抽象的な話になるのですが、個人や会社に「厚み」をもたせてください。

 

英語の5W1Hという6種類の疑問詞を、おそらく中学生の頃に習ったと思います。この6種類の疑問詞は状況を説明するのに優れています。Whyなぜ、Who誰が、Whenいつ、Whereどこで、What何を、Howどのように、となりますね。

 

ビジネスにおいてもこれらの要素が重要です。なぜなら多くの「要素」を総合的にみて、見込み顧客はあなたのことを判断しているからです。

 

つまり、差別化、ポジショニングというのは「〇〇の専門家」みたいな浅いポジショニングではなく、WhyやWhoなどの一見関係なさそうな要素も関係してきているのです。ここを深めていかないと、ポジショニングは成功しません。キャッチコピーや肩書きができていても「なんか浅いな…」と離脱されます。

 

「何を買うかではなく、誰から買うかだ」といのは、マーケティングの業界で2010年頃から言われてきたように記憶しています。約10年経って、今はジャストでその時代なんだなと肌で感じています。

 

つまらない人のつまらない話は誰も聞「か」ないなんていう能動的なものではなく、聞「け」ない、つまり無理!のレベルに時代は来ているのです。もしもポジショニングをやってるつもりでも閑古鳥が鳴いている場合は、見込み顧客から「つまらない人だ」認定をされている場合があるということです。

 

もちろん、情熱や人間的魅力・深み・おもしろさだけがあってもダメで、それらをテクニックで「伝わる化」する必要はありますので、つまるところ両方必要ということになりますね。

 

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